へーベルハウスの外壁塗装にかかる費用は?ALC外壁の注意点も解説!
2024.08.19更新 外壁塗装
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ミヤケン編集部
ミヤケン編集部です。 皆様に外壁・屋根塗装工事やお家に関わるお役立ち情報を発信していきます。

大手ハウスメーカー・旭化成ホームズのへーベルハウス住宅は、外壁材にALCを使用した頑丈なつくりが特徴の住宅です。長期間メンテナンスしなくても大丈夫なイメージもありますが、本当にメンテナンスは必要がないのでしょうか?
この記事では、へーベルハウス住宅の特徴およびALC外壁のメンテナンス方法や費用相場をご紹介します。これまでの実績から劣化状態や注意するポイントを画像付きで詳しく解説しますので、へーベルハウス住宅の外壁塗装をお考えの方は、ご参考にしてください。
目次
へーベルハウス住宅の外壁塗装にかかる費用相場は?
丈夫な住宅がウリのへーベルハウスは、ALC外壁が最大の特徴です。ここでは、へーベルハウス住宅の外壁塗装にかかる費用相場をご紹介します。
ALCはAutoclaved Lightweight aerated Concreteの頭文字を取ったもので、日本語にすると高温高圧蒸気養生された『軽量気泡コンクリート』です。ALCはスウェーデンで生まれ、ヨーロッパ各国を中心に世界中で発展してきました。このALCを板状に成形したものがALCパネルで、旭化成の場合『へーベル』の名称でおなじみです。
へーベルハウスは、1972年に誕生したロングライフ住宅と呼ばれる高精度・高耐久の住宅工法です。ロングライフプログラムがあり、引渡日より1年・2年・5年、5年目以降は5年ごとに30年までの長期保証が受けられます。詳しい保証内容は、へーベルハウスの公式サイトでご確認ください。
30年目にメーカー指定の点検を受け、補修が必要とされる箇所の集中メンテナンス(有償)をおこなえば、最長60年まで保証が延長されます。この集中メンテナンスは、家の状態によってさまざまですが一般的には400万円~500万円かかると言われているので、かなりの高額です。
30年目以降はメーカーの保証を受けず、外壁や屋根の塗装を塗装専門業者に依頼し、家を守っていくのもひとつの方法です。へーベルハウスの塗り替え実績がある弊社の塗装仕様と価格表も参考にご覧ください。
外壁塗装の助成金
屋根や外壁の塗装工事は、どの業者に発注しても費用は高額です。ハウスメーカーに工事を依頼した場合は、メーカーが下請け業者に工事を発注するため中間マージンがプラスされ、さらに高額になるのが一般的です。
屋根や外壁のメンテナンスは、安心して暮らすために必ずやらなければいけないものです。
各自治体では、塗装工事を含む各種補修工事に対して助成事業をおこなっています。助成の対象となる工事の種類は各自治体によって異なり、塗装工事は安全に暮らすために必要不可欠な工事のため、ほとんどの場合、対象工事に該当します。
外壁塗装の助成金を受けるためには、工事着工前に申請し、支給決定を受けることが必須です。
申請期間は自治体ごとに決まっていて、住宅が密集する自治体では、助成予算に応じて助成枠が制限されるため、先着順や抽選制にしている自治体もあります。
自治体によって本申請前の事前申請が必要な場合もあるため、お住まいの自治体の助成内容をご確認ください。また助成を受けられる条件や、助成内容も自治体ごとに異なるため、あわせて確認することをおすすめします。
へーベルハウスの外壁材質の特徴
へーベルハウスの外壁材質・ALC(軽量気泡コンクリート)は、戸建て住宅だけでなく集合住宅や超高層ビルまで幅広く使用されています。ALCコンクリート・へーベルは、耐久性・断熱性・耐火性・遮音性すべてにおいて優れた材質です。
地震に強いとされるへーベルハウス独自の鉄の躯体や布基礎と組み合わせることにより、災害にも強い家とされています。
ALCは気泡を蓄えたコンクリートのため、水に浮くほど軽量なのが特徴で、地震時の揺れによる構造体への負担も軽減されます。
ALCには、自然界に存在するトバモライト結晶が豊富に含まれています。これにより、寒暖差があり湿度も高い日本の気候でも、乾燥収縮や熱膨張が少ないため、ひび割れや、たわみに強い安定した材質です。また、シックハウス症候群の原因となりうる有機化合物を含まないため、安心して使用できます。
ALCは外壁だけでなく、間仕切り・屋根・床材としてもオールマイティに使える建材です。
ALC
ALCは、1930年頃にスウェーデンで生まれ、ヨーロッパを中心に世界中で発展してきました。日本で生産されるようになったのは、1963年頃で珪石・セメント・生石灰・発泡剤のアルミ粉末が主原料の軽量気泡コンクリートです。圧型パネルと薄型パネルがあり、住宅に使われるのは意匠的に目地が施された薄型パネルです。
