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屋根塗装の工程は?具体的な施工手順や方法を写真付きでプロが徹底解説!

屋根塗装の工程は?具体的な施工手順や方法を写真付きでプロが徹底解説! | 外壁塗装

屋根塗装工事は多くの場合、業者に依頼して施工してもらいますが、屋根塗装工事がどのような工程でおこなわれているか知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、屋根塗装の基礎工程について、一般的な工程と屋根の素材別の工程を解説していきます。その他、屋根塗装のスケジュールや屋根塗装をおこなう際のポイントについてもご紹介しますので、屋根塗装工事をおこなう予定がある方は参考にしてみてください。

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屋根塗装工事の基礎工程

屋根塗装工事の基礎工程

屋根塗装では、作業工程は重要な要素で、工程によって塗装の品質が大きく変わります。もし必要な手順が省かれていた場合は、仕上がりが良くなく、耐久性も低くなってしまいます。

業者によっては、屋根塗装の工程の詳細を説明してくれない場合もあるため、基本的な工程を知っておくことは重要です。また、工程を知っておくことで、施工された内容が正しいかどうかも判断できるようになります。

この記事では、屋根塗装の基礎工程について解説します。

 
 

高圧洗浄

高圧洗浄

屋根塗装で最初に行う工程が高圧洗浄です。屋根を塗装する前に、屋根についている苔やカビなどの汚れを高圧の水流で洗い流します。屋根に汚れが残っていると塗料が塗りにくくなったり、塗料がはがれ落ちる場合がありますので、この工程は重要です。

高圧洗浄の工程では、周囲に水が飛散しますので、洗濯物の外干しができなくなります。また、周辺の家庭でも洗濯物の外干しができない場合がありますので、あらかじめお願いしておく必要があります。

高圧洗浄では、一般的に水道水を使いますが、この水道水は家の水道を使います。水道代として1,000円程度かかりますので、あらかじめ理解しておきましょう。

高圧洗浄は、雨天でもおこなえますが、終わってから乾燥させる必要があるため、作業の日程を空ける場合もあります。

 
 

下塗り・上塗り

下塗り・上塗り

屋根塗装は塗料を1回のみ塗るのではなく、下塗り・上塗りと2回塗るのが一般的です。塗料によっては中塗りを含めて3回塗る場合もあります。

下塗りは、屋根の細かいひび割れの補修をしたり、屋根材と上塗りの塗料の接着剤としての役割で施工されます。下塗りは工程として重要で、もし下塗りをおこなわないと、どれだけ良い塗料を使っても色むらができたり、はがれやすくなったりしてしまいます。

一般的に下塗りでは、屋根の材質によって使用する塗料を変えます。屋根のひび割れなど劣化がひどい場合は、補修効果がある高価な下塗りをおこなう場合もあります。

下塗りが完了すれば、次は上塗りの工程に移ります。

上塗りで使う塗料は、カタログに記載されている希釈率を守り、塗料本来の性能が出るように塗っていきます。

塗料には乾燥期間が決められていて、その間は次の工程に進みません。そのため、1度塗るたびに、適切な期間を置く必要があります。

この乾燥期間は塗料によって異なるため、気になる場合はカタログをもらうなどして確認しておきましょう。

 
 

屋根塗装のスケジュールは?

屋根塗装のスケジュールは?

屋根塗装のスケジュールは、実際に施工する期間だけでなく、塗料の乾燥など施工しない期間も含みます。また、雨天の場合は施工がおこなえませんし、雨が上がっても屋根が濡れている状態では塗装はおこないません。

さらに、事前に近隣住民へ説明する時間なども含みますので、余裕のあるスケジュールを組んでもらう必要があります。

このような期間を考慮すると、屋根塗装にかかる期間は、10日〜2週間程度かかるのが一般的です。業者のなかには、かなり短い期間を提示する場合がありますが、必要な工程が省かれていることがありますので注意しましょう。

 
 

【種類別】屋根塗装工事の工程は?

【種類別】屋根塗装工事の工程は?

