群馬実績No.1屋根外壁塗装 塗り替え外装リフォーム ミヤケン
関連
サイト

MENU

wall painting blog

スレート屋根は塗装不要?寿命やメンテナンスの必要性をプロが解説します!

スレート屋根は塗装不要?寿命やメンテナンスの必要性をプロが解説します! | 外壁塗装

スレート屋根のリフォームをお考えの方で、そもそもスレート屋根の塗装は不要ではないのか?といった疑問をお持ちではないでしょうか。実はスレート屋根にも寿命があり、外壁と同じように定期的に塗装する必要があります。

タスペーサーや縁切りなどを施す必要がありますが、正しいメンテナンスをおこなえば30年以上状態を保てる人気のある屋根です。

今回の記事では、スレート屋根塗装の必要性、おすすめ塗料や費用相場、自分でメンテナンスする際の注意点や劣化症状などをご紹介します。

無料相談・お問い合わせを申し込む

 
 

スレート屋根は塗装不要?

スレート屋根は塗装不要?

スレート屋根は塗装不要と聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、お家を長持ちさせるためには丁寧な塗装が必要です。塗装すると見た目がキレイになるだけではなく、紫外線や太陽の光から屋根を守り、室内温度の上昇を防ぐこともできます。

スレート屋根は、紫外線や雨風でダメージを受けると防水効果が弱まり、雨漏りやひび割れを起こす可能性があるので、適切なタイミングでの塗装をおすすめします。

ただし、状況によって塗装しないほうがいい例外のケースもあるので、気をつけなければいけません。

例えば、劣化が進み雨漏りしているときには、塗装しても状況は改善されず、大がかりな修繕が必要になるので、塗装費用が無駄になってしまう可能性があります。

メンテナンスせずに新築から20年以上経ったお家では、カバーと葺き替え工事が必要になる場合もあります。お家の状態を正しく判断し、適切な塗装や修繕をすることを心がけ、スレート屋根を長持ちさせましょう。

関連記事:スレート屋根のメンテナンスをしないとどうなる?塗装工事の目安と「タスペーサー」の必要性

 
 

スレート屋根の特徴

スレート屋根の特徴

スレートとは、セメントを厚さ5mmほどの薄さに加工したもので、日本の住宅の屋根材としてはもっとも普及しています。

スレート屋根の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

    【メリット】

  • デザイン性が高い
    デザインの種類が豊富で、和洋問わずに選ぶことができる
  • 安価に施工できる
    他の屋根材に比べると低価格で、1㎡あたり5,000円〜10,000円程度
  • 軽量で地震に強い
    スレート屋根は1枚あたり約3.4kgと軽量で、瓦屋根の半分程度にも関わらず、地震などの大きな揺れに強い
  • 施工できる業者が多い
    新築の施工はもちろん、そのあとのメンテナンスを依頼できる業者も多い

    【デメリット】

  • ひび割れが起こりやすい
    薄くて軽い反面、台風や強風が発生した場合に飛来物で割れやすくひび割れしやすい
  • 定期的なメンテナンスが必要
    ひび割れや破損したときにはすぐに修繕したほうがいい

 
 

スレート屋根の寿命

スレート屋根の寿命

一般的なスレート屋根の寿命は20年〜30年で、厚型スレートの場合は30年〜40年が目安といわれています。想像よりも長いなと感じた方もいらっしゃると思いますが、これは定期的にメンテナンスをおこなっている場合の寿命です。

スレートの主な成分はセメントなので、塗装していない状態で雨風にさらされると、水を吸って雨漏りの原因になってしまいます。

そして雨漏りが発生すると、内部の木材が腐食するため、屋根を葺き替える必要があり費用も2倍になってしまうので注意が必要です。

寿命が長いスレート屋根なので、定期的に点検をしながらキレイな状態を長持ちさせましょう。

 
 

スレート屋根の劣化症状

スレート屋根の劣化症状

スレート屋根は15年〜20年が経過すると、次のような劣化症状が見られるので、このようなときにはメンテナンスが必要です。

ひび割れやかけ
スレート屋根は、雨などの水分を含むと膨張し、晴れた日には乾いて壁材が乾燥します。

膨張と乾燥を繰り返すと、釘で固定されているスレートに歪みが生じ、ひび割れが発生。気候や地域によっても変わりますが、10年ほどの年月をかけてゆっくりと歪みが進行します。

スレート屋根にひびが入った場合は、新しいスレートに取り替える必要があるでしょう。

 

スレート屋根の色あせ
スレートに塗られていた塗料が紫外線の影響で劣化し、塗膜の効果が薄れることで色あせが発生します。

色あせした屋根は、水分を吸収しやすい状態になり、雨漏りやひびの原因になるので、新しいスレート屋根への取替えが必要になる場合もあります。

 

スレート屋根の反り
スレート屋根の反りが発生するのは、ひびと割れと同じ原因です。

水分を含んで膨張した壁材が、晴れの日に乾燥を繰り返すことで反りが進行してしまいます。

反ってしまったスレート屋根は、元どおりにはならないので、スレートを交換する必要があることを覚えておきましょう。

 

コケの増殖
コケが繫殖した場合は、スレートの防水効果が薄れていることが考えられます。

常に水を吸って湿っている状態なので、空気中のコケの胞子が屋根につき、そこから繁殖して広がっていきます。コケが広がると外観も損なわれてしまうので、特に日陰部分には注意が必要です。

