職人技は一日にして成らず!
2013.02.07 会社行事
「 職人技は一日にして成らず!」
間違っても、職人仕事は本では学べない・・
うんちくが分かっていも、身体に染み込ませるまでに時間が掛かる・・
頭での理解ではなく体で覚えるもの。
無論、1、2年では職人とは言えない・・ まだまだ小僧である・・。
通常でも、最低10年以上の経験を持って1人前になるかどうか・・
更に深く追求していけば、更に10年以上は掛かる・・。
ただ、決して年数で決まるわけではない・・
実際、「塗装職人歴10年!何でもお任せください!」という職人でも、
オイオイ・・ という場合もある(苦笑)
どれだけしっかりと経験してきたかが勝負である。
簡単そうに見えるが、奥が深い仕事である。
そんな中・・
我がミヤケンの小僧っ子チームも、日々の努力を怠らない・・。
天気の悪い日を活用し、倉庫でびっちりスパルタ指導!
でも最近は、毎日のようにニュースで、学校やスポーツ業界の「体罰」が話題になっているが・・
正直・・ 何だか複雑な想いもある・・。
勿論、手をあげることは論外だが、時に厳しい口調で指導する事もある。
職人の世界から言うと、厳しさの中に「礼儀」や「敬う」という精神が育つと思う・・。
先輩を敬い、礼儀を教わり、その心を持ってお客様に感謝の意を示す・・。
勿論、誰しも初めから出来る人間などいない。
ただ・・
「時間」という、誰にも平等に与えられたものを生かすも殺すも自分次第!
たった1年でも、、 やるとやらないでは雲泥の差が出てしまう・・。
職人は営業のように、「口」で稼ぐ職業ではない・・。
すべては「腕」で稼ぎ出すものだ。
最近では、営業マンが職人になったような愛想の良い職人が人気だが、
「腕」がついてこなければ、本末転倒である。
愛想はいいが、腕は三流・・ では話にならん。
挨拶や礼儀に関しては、我がミヤケンに就職すれば1か月で習得!
挨拶の仕方、声の大きさ、表情、身なりなど・・ 宮嶋スパルタ教育にかかればあっという間だ(笑)
だから、まずはしっかりとした技術を、いかに早く身に付けるかが大事である。
厳しいかもしれないが・・ 自分の為、そして家族の為。
早く自ら稼げる職人になってもらいたい・・。
そして大いに腕を振るって、
ミヤケン塗り職人として、日本一の職人集団を目指してもらいたい!
これから世に出る若者が憧れるような、
そんな、「かっこいい職人」になってもらいたい。
間違いなく、これからは職人が不足する世の中になってくる・・
だからこそ!
「古き良き日本の心を持った職人を、一人でも多く世に輩出する!」
言わばこの塗装業を営む経営者にとっては、使命以外の何ものでもない・・。
お客様の為・・ 世の中の為・・ 業界の為・・ すべてに関わる事だ、
しっかりと強い責任感と使命感を持ち、会社として本気で取り組んでいこう。
「職人教育は一日にして成らず」
今日も明日も明後日も・・
我がミヤケンのスパルタ教育は続いていくのである・・
めでたしめでたし・・(笑)