雹で欠けた雨樋も確認 太田市西新町の屋根外壁を現場調
2026.09.25 ミヤケン太田店発信ブログ
この記事を書いた人
営業部 菅原
営業部/2019年入社/高崎市箕郷町出身 お客様が喜ぶ笑顔の為に、どんなことでも全力でご対応いたします。 休日には妻と2人の娘とドライブに行くことが趣味。
ミヤケンのイベントにご来場いただいた太田市西新町のお客様より、現場調査のご依頼をいただきました。会場でお聞きしたのは、「屋根と外壁の色が全体に薄くなってきた」というお悩みです。あわせて、「夏の雹で雨樋が傷んだかもしれない」というお話もありました。気になる点をまとめてご相談いただき、お住まい全体を確認することになりました。
ミヤケンでは、塗装で失敗しないための無料セミナーやイベントを定期的に開いています。工事を決める前に、知っていただきたいことをお伝えする場です。今回のお客様も、会場で知識を深めたうえで調査へ進まれました。
お伺いしたのは、スレート屋根とALC外壁のお家でした。調査したのは、屋根と外壁、コーキング、そして雨樋の4か所です。この記事では、部位ごとの状態と原因、そのままにした場合のリスク、メンテナンスの方法をお伝えします。ミヤケングループ全体での累計施工実績は35,000件以上です。屋根の上は、高所カメラを使って安全に確認しました。この記事は、約8分で読み終わります。
■スレート屋根の調査

屋根は、塗り替えの時期に入っていました。スレート屋根の全面で色あせが進み、もとの色が薄くなっています。屋根材の割れや欠けはなく、下地の状態も落ち着いていました。塗装で対応できる段階です。
お住まいの中で、屋根はもっとも紫外線を浴びる場所です。太陽は上から照りつけます。そのため、屋根が受ける紫外線の量は、壁面を大きく上回ります。壁より先に屋根が傷むのは、この違いによるものです。紫外線は塗膜の樹脂を分解し、水をはじく力から先に奪っていきます。色が薄く見えるころには、防水の力がすでに落ちています。
そのままにすると、スレート屋根は雨水を吸うようになります。セメントを固めた屋根材は、水を含んで乾くたびに反ります。反りが進めば、端の浮きや割れにつながります。冬の朝に冷え込む太田市では、吸った水が凍って内部から傷むこともあります。屋根材の交換となれば、費用は塗装の何倍にもなります。
メンテナンスは、洗浄と塗り替えです。ここで大切なのが、下塗りの入れ方です。色あせが進んだスレート屋根は、乾いたスポンジのように塗料を吸い込みます。下塗りが足りないと、上塗りの塗料まで吸われてしまいます。その結果、塗膜が薄くなり、早い時期にはがれます。ミヤケンでは、吸い込み具合を確かめながら下塗りを重ねます。必要に応じて2回入れることもあります。仕上がりでは見えない工程ですが、もちを大きく左右します。
■ALC外壁の調査

外壁では、色あせとチョーキング現象が確認できました。壁を手でなでると、白い粉が付きます。色も全体にくすみ、新築当時の明るさが失われていました。
チョーキング現象とは、塗膜の成分が粉になって表面に出てくることです。塗料は、色をつくる顔料と、それをつなぎとめる樹脂でできています。紫外線が樹脂の結びつきを切ると、顔料が粉となって浮き出ます。色あせと粉ふきは、同じ変化のふたつの見え方です。
お住まいの外壁は、ALCという建材でした。ALCは、内部に細かな気泡をたくさん含んだコンクリート板です。軽くて丈夫で、断熱性と耐火性に優れています。すぐれた建材である一方、気泡が水を吸いやすいという性質もあります。ALCの防水を担っているのは、表面の塗膜だけです。塗膜の力が落ちると、水を防ぐものがなくなります。
水を吸ったALCは、内部の気泡に水分をためこみます。冬の冷え込みで水分が凍ると、気泡の壁が押し広げられます。凍って溶けてをくり返すうちに、表面がもろくなっていきます。ALC外壁は、塗り替えの時期を守ることがとくに大切です。粉が出ている今が、そのタイミングです。
メンテナンスは、高圧洗浄のうえでの塗り替えです。粉が残ったまま塗料をのせても、塗膜は密着しません。洗浄でしっかり落としたあと、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げます。今回お選びいただいた塗料は、後半でご紹介します。
■コーキングの調査

目地のコーキングには、ひび割れが見つかりました。表面に細かい筋が入り、弾力が落ちています。ALC外壁はパネルを一枚ずつ並べて貼るため、目地の数が多い構造です。そのぶん、コーキングの役目も大きくなります。
ひび割れが起きるのは、素材の性質によるものです。コーキングには、やわらかさを保つための成分が含まれています。この成分は、紫外線と熱で少しずつ抜けていきます。やわらかさを失った材料は、パネルの動きについていけません。ALCパネルは、地震や気温の変化でわずかに動きます。その動きを吸収するクッションが、目地のコーキングです。硬くなれば、表面から裂けていきます。
ひびが深くなると、そこから雨水が内部へ入ります。ALCは水を吸いやすい建材です。目地から入った水は、パネルの内部や下地へ広がります。外から見えないため、気づいたときには傷みが進んでいることもあります。新築から10年から12年が、交換のひとつの目安です。
メンテナンスは、打ち替えをおすすめします。古いコーキングをすべて取り除き、新しい材料を充填する方法です。このとき大切なのが、コーキングを両側の面だけに接着させる考え方です。底の面まで接着すると、パネルが動いたときに引っぱられて切れます。ミヤケンでは、底にバックアップ材を入れて逃げをつくります。目地が動きを吸収できる形にすることで、防水の力が長く保たれます。
■雨樋の調査