ここまで、屋根塗装の基本的な工程とスケジュールなどについて紹介しましたが、細かい工程については、屋根の素材によって異なる部分があります。

ここでは、屋根塗装の工程を屋根の素材別に解説します。

  • トタン屋根
  • コロニアル屋根
  • ガルバリウム鋼板屋根
  • モニエル瓦屋根
  • 折半屋根
  • スレート屋根
  • について、それぞれ紹介します。

屋根塗装の具体的な工程を知りたい方は参考にしてみてください。

 
 

トタン屋根塗装の工程

トタン屋根塗装の工程
トタン屋根の塗装の工程は、

  • ケレン
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • となっています。

ケレンは、屋根の下地処理の工程で、劣化した塗料をはがしたり、塗料の吸着力を高めるために既存塗膜の目を荒くします。

次が下塗りで、トタン屋根の場合は、錆止めの塗料を塗ります。錆止め塗料には、コスパが良くサビ止め効果が高い二液反応硬化型のエポキシ樹脂サビ止め塗料が使われます。

下塗りの後は、中塗りをおこないます。サビ止め塗料は紫外線に弱いため、保護する目的で中塗りが必要です。

中塗りの後は同じ塗料を使って上塗りをします。上塗りで塗りムラをなくし、厚みをつけることで気候の変化に耐性をつけます。

関連記事:屋根塗装工程(トタン)について

 
 

コロニアル屋根の塗装工程

コロニアル屋根の塗装工程

    コロニアル屋根の塗装工程は、

  • 高圧洗浄
  • 縁切り
  • 下塗り
  • 上塗り
  • となっています。

最初の工程は高圧洗浄で、屋根の苔などの汚れを落とすためにおこないます。この工程は屋根と塗料の密着性を高めるために重要です。

高圧洗浄が完了したら、次は縁切りをするためにタスペーサーを取り付けます。タスペーサーは、屋根材の縁切りをするための部材で、屋根材に隙間をつくるために必要です。屋根材の隙間を作ることで、雨漏り防止と通気性の確保ができます。

次の工程は下塗りで、屋根と上塗り塗料の密着性を高めるためにおこないます。

下塗りが完了したら、次は上塗りの工程になります。上塗りは2回おこなう場合が多くなっています。(1回目を中塗りと呼ぶ場合もあります)

関連記事:コロニアル屋根の塗装工事の工程のご紹介です。

関連記事:塗装が長持ちするための、大切な工程!コロニアル屋根の高圧洗浄

 
 

ガルバリウム鋼板屋根の塗装工程

ガルバリウム鋼板屋根の塗装工程

    ガルバリウム鋼板屋根の塗装の工程は、

  • ケレン
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • となっています。

ケレンの工程では、屋根材に研磨をおこないます。しっかりと目粗しをすることで、塗料の密着性を高めます。

次は下塗りの工程です。下塗りは屋根材と上塗りに使う塗料を密着させるためにおこないます。下塗りの塗料をローラーで塗り、段差などのローラーで塗れない部分を刷毛を使って塗ります。

その後は、中塗りと上塗りの工程です。中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。中塗りで塗料を密着させ、上塗りで厚みをつけながら色ムラがないように仕上げます。

関連記事:足利市で色褪せたガルバリウム鋼板のお家の屋根塗装工程をご紹介

 
 

モニエル瓦屋根の塗装工程

モニエル瓦屋根の塗装工程

    モニエル瓦屋根の塗装の工程は、

  • 高圧洗浄
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • となっています。

最初におこなう工程が高圧洗浄で、モニエル瓦では一番重要な工程です。モニエル瓦にはスラリー層があり、塗装する前にこれを取り除く必要があります。スラリー層が残っていると塗料がはがれやすくなります。

次は下塗りです。下塗りの塗料には浸透性が高い塗料を使い、屋根材に染み込ませるように塗っていきます。下塗りが完了した後は、下塗りの塗料と上塗りの塗料を密着させるため、中塗りをおこないます。

最後が上塗りの工程です。上塗りでは厚みをつけながら塗り残しや色ムラがないように塗っていきます。

関連記事:洗浄が大事!本庄市でモニエル瓦屋根の塗装工程をご紹介!

