下地処理は塗装の命

2011.11.16 自分の想い

「ホームセンターで買ってきたペンキ・・

1年もたたないうちにに錆びちゃった。」

どうしても年数が経つと出てくる「錆」・・。

我々、塗装の専門家も頭を悩ます天敵だ。

たっぷり塗ってもなかなか長持ちしてくれない。

さらには、

塗れば塗るほど何故か剥がれてくる・・　ほんと厄介もんだ。


そんな時は、

いっそうの事、一からやり直し！

今まで蓄積された長年の「垢」をきれいに落とし、

すっきりしてから再挑戦！（ペンキ塗り）


しかし・・

これが塗るより手間な作業なんです。（汗っ）

時間はかかるが、

だんだんと見えてくる「下地くん」。

ずいぶんと何層にも守られていたんだね（汗。。）

これじゃあ、錆止め材を塗っても、鉄まで届かないね。

既存のペンキ・錆落とし
　　↓
強力な錆止め処理
　　↓
やっときれいにペンキ塗り（2回！）


そうすれば、

1年で錆び発生！なんていう事も防げます。


是非、日曜大工で塗装をお考えのお父さん・・・

「塗る前にはしっかりと下地処理」　　ですよ！



しかし今は・・

古くなったらすぐ交換！そんな時代かもしれないな。


でもね、

人様から見たら大したものじゃなくても、

その人にとっては、大切な想いでがたくさん詰まっているものもある。


おじいちゃんから息子へ・・・

おじいちゃんから孫へ・・・

古き良きものを次世代に受け継ぎ、

その中で歴史は築かれていく。


そしてその歴史を形に残す仕事が・・　　「塗装」

ふと、そんな事を考えると、

結構自分の携わっている仕事って、深いなあって思う。

３K（キツイ！汚い！くさい？）代表格の仕事でも、

考え方一つで、３K（最高～！）にかわる。（笑）


一生、関わり続ける「仕事」。

人生を楽しむ＝仕事を楽しむ　　だな。


よ～し！また明日から、

仕事！仕事！！仕事！！！

ガンガン前を向いて突っ走るぜ！