ALCは地震時に備え、パネルがそれぞれ微小に回転するロッキング構法で施工されます。
躯体に大きな外力が加わり変形しても、パネル自体が回転することにより、追従して挙動します。これにより躯体が変形したり破壊したりする以外、パネルの損傷や脱落はほとんど起こりません。また、ALCの設置は建物内部からの設置も可能なため、隣接する建物との距離が近い場合でも施工しやすいこともメリットのひとつです。
ALC外壁の弱点
ALCは軽量で地震にもつよく、断熱性の耐久性も備えるメリットの多い部材ですが、ここではALC外壁の弱点をご紹介します。
ALCは気泡があるコンクリート素材ですが、気泡が入った多孔構造のため防水性に乏しい建材です。そのため、特に外壁材として使用する場合は、ALC表面に防水や防湿対策を講じることが必要です。新築施工時も、ALCに防水性能や防湿性能は備わっていないため、現場にて塗装が施されます。
メーカー純正の塗料は、アクリルシリコーン製の期待耐久年数が30年ある高品質の塗料や、光触媒塗料があります。へーベルハウスのALCの耐久年数は60年以上といわれているため、定期的に塗装や目地コーキングのメンテナンスをおこなえば、長期間、丈夫で見た目もきれいな状態を保てます。
では、適切なメンテナンスをおこなわなかった場合は、ALCはどのような状態になるのでしょうか?具体的な劣化症状をご紹介しますが、ALCの外壁についてもご参考にしてください。
へーベルハウスの外壁塗装を検討すべきALC外壁の劣化症状
ALCは多孔構造のため、表面の塗料の性能がおちると、ALCは水を含むようになり劣化がはじまります。またALCパネル同士をつなぐ目地部は、コーキング材が打ち込まれていますが、経年劣化によりひび割れたり裂けたりするため、雨水が徐々にALCにも浸透します。
ALCは多孔構造で軽いうえに、経年劣化が少ない耐久性に優れた建材ですが、ALCに付随する塗料やコーキングが傷んでいたらALCにも悪影響を与え、耐久性を保てません。水を含みやすいALCの耐久性能は、適切に塗膜やコーキングのメンテナンスをおこなってこそ得られる性能です。
水分を含んだALCは気温の変化などによって、膨張や収縮を繰り返し、たわみやひび割れを引き起こします。さらに放置すると、剥がれたり欠けたりするため、破損状態がひどい場合はALC自体を張りかえる事態になり、その分費用が嵩みます。最悪の事態を防ぐためにも、定期点検はとても大切です。
もし、ご自宅の外壁に気になる点がございましたら、弊社でも無料の建物診断を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。また、日頃からお客様自身で簡単な外壁のチェックをおこなうのもおすすめです。外壁の状態から、そろそろ外壁塗装を検討する時期だと目安にできる劣化症状がいくつかあるため、詳しくご紹介します。
藻やカビの付着
ALCに限りませんが、塗装を施したばかりの塗膜は光沢があってつややかです(つや消し塗料は除く)。塗膜は雨水をはじくばかりでなく、ほこりなどの汚れも寄せ付けないためきれいな状態を保っています。
塗膜は紫外線や熱など外的なダメージによって、徐々に劣化します。塗膜の撥水性能が衰えると汚れが付着しやすくなり、壁材の表面から内部に水分とともに浸透するため、手で洗っても落ちません。また壁面に水分が浸透するため、陽当たりの悪い日陰ではカビや藻が繁殖しやすくなります。
壁面に繁殖したカビや藻は菌類のため、放置すると根を張ってどんどん広がり、見た目だけでなく、壁材にも悪い影響を及ぼします。カビや藻は高圧洗浄でも落とせますが、強い力で洗浄をおこなうため、さらに塗膜を傷めてしまいかねません。
汚れや藻が目立ってきましたら、メーカーおよび塗装専門業者への相談をおすすめします。
チョーキング現象
塗膜のチョーキング現象は、紫外線や雨風などの外的ダメージにより塗膜が劣化した状態をいいます。
外壁塗装の耐久年数は、塗料の性能や塗装状況によって異なりますが、高性能の塗料を使っても経年による劣化は避けられません。壁面を手でなでたとき、手にチョークを触ったときのような白い粉が付着したら、チョーキング現象がすでに始まっています。
チョーキング現象が見られたからといっても、すべてが塗り直し対象になるわけではありませんが、そろそろ塗り直しを検討するサインになります。
チョーキングが進むと、壁材自体の劣化につながるので放置するのは危険です。チョーキング現象が見られる場合は、専門知識のあるメーカーおよび塗装業者による点検をおすすめします。
外壁にチョーキング現象が見られる場合は、より紫外線の影響を受けやすい屋根の劣化も進んでいる状態です。屋根や高い場所の高所点検は危険をともなうため、外壁と合わせて専門業者による同時点検をおすすめします。
関連記事:外壁のチョーキング現象の対策法は?放置するとおこる症状をプロが解説!
