先日、高崎市下和田町にお住いのお客様から「年数が経ったのでメンテナンスが必要か見てもらいたい」とのお問い合わせをいただき現場調査へ伺いました。
築17年で初めてのメンテナンスとのことだったので、屋根や外壁、細かな付帯部まで念入りに調査をしていきました。
この記事では、調査の様子と適切なメンテナンス方法についてご紹介していますので、ぜひ最後までご覧になってください！

■屋根の調査

今回のお家ではセメント瓦が使用されていました。
調査をしていくと、全体的に色あせが確認できました。

色あせは紫外線や雨風にさらされたことによって発生する、初期の劣化症状です。
色あせはすぐにメンテナンスが必要になる症状ではありませんが、このまま放置してしまうと、雨水を吸収するようになり、瓦自体が劣化してしまいます。
瓦が劣化すると割れやすくなるため、塗り替えでのメンテナンスができなくなり、瓦を交換しなければならないこともあります。
異変を感じた段階で、早めに塗装を施すことによって屋根を長持ちさせることにも繋がります。

■外壁の調査

今回のお家では、ジョリパット仕上げのモルタル外壁が使用されていました。
ジョリパットとは塗料と砂を混ぜて作った壁材を塗布して仕上げるモルタル外壁の工法の一つです。
調査をしていくと、ひび割れが確認できました。

このひび割れの原因を簡単に説明しますと、表面の塗膜が劣化してひび割れている状態です。
さらに深堀して説明すると、ジョリパットは雨水を吸収すると膨張し、乾燥すると収縮する特徴があり、この動きに耐えられなくなるとひび割れが発生してしまいます。
ひび割れを放置してしまうと、となくがはがれたり、お水が侵入しお家の内部まで影響を及ぼしたりしてしまう可能性もあります。
ジョリパットは高圧の水圧には弱いので、適切な水圧で表面をきれいにした後、塗装を施し防水性を高めることが必要です。

さらに調査していくと、換気口付近に汚れが付着していることが確認できました。

換気口からは室内からの油が混ざった空気が排出されており、ほこりなどと混ざり合うとお写真のように黒ずんだ汚れになってしまいます。
さらに、雨が降ったことによって汚れが水滴となり外壁に流れ落ちりため、黒い筋状の汚れになってしまっています。
ただ換気口からの排出物は生活をしていくうえで、避けることができないのが現実です。
そこで私たちができる対策は、汚れが付きにくい環境を作るということです。
ミヤケンが取り扱っている塗料の中には、他の塗料に比べて汚れをつきにくくするという特徴をもった「低汚染塗料」というものがあります。
「低汚染塗料」についてご説明している動画もあるので、ぜひご覧ください!

▼関連動画はこちら！▼
・ミヤケンダントツ人気！「超低汚染塗料」の汚れにくさを3年間検証！
・2023年最新版!!ミヤケンの人気塗料プランランキング！

■雨樋の調査

続いて付帯部である雨樋を調査していくと、金具部分がさびていることが確認できました。

さびは紫外線によって塗膜が劣化することによって発生します。
現段階でも腐食が進んでいることがわかります。
このまま放置してしまうと、金具が外れてしまったり、雨樋自体にもさびが侵食し穴が開いてしまったりする可能性があります。
今回は、表面的なさびだけでしたので交換は必要がなかったので、研磨した後さび止めを塗布してから、金属専用の塗料で塗装する補修方法をご案内しました。

その他にもお家の付帯部を調査して、今回の現場調査が終了しました。
後日お客様のご要望に合ったプランをご案内させていただきました。

普段生活しているとお家の小さな変化には気づきにくいものです。
「まだ見た目も悪いわけではないから大丈夫だろう」とは思わず、一度ぐるっとお家の周りを確認してみるのもいいでしょう。
「塗装が必要な状態かわからない」とお悩みの方はぜひミヤケンまでお問い合わせください！
ミヤケンでは調査からお見積り作成まで完全無料で行っております！しつこい営業や訪問などは行っておりませんのでご安心ください。

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