コケが見られたら、スレート屋根を交換するか、高圧洗浄機で洗い流すようにしましょう。

 
 

スレート屋根のメンテナンス時期

スレート屋根のメンテナンス時期

スレート屋根の劣化症状がみられたときには、必ずメンテナンスをおこなうようにしましょう。メンテナンスをせずに放っておくと雨漏りの原因になり、屋根全体の葺き替え工事が必要になる可能性が高く、高額な費用がかかってしまいます。

スレート屋根は定期的に塗装をすると、30年〜50年ほど保つことができる丈夫な材質なので、お家の屋根にあった塗料を選び、長持ちさせましょう。

目視で確認することも大切ですが、定期的に専門業者に依頼して、細かいところまで調査してもらうこともおすすめです。

 
 

スレート屋根塗装の費用相場

スレート屋根塗装の費用相場

スレート屋根の塗装を専門業者に依頼すると、高圧洗浄やケレンでの下地処理、下塗り、中塗り、上塗りなどがおこなわれます。

塗料のグレードや施工費による違いはありますが、費用は30万円〜40万円程が相場です。

  • ウレタン塗装 1,800円〜2,000円/㎡
  • シリコン塗装 2,000円〜2,800円/㎡
  • フッ素塗装 3,800円〜4,500円/㎡
  • 断熱塗装 3,200円〜4,200円/㎡

一般的に塗料は価格が高いほど耐久性が高くなり、長期的に見るとメンテナンスのコストは安くなる可能性があります。塗料を選ぶときには、1回の塗り替えだけではなく、長い目で考えて選ぶといいでしょう。

 
 

スレート屋根におすすめの塗料

スレート屋根におすすめの塗料

外壁・屋根塗装のミヤケンでは、これまでにスレート屋根の塗装を数多く施工させていただきました。

屋根塗装は、高圧洗浄・板金ビス止め・屋根塗装4回塗り(下塗り2回・上塗り2回)・保証付きのコミコミ安心プランがおすすめです。

  • 遮熱シリコンプラン
    耐久・品質・経済性のバランスが良く、一般的に多く使用されている塗料
    定期的なメンテナンス、カラーバリエーションを楽しみたい方に人気
  • 遮熱フッ素プラン
    夏の暑さも軽減できる遮熱効果
    塗料のなかでも最高の耐久性
  • 遮熱無機プラン
    超耐久性を実現した無機ハイブリッド
    塗料に遮熱機能が加わり、屋根の表面や室内温度を下げる遮熱塗料を使用

さらに詳しくスレート屋根の塗料を知りたい方は、こちらをご確認ください。

関連記事:屋根塗装の価格表

 
 

スレート屋根塗装時の注意点

スレート屋根塗装時の注意点

スレート屋根を塗装するときには、注意点があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

塗装の際に隙間なく塗りつぶしてしまうと、雨水を逃がす隙間が埋まってしまい、内側に水が入り、浸水の原因になることがあります。塗料で埋まったスレートは隙間を開ける必要があり、その際には縁切りやタスペーサーなどが重要です。

スレート屋根のメンテナンスをするときには、これらを踏まえておこなうか、専門業者に依頼するようにしましょう。

 
 

タスペーサーの取り付け

タスペーサーの取り付け

スレート屋根は重ね合わせて造られているので、他の屋根材と比べてスレートの隙間が狭くなります。塗装を施すと、スレートが重なっている部分を塗料で覆ってしまい、雨水の逃げ場がなくなるので、タスペーサーという器具で雨漏りのリスクを減らしましょう。

工事期間も短く、美観を保つこともできるので、屋根の塗り替えの際にはタスペーサーを取り付けることをおすすめします。

屋根が劣化で反り返ってしまった場合や、勾配のある屋根にはタスペーサーを取り付ける必要はありません。どのようなときにタスペーサーが有効か、詳しくはこちらの記事もご確認ください。

関連記事:タスペーサーがいらないスレート屋根もあります!

 
 

縁切り作業

縁切り作業

縁切り作業とは、塗料が乾燥してふさがってしまった隙間の塗膜を切って、水のとおり道を確保する工程のことを指します。

作業では、皮スキ・塗膜カッターという専用の道具を使って、スレートをはがして隙間を作る、大変手間のかかる作業です。

しかし、この作業をしなければ、水のとおり道がなくなるので、雨水が浸入し雨漏りの原因になってしまいます。縁切りをするのとしないのとでは、雨水がお家に与える影響が変わるので、必ず実施するようにしましょう。

 
 

まとめ

スレート屋根は塗装不要?寿命やメンテナンスの必要性をプロが解説します! まとめ

今回の記事では、スレート屋根の塗装や寿命、メンテナンスの仕方をご紹介しました。

定期的なメンテナンスをおこなうことで、長くキレイな屋根を保つことができるので、状態を確認しながらタイミングをみて塗装するようにしましょう。

外壁・屋根塗装専門店のミヤケンでは無料で建物診断をおこない、メンテナンスのアドバイスやおすすめの塗装をご紹介しています。

お電話やメール・WebやLINEでも受付ておりますので、お気軽にお問合せください。

 

無料相談・お問い合わせを申し込む

 
 

TOP