 
 

折半屋根の塗装工程

折半屋根の塗装工程

    折半屋根の塗装の工程は、

  • 高圧洗浄
  • ケレン
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • となっています。

最初の工程は高圧洗浄で、溜まっている砂や汚れなどを洗い落とします。折半屋根のさびている部分は高圧洗浄では落ちないため、ケレンの工程で研磨しておきます。

折半屋根はさびやすいため、下塗りではサビ止め塗装を使います。

次は中塗りと上塗りです。仕上げに使う塗料で、どちらも同じ塗料を使います。中塗りで基本的な部分を塗っておき、上塗りで厚みをつけながら仕上げていきます。

関連記事:サビてしまった鉄製の折半(せっぱん)屋根の塗装工程のご紹介

 
 

スレート屋根の塗装工程

スレート屋根の塗装工程

    スレート屋根の塗装の工程は、

  • 高圧洗浄
  • タスペーサーの設置
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • となっています。

スレート屋根では、まず高圧洗浄をおこないます。高圧洗浄をおこなうことで、屋根に付いている苔や砂埃を削り落とします。高圧洗浄は、塗料と屋根を密着させるために必要です。

高圧洗浄の工程として、タスペーサーを設置します。タスペーサーは、スレートとスレートの間に人工的な隙間をつくる器具で、雨漏り防止や通気性の確保のために必要です。

次の工程は下塗りです。下塗りは吸い込み止めのためにおこないます。

ただ、初めての屋根塗装の場合、高圧洗浄をすると屋根の素地が露出することが多く、下塗りをおこなっても塗料を吸い込むため、下塗りが2回必要です。

下塗りが完了したら、次は中塗りと上塗りです。中塗りは、下塗りの塗料と密着させるためにおこない、上塗りは厚みをつけて仕上げるためにおこないます。

関連記事:スレート屋根の施工方法をご紹介!

関連記事:スレート屋根塗装に必要な「ある工程」とは

 
 

屋根塗装は何日かかる?

屋根塗装は何日かかる?

屋根塗装にかかる日数ですが、実際に作業を行う期間のみで計算すると、5日〜8日が目安です。作業の内訳としては、足場の組立と解体に約2日、事前の高圧洗浄に1日、下塗りに1日、上塗りに1日〜2日程度、となっています。

この日数は、屋根の大きさや作業人数によっても異なりますので、目安として参考にしてください。また、高圧洗浄や下塗りの後は乾燥させる期間が必要なので、実際の屋根塗装にかかる日数は、この乾燥期間も含みます。

そのため、すべての期間を計算すると10日〜2週間程度になります。また、雨天では施工できない工程もあり、乾燥にかかる期間も伸びるため、さらに延長される場合もあります。

 
 

屋根塗装のDIY手順と注意点

屋根塗装のDIY手順と注意点

屋根塗装をDIYする際は、手順を守ることが重要です。ここでは、屋根塗装のDIY手順をご紹介しますので参考にしてください。

まずは塗料や塗装の道具をそろえましょう。道具などはホームセンターで購入可能です。

    必要な道具としては、

  • 洗浄用のホースか高圧洗浄機
  • ハケ
  • ローラー
  • 軍手、汚れてもいい服
  • ヘルメット
  • 落下防止の安全ベルト
  • マスカー
  • ケレン用のかわすき
  • 下塗り用塗料
  • 上塗り用塗料
  • があります。

道具をそろえたら、まずは高所での作業をするために足場を組む必要があります。また、足場の周辺にメッシュシートをかけることで塗料の飛散を防ぎます。ただ、足場の設置は作業人数が必要で、DIYでおこなうのは難しいため、業者に依頼する必要があります。

塗装をする前に、屋根のサビや塗料のはがれなどがあれば、かわすきではがします。この工程を省くと塗装をしてもすぐにはがれるため、必ずおこないましょう。

その後、屋根の下塗りをおこないます。

下塗りが完了したら、一旦塗料を乾燥させ、その後、上塗りの工程に進みます。 塗料によっては、上塗りの前に中塗りをおこなう場合もあります。基本的に、中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。

上塗りが完了したら、最後に縁切り作業をおこないます。

屋根は塗装すると隙間が塗りつぶされますが、屋根には雨漏り防止のために、内部の水を排出するための隙間が必要です。この隙間をかわすきやカッターで作ります。

最後に足場を解体します。この工程も業者に依頼します。足場を解体する前に塗り残しがないか確認しましょう。

このように、屋根塗装はDIYでも可能ですが、足場の組立と解体は業者の力が必要になります。またDIYでは作業が危険な上、塗装の完成度も低くなりがちなため、可能であれば業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼すれば、危険な作業は不要で、アフターフォローも付くというメリットがあります。

関連記事:外壁塗装のDIYと業者へ依頼、総合的に見てどっちがお得?