目地の亀裂
ALCパネル同士の接続部の目地には、樹脂製のコーキングが打ち込まれています。
パネルとパネルをつなげる箇所に弾性素材のコーキングを打ち込むことにより、地震の揺れによって生じる衝撃や、気温の変化によって膨張と収縮を繰り返す壁材同士が緩衝し合うのを防ぎます。
施工したばかりのコーキングには弾性がありますが、経年劣化により硬化し肉やせの状態になります。コーキングの劣化が始まると、細かいひび割れからはじまり、やがて目地に沿って長い亀裂が入ります。
通常、外壁材の裏側には防水シートが施工されているため、ひび割れがあってもすぐに屋内まで雨水が浸透するわけではありません。しかし、ALCの断面や裏側に雨水が浸透するため、ALCの性能に悪影響を及ぼします。コーキングのひび割れは放置せず、できるだけ早い補修をおすすめします。
DIYで応急処置をする人もいらっしゃいますが、適切な材料で適切な処置をおこなわないと、さらに悪化させてしまう可能性があるため、ぜひ専門業者にご相談ください。
ひび割れ・欠損
ALCは耐久性の高い建材ですが、あらゆる原因によってひび割れや欠損が起こることもあります。
ALCの表面は塗膜によって守られますが、壁材自体が破損した場合はALC断面がむき出し状態になります。ALCの断面から吸水がはじまり、水分が壁材や壁内部に影響を及ぼします。
ひび割れの幅が小さなものは、シーリング材の充填など補修で済む可能性がありますが、劣化が進んでひび割れが大きくなれば、シーリング材だけでは補修できません。
雨水が壁内部に染み込むことにより、壁材が反ったり崩れ落ちたりして、壁材を取り換えるなどの大幅な補修工事が必要になる場合もあります。ALCのひび割れや欠損は、どのような小さなものでも放置せずにメーカーに相談することをおすすめします。
塗膜の剥がれ・膨れ
これまでご紹介してきたALCの各症状はこれを見ればわかる!ALCの外壁で注意すべき劣化とは?も参考にご覧ください。
ALCの劣化状態でお伝えする最後の症状は、塗膜の剥がれや膨れです。塗膜の剥がれや膨れは、塗料の施工不良で起こる場合など原因はさまざまです。
塗料を施す際は、壁面をきれいに洗浄し下地材を施したあと、塗料の中塗り、仕上げ塗りと工程ごとに仕上げていきます。工程ごとに充分な乾燥時間を設けるのが鉄則ですが、乾燥時間が充分でなかったり塗膜が均一でなかった場合に剥がれや膨れが生じます。
チョーキング現象などと異なり、このような症状がある場合はALCへの影響が大きいため、速やかな補修が必要です。
はく離などの症状は、施工中の不備であっても施工後しばらくしてから起こる症状です。 このような症状を、できるだけ早急に見つけるためにも、定期的な点検が重要になります。
へーベルハウスの場合は、引渡日より1年・2年・5年、5年目以降は5年ごとに30年までの長期保証による定期点検があるため安心ですね。それ以降の延長保証を継続しない場合は、弊社の無料の建物診断をご利用ください。
へーベルハウス住宅の外壁塗装は何年もつ?