雨樋には、欠損が見つかりました。ふちの一部が欠け、割れも入っています。お客様がお話しされていた、夏の雹によるものと考えられます。塗装では直せない状態です。
群馬県は、雷や雹が発生しやすい地域として知られています。夏の午後、強い上昇気流が発達すると、氷の粒が降ってきます。雨樋は、その衝撃を真上から受ける部品です。多くの雨樋は塩化ビニル樹脂でできています。紫外線を浴び続けて硬くなった樹脂は、衝撃に弱くなります。日ごろの劣化と、雹という一度の力が重なった結果です。
欠けた雨樋を放置すると、雨水が決まった道を通らなくなります。屋根から落ちた水は、欠けた場所から直接こぼれます。こぼれた水は外壁をたたき、汚れやひび割れの原因になります。地面に落ち続ければ、基礎まわりに水がたまります。ALC外壁は水を吸いやすい建材です。雨樋の欠損は、外壁の寿命にも影響します。
メンテナンスは、傷んだ部分の交換です。欠けた部品を新しいものに取り替え、残った部分は塗装でととのえます。なお、雹などの自然災害による破損は、ご加入の火災保険で対応できる場合があります。くわしくは、保険会社へご確認ください。雨樋や屋根まわりのくわしい情報は、ミヤケンの屋根専門サイトでも紹介しています。
■屋根にご提案した「遮熱無機塗料」
屋根には、遮熱無機塗料をご提案しました。ふたつの働きを持つ塗料です。
特徴1は、遮熱の機能です。太陽の光には、熱に変わりやすい赤外線が含まれています。遮熱塗料は、この赤外線を反射します。屋根の表面温度が下がれば、屋根裏にこもる熱も減ります。2階の室温の上がり方がやわらぎ、冷房の効きも良くなります。
特徴2は、無機成分による高い耐久性です。無機成分は、石やガラスに近い性質を持ちます。紫外線を受けても分解されにくく、塗膜が長く形を保ちます。屋根は、お住まいでもっとも紫外線を浴びる場所です。だからこそ、紫外線に強い塗料が力を発揮します。
■ミヤケン一番のオススメ「極コート無機塗料」
外壁には、ミヤケンオリジナルの「極コート無機塗料」をご提案しました。ミヤケンがもっともオススメしている塗料です。水を吸いやすいALC外壁と、相性のよい塗料でもあります。
強みは、無機成分の性質にあります。無機成分は紫外線に強く、塗膜が長い期間その形を保ちます。塗膜が形を保つかぎり、ALCの気泡へ水は届きません。防水の力が長く続くことが、そのままALCを守ることにつながります。
もうひとつの強みは、汚れへの強さです。表面がなめらかに保たれ、コケやカビも抑えます。今回は屋根も無機の塗料でご提案しました。お住まい全体の耐久年数がそろうため、次の塗り替えの計画も立てやすくなります。くわしくは、下の動画で紹介しています。
■太田市西新町の現場調査を終えて
太田市西新町のお客様には、後日あらためてお見積もりをお持ちします。屋根は遮熱無機塗料、外壁は極コート無機塗料、コーキングは打ち替え、雨樋は傷んだ部分の交換を軸としたプランです。ご予算とお考えに合わせて、複数のプランをご用意します。
はじめのご相談は、「屋根と外壁の色が薄くなった」「雹で雨樋が傷んだかもしれない」というお悩みでした。調査を終えて分かったのは、ふたつの話がつながっていることです。色あせもチョーキングも、紫外線が塗膜を分解した結果でした。同じ紫外線は、雨樋の樹脂も硬くしていました。硬くなっていたからこそ、雹の衝撃で欠けたと考えられます。だからこそ、紫外線に強い塗料で守り直すことが答えになります。工事をまとめれば、足場も一度で済みます。
イベント会場でのご相談から、現場調査までお任せいただきました。気になる点をためずにお話しくださったことに感謝しております。雨樋の欠損も、早い段階で見つけられました。
大切なお家だからこそ、見える場所だけでなく、屋根の上まで確かめてから工事を決めることが大切です。ミヤケングループ全体での累計施工実績は35,000件以上です。その経験をもとに、お住まいの状態に合わせたご提案をお届けします。現場調査とお見積もりは無料です。太田市西新町のみなさまからのご相談を、太田店でお待ちしております。
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ミヤケンでは、塗装で失敗しないための無料セミナーを定期的に開いています。塗料の選び方、見積書の見方、業者の見きわめ方をお伝えする内容です。今回のお客様も、イベント会場でのご相談から調査へ進みました。工事のご予定がまだの方も参加していただけます。お気軽にお問い合わせください。
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| 店舗 | 電話番号 | 地図 |
|---|---|---|
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| 前橋店 | 027-289-3838 | Googleマップ |
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