 
 

外壁や屋根塗装をおこなう際のポイント

外壁や屋根塗装をおこなう際のポイント

外壁や屋根塗装をおこなう場合には、重要なポイントがいくつか存在します。屋根塗装で失敗しないためにも、ポイントを抑えておくことをおすすめします。

    屋根塗装をおこなう際のポイントとして、

  • 塗料選び
  • 外壁と屋根の同時施工
  • アフターフォロー
  • について解説します。

屋根塗装を検討している方は参考にしてみてください。

 
 

塗料選びはとても重要

塗料選びはとても重要

屋根塗装で使う塗料はどんな塗料でもいいという訳ではなく、屋根の素材に適切な塗料を選ぶ必要があります。また、屋根塗装の耐用年数も塗料の種類によって異なり、一般的に、耐用年数が高い塗料ほど価格が高くなる傾向にあります。

屋根塗装のコストを下げたい場合は耐用年数が低い塗料を使うことになりますが、コストが安い塗料を使うと、屋根塗装をおこなう頻度が高くなるため、コストについては、長期的に考えて塗料を選びましょう。

関連記事:屋根塗装の寿命はどれくらい?塗料の耐用年数や長持ちさせるコツも紹介

 
 

外壁と屋根は一緒に施工すると節約できる

外壁と屋根は一緒に施工すると節約できる

屋根塗装と外壁塗装をおこなう予定がある場合、両方の工事を同時におこなうとコストを節約することができます。

理由としては、屋根塗装などで使う足場の組立・解体が一度で済むためです。

屋根塗装と外壁塗装を別におこなうと、毎回足場を組む必要がありますが、同時に施工することで足場代を1回分減らすことができます。同時に施工することで、単体の施工よりも全体のコストは上がりますが、総合的にはコストの削減につながります。

もし屋根塗装と外壁塗装の施工時期が近いのであれば、どちらかを前倒しして同時に施工することを検討してみてください。

関連記事:屋根塗装を一緒に行うべき理由

 
 

アフターフォローも確認

アフターフォローも確認

屋根塗装においては、アフターフォローも重要です。

屋根塗装の施工が完了して、塗装の仕上がりに問題がなかったとしても、期間が経つと塗装がはがれていたり、塗りムラが見つかったりなど、施工後に問題が発生することがあります。

アフターフォローがしっかりしていれば、このような問題が発生しても責任を持って対応してくれます。屋根塗装のアフターフォローでは、対応してくれる内容と期間も確認しておきましょう。

屋根塗装で起こりやすい問題に対応できているか、最長で何年までアフターフォローが可能かは重要な項目になります。

関連記事:業界唯一!最長12年間無料! 調査スタッフによる訪問点検

 
 

まとめ

屋根塗装の工程は?具体的な施工手順や方法を写真付きでプロが徹底解説! まとめ

ここまで、屋根塗装の基本的な工程について紹介しました。屋根塗装の工程としては、高圧洗浄、下塗り、上塗りがあり、どれも重要な工程です。

屋根塗装のスケジュールは、実際に作業をおこなう期間と乾燥期間があり、一般的には10日〜2週間程度かかります。

屋根塗装はDIYでも可能ですが、作業をおこなうために必要な足場の組立と解体はDIYでは難しく、業者に依頼する必要があります。また、DIYでは危険な作業がある上、仕上がりも良くない場合が多いため、可能であれば業者に依頼するようにしましょう。

屋根塗装では、塗料によって耐用年数が異なるため、塗料選びも重要です。また、外壁塗装の予定があるのなら、外壁と屋根を同時に施工するとコストを削減できます。

屋根塗装では、アフターフォローも重要なので、アフターフォローがしっかりしている業者に依頼しましょう。

 

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