【2025年最新版】外壁塗装は雨の日でもできる?雨によって受ける影響と注意点
2025.10.20更新 外壁塗装

目次
こんなお悩み・疑問はありませんか?
- ✅ 外壁塗装工事中に雨が降ったら、工事はどうなるの?中断?それとも続行?
- ✅ 雨の日に塗装すると、仕上がりや耐久性にどんな悪影響があるの?
- ✅ 梅雨時期や秋雨シーズンに塗装するのは避けた方がいい?最適な季節はいつ?
- ✅ 雨で工事が延びたら、追加料金が発生したりしないか心配…
- ✅ 塗料が乾く時間ってどれくらい重要?乾燥が不十分だとどうなるの?
一つでも当てはまる方は、ぜひこの記事を最後までお読みください!
外壁塗装と天候に関するあらゆる疑問が解決し、安心して工事を任せるための知識が身につきます。
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外壁塗装は、お住まいの美観を回復させるだけでなく、紫外線や雨風から建物を守るための重要なメンテナンス工事です。
しかし、屋外での作業である以上、どうしても天候、特に「雨」の影響を大きく受けてしまいます。
外壁工事に限らず、外回りの工事現場では、雨の日は休工となるのが一般的です。
これは、単に足場が滑りやすく作業員の安全を確保できないという理由だけでなく、雨や湿気が工事の品質、特に塗装の仕上がりや耐久性に深刻な悪影響を及ぼすからです。
この記事では、塗装のプロである「ミヤケン」が、2025年の最新情報に基づき、雨が外壁塗装に与える具体的な影響、雨天時の正しい対応、塗装に適した季節、そして塗料の乾燥がいかに重要かについて徹底的に解説します。
【結論】外壁塗装は雨の日には「原則不可能」!その絶対的な理由

まず結論から申し上げますと、基本的に雨の日に外壁塗装工事を行うことはできません。
これは、単なる「やらない方が良い」というレベルではなく、塗料メーカー自身が定めた「施工してはいけない」条件に該当するためです。
ほとんどの塗料メーカーのカタログや仕様書には、塗装を避けるべき条件として以下のように明記されています。
- 気温が5℃以下の場合
- 湿度が85%以上の場合
- 雨や雪が降っている、またはその恐れがある場合
- 強風の場合
- 塗装面が結露している、または濡れている場合
雨の日は、これらの条件のうち「湿度85%以上」「降雨」「塗装面が濡れている」という複数のNG条件に該当するため、原則として塗装作業は中止となります。
なぜこれらの条件が定められているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
理由①:塗料が雨で流され、希釈されてしまう

塗料は、塗装後に一定時間かけて乾燥・硬化し、強固な膜(塗膜)を形成します。
しかし、塗料が完全に乾ききる前に雨が降ってしまうと、塗料が雨水で流されてしまいます。
これにより、仕上がりにムラができたり、必要な膜厚(塗料の厚み)が確保できなくなったりします。
また、塗料は本来、規定の希釈率(水性塗料なら水、油性塗料ならシンナーで薄める割合)を守って使用することで、その性能を最大限に発揮するように設計されています。
塗装中や乾燥中に雨水が混入すると、塗料が必要以上に薄められてしまい、密着不良、耐久性の低下、色ムラといった様々な不具合を引き起こす原因となります。
理由②:湿度が高すぎて、正常な乾燥・硬化が妨げられる
雨が直接当たらなくても、雨の日やその前後は湿度が高くなります。
湿度85%以上の環境下で塗装を行うと、以下のような問題が発生します。
- 乾燥遅延:塗料中の水分や溶剤の蒸発が妨げられ、乾燥時間が極端に長くなります。これにより、工期が遅れるだけでなく、次の工程に進めず、結果的に品質低下を招くリスクが高まります。
- カブリ(ブラッシング):湿度が高いと、塗膜の表面が結露し、白く濁ったり艶がなくなったりする「カブリ」という現象が発生しやすくなります。これは仕上がりの美観を大きく損ないます。
- 密着不良:塗装面(下地)と塗料の間、あるいは塗り重ねる塗料の層間に湿気が入り込み、塗膜の密着を阻害します。これが、数年後の「浮き」や「剥がれ」の大きな原因となります。
理由③:塗装面が濡れていて、塗料が密着しない
雨上がり直後や、早朝の結露・夜露などで塗装面が濡れている状態での塗装も絶対にNGです。
塗料は、乾燥した清浄な下地に塗られて初めて、しっかりと密着することができます。
濡れた面に塗装すると、塗料と下地の間に水の膜ができてしまい、塗料が全く密着せず、乾燥後に簡単に剥がれてしまいます。
高圧洗浄の後も、壁面が完全に乾くまで(通常24時間以上)は塗装作業に入れないのは、このためです。
高圧洗浄は雨の日でも可能?

塗装作業はできませんが、塗装前の高圧洗浄は水を使う作業なので、雨の日でも理論上は可能です。
しかし、多くの優良業者は雨の日の高圧洗浄を避けます。その理由は以下の通りです。
- 安全性の問題:雨で足場が滑りやすくなり、転落事故のリスクが高まります。
- 乾燥時間の問題:雨の日は湿度が高いため、洗浄後の壁面の乾燥に通常より長い時間がかかります。結果的に、次の塗装工程になかなか進めず、工期の遅延に繋がります。
- 汚れの確認不足:雨で壁が濡れていると、細かな汚れやカビが見えにくくなり、洗浄残しが発生する可能性があります。
効率と安全、品質を考えると、高圧洗浄も晴れた日に行うのがベストと言えます。
雨でも塗れる特殊な塗料はある?