へーベルハウスの外壁に使用されるALCは、適切なメンテナンスをおこなえば60年以上の耐久性があります。ただし、ALCの表面に施す塗料は60年もの耐久性はありません。メーカー純正の塗料は水性のアクリルシリコーン系ですが、最長のもので期待耐久年数は約30年です。住宅の立地環境によっては、それよりも耐久年数が短くなる場合があります。
コーキング材の耐久年数はそれほど長くないので、定期点検をおこない必要な補修を講じることで、外壁を最適な状態で保てます。
へーベルハウス住宅の外壁塗装が何年もつかは、使用する塗料によりますが、メーカー純正の塗料の耐久性能は、一般的な塗料と比べて特別高いわけではないため、10〜20年と考えるのが妥当です。定期点検を欠かさずにおこなえば、さらに耐久年数が長くなる可能性もあります。
ALC自体は軽量で丈夫なため、適切なメンテナンスを施すことで安心安全に暮らせるだけでなく、家の資産価値を下げることもありません。屋根や外壁の塗装は、他の一般的な住宅と同じように考え、定期的な点検をおすすめします。
ALC外壁のメンテナンス時期
火事や地震など災害にも強いと言われるALCですが、唯一の弱点は水です。全国的に雨または雪が多く、湿度の高い日本の環境下では、ALCへの水の浸透には充分に気を遣う必要があります。
ALCの外壁メンテナンス時期は、ALCのメンテナンス時期と劣化症状についても参考にご覧ください。
ALC外壁の塗装の耐久年数は、塗料の耐久年数や塗膜の劣化状況によって変わりますが、一般的な外壁と同等程度の10年前後でおこなうのがおすすめです。
へーベルハウスの場合は、引渡しから30年まではロングライフプログラムによる定期点検保証があるため、定期点検時にメンテナンスの必要があればメーカーから提案されます。30年目以降は、30年目にメーカーから指示される場所の集中メンテナンス(有償)をおこない、さらに保証を延長するか、集中メンテナンスはおこなわず、必要なメンテナンスを適切な時期に専門業者に依頼するかの二択になります。
へーベルハウスの保証内容をお確かめのうえ、お客様のライフプランに合った方法をするのがおすすめです。
へーベルハウス住宅の外壁塗装を専門業者に依頼するメリット
へーベルハウスの塗装をメーカーではなく、専門業者に依頼するメリットは大きく分けて2つあります。
専門業者に依頼する一番のメリットは、メーカーよりも低コストで塗装工事ができることです。メーカーの場合は、外部の下請け業者に工事を依頼するため、一般的な費用のほかに中間マージンが上乗せされます。
メーカーによる保証があるため安心感がありますが、専門業者に塗装を依頼した場合も、使用する塗料に応じて保証期間を設けているのが一般的です。保証内容は業者ごとに異なるため、契約する際は保証内容の確認をおすすめします。
もうひとつのメリットは、メーカーに依頼するとメーカーの純正塗料を使用するため、塗料の選択肢が限られますが、専門業者に依頼した場合は塗料の選択肢が広がります。業者によって使用している塗料のメーカーやラインナップは異なりますが、グレードや色などの選択肢も広いですし、予算に合わせて塗料をお選びいただくことも可能です。
弊社にご相談いただいた場合は、塗料の知識を持った専任スタッフがお客様のご希望に応じて、壁材に最適な塗料をご提案いたします。
へーベルハウス住宅の外壁塗装後の保証も充実
へーベルハウスの住宅の外壁塗装を、弊社にご依頼いただいた場合は、外壁塗装後の定期点検などのアフターサービスも含め、保証内容は充実しております。塗料の耐用年数に応じて保証期間が変わるため、保証内容は保証・アフターメンテナンスについても参考にご覧ください。
弊社で外壁塗装をおこなう場合、外壁塗装コミコミ安心パックで工事を承ります。コミコミ安心パックの内容は、仮設足場・高圧洗浄・養生・外壁塗装3回塗り・付帯部塗装・保証付きです。使用する塗料によって、メーカーの期待耐久年数が変わるため、塗料ごとに工事保証期間が異なります。
工事完了後は塗料の耐久年数に応じて、塗装後1年・3年・5年・8年・10年のタイミングでおこない、最長で12年まで専任のスタッフが無料定期点検をおこないます。外壁だけでなく、屋根や付帯部など塗装したすべての塗膜の状態をチェックします。施工不良などによる塗膜の異常が見つかった場合は、無償で補修しますのでご安心ください。
定期点検以外でも、塗膜の不備や気になる点がございましたら、いつでも弊社にご連絡ください。
へーベルハウス住宅の外壁塗装施工事例
一般的な住宅と比べると、数はそれほど多くありませんが、各ハウスメーカーの住宅の外壁塗装をご依頼いただく機会も年々増えています。弊社のホームページを見てお問い合わせいただくほか、弊社主催の無料外壁塗装勉強会にご参加いただいたのをきっかけにご依頼いただくお客様も増えました。
現在はオンラインセミナーとして開催しております。オンラインセミナーには、どなたでも参加していただけますので、公式ホームページの申込フォームからお申し込みください。
外壁塗装の基礎を学んでいただくことにより、どのようなメンテナンスが必要なのかや、専門業者に見積りを取る際に、注意すべき点をご理解いただけるのでおすすめです。強引な売り込みやセールスは一切ありませんのでご安心ください。
へーベルハウスの外壁塗装でのお悩みやご質問も、弊社の専任スタッフがお答えします。
無料外壁塗装勉強会へのご参加から塗装工事をご依頼いただいたお客様のご自宅の施工例を含め、弊社が施工したへーベルハウス住宅の塗装施工事例を、いくつかご紹介するので参考にご覧ください。
へーベルハウス住宅の外壁塗装施工事例-1
群馬県前橋市南町のH様のお宅です。いくつかの業者とご検討いただいたのち、地元の塗装専門店ということから弊社に施工をご依頼いただきました。
屋根は瓦だったため、外壁・ベランダ塗装・ガレージを中心にその他、軒天部や付帯部まで塗装しました。
外壁塗装は以前から気にはなっていたものの、へーベルハウスは長持ちするため検討するうちに塗り直しが少し遅くなってしまったようです。
長年の汚れはあったものの大きな傷みはなかったため、経年で劣化してしまった配線金具交換と足場があるときしかできない窓ガラスクリーニングもおこないました。
高圧洗浄による洗浄をおこない、長年にわたり蓄積された砂やほこりよごれをきれいに落としたあと、塗装をおこないます。ワンランク上の低汚染遮熱フッ素プランをお選びいただいたので、工事保証は最長の12年です。
塗装後1年・3年・5年・8年・10年・12年のタイミングで定期点検をおこないます。外壁を塗り直すことで、くすみがなくなり明るい印象に変わりました。
関連記事:ベランダ塗装の費用相場は?防水塗料の種類やDIYの注意点も徹底解説!
へーベルハウス住宅の外壁塗装施工事例-2
佐波郡玉村町のO様のお宅です。弊社主催の外壁塗装勉強会にご参加いただいたのをきっかけに弊社に塗装工事をご依頼いただきました。
6年前の工事のため、現在の塗装プランとは内容が異なりますが、外壁にはアスティック遮熱防水プラン、屋根には遮熱フッ素プランをお選びいただいています。
コロニアル屋根は劣化による軽微な破損が複数見られましたため、塗装前にシーリングで補修しました。また、塗料で屋根材のすき間をふさがないようにするためにタスペーサーを設置しました。
屋根はローラーで仕上げ、外壁は吹き付けによる塗装で仕上げています。
へーベルハウスの特徴でもある布基礎にも塗装を施したので、パッと明るい印象に仕上がりました。塗装後の定期点検もおこなっていますが、3年目の点検では問題がありませんでした。詳しい内容は、3年点検の様子をご覧ください。
へーベルハウス住宅の外壁塗装施工事例-3
みどり市笠懸町のN様のお宅です。弊社のホームページをご覧になったのをきっかけにご依頼いただきました。
外壁を光触媒プランで、屋根は塗膜の劣化を抑制する効果の高い遮熱フッ素プランをお選びいただきました。光触媒の塗料の特徴は、光によって汚れを分解して落としやすくする働きがあります。長年積み重なった屋根や外壁の汚れは、洗い流しがないようにきれいに洗い流します。
塗装の耐久性を最大限に活かすためには、技術力はもちろんのこと、塗装前の丁寧な洗浄や充分に乾燥させるなどの工程も重要です。外壁の目地部のコーキング材は劣化していたため、古いコーキングは取り除き新しいコーキング材に打ち替えました。
へーベルハウスのALCの目地部にはコーキングの付きをよくするプライマー(下地材)を施してからコーキング材を充填します。付帯部は白系の塗料をフッ素プランでつややかに仕上げました。
まとめ
今回は「へーベルハウスの外壁塗装にかかる費用は?」ということで、へーベルハウスの特徴のひとつであるALCの塗装工事の注意点などをご紹介してきました。
へーベルハウスをはじめ、各ハウスメーカーの住宅にはさまざまな特徴がありますし、安心して暮らすためには、一般的な住宅と同じように定期的なメンテナンスをおすすめします。
へーベルハウスのALCは軽量で丈夫な建材ですが、適切なメンテナンスをおこなわないと本来の耐久性は失われてしまいます。外壁をはじめ、気になることがございましたらへーベルハウスの塗装実績がある弊社にご相談ください。無料の建物診断やお見積りも承ります。
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