技術の進歩により、一部、雨天時や湿潤面でも施工可能な特殊な塗料も開発されています。
代表的なのが、関西ペイントの「アレスダイナミックフィラー」のような、湿気硬化型の下塗り材(フィラー)です。
これは、主材に特殊な強化剤を混ぜることで、濡れた面にも強力に密着する性能を持ちます。
このような塗料を下塗りに使用することで、雨が多い時期でも下塗り作業だけは進めることができ、工期の短縮に繋がる可能性があります。
ただし、これはあくまで下塗り材に限った話であり、外壁の色や機能を決める中塗り・上塗り塗料には、現在(2025年時点)雨天施工が可能な製品は存在しません。
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もし雨の日に塗装してしまったら?起こりうる悲劇

万が一、知識不足や工期優先のために、雨の日や不適切な条件下で塗装を行ってしまうと、塗料本来の性能が全く発揮されず、短期間で様々な不具合が発生します。
これは完全な施工不良であり、お住まいの寿命を縮める深刻な事態です。
① 仕上がりの美観が著しく損なわれる
- 色ムラ・艶ムラ:雨水による希釈や、乾燥不良によるカブリ現象で、壁の色や艶が均一にならず、まだら模様になってしまいます。
- 塗料の流れ跡:乾燥前に雨に打たれると、塗料が筋状に流れた跡がそのまま残ってしまいます。
- 膨れ・水ぶくれ:塗膜の下に閉じ込められた水分が、太陽熱で蒸発し、塗膜を風船のように押し上げてしまいます。
② 塗膜の早期剥がれ・耐久性の著しい低下

湿気や水分により塗料の密着性が阻害されるため、本来10年以上もつはずの塗料が、わずか1~3年程度でパリパリと剥がれてきてしまう可能性があります。
これは見た目の問題だけでなく、外壁材を保護するという塗装本来の機能が失われていることを意味します。
③ 結果的に再塗装が必要になり、費用が二重にかかる
上記のような不具合が発生した場合、その部分だけを補修しても根本的な解決にはなりません。
多くの場合、外壁全体の再塗装が必要となります。
つまり、せっかくかけた費用が無駄になり、再び高額な塗装費用がかかってしまうのです。
信頼できる業者であれば、雨の日に無理な作業は絶対にしません。
もし雨天にも関わらず作業を続けようとする業者がいたら、すぐに作業を中止させ、その理由を確認することが重要です。
雨による工期の遅れと費用への影響
雨で工事ができないとなると、気になるのが「工期の遅れ」と「追加費用」の問題です。
雨が続くと工期はどれくらい延びる?

一般的な戸建て住宅の外壁塗装の工期は、天候に恵まれれば約10日~14日間です。
しかし、梅雨時期や秋の長雨シーズンなど、雨が降りやすい時期に工事を行うと、作業できない日が増えるため、工期が1週間~2週間以上延びてしまうことも珍しくありません。
特に、塗料の乾燥が進みにくい低温・高湿度の状況が続くと、晴れていても作業が進められない日が出てくるため、注意が必要です。
工期が延びても、追加費用は発生しないのが原則

「雨で工事が延びたら、その分職人さんの人件費などが追加されるのでは?」と心配されるかもしれませんが、天候による工期の遅延で追加費用が発生することは、基本的にありません。
外壁塗装の見積もりは、工事全体の「一式」で算出されており、多少の天候不順による遅延は、あらかじめ織り込み済みだからです。
ただし、工事開始後に、当初の見積もりには含まれていなかった予期せぬ建物の劣化(例:外壁材の内部の腐食など)が発見され、追加の補修工事が必要になった場合は、別途追加費用が発生することがあります。
優良な業者は、工事前にしっかりとした建物診断を行い、起こりうるリスクを事前に説明してくれます。
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雨天・悪天候時の正しい業者の対応とは?

信頼できる塗装業者は、天候の変化に細心の注意を払い、品質を最優先した判断を行います。
雨や悪天候が予想される場合の、正しい対応を見ていきましょう。
前日・当日の天気予報を必ず確認
職長や現場管理者は、常に最新の天気予報(降水確率、湿度、気温、風速など)を確認し、翌日や当日の作業計画を判断します。
少しでも雨の可能性がある場合や、湿度が85%を超えそうな場合は、塗装作業を中止するのが原則です。
塗装作業は中止し、できる作業のみ行う
雨の日は、塗装やシーリングの充填といった「塗る」作業は完全に中止します。
ただし、天候に左右されない作業、例えば足場の組み立て・解体(安全が確保できる範囲で)、高圧洗浄(前述の通り推奨はされない)、養生作業、下地処理(ケレン作業など)の一部は、状況に応じて行う場合があります。
塗装中に雨が降ってきた場合の対応

万が一、塗装作業中に予期せぬ雨が降り出した場合は、直ちに作業を中断します。
そして、雨に濡れてしまった箇所は、後日、壁面が完全に乾燥してから、改めて塗り直しを行うのが正しい対応です。
「少しの雨だから大丈夫だろう」と作業を続ける業者は、品質に対する意識が低いと言わざるを得ません。
雨上がりの作業再開タイミング

雨が上がっても、すぐに塗装作業を再開できるわけではありません。
外壁材やシーリング目地が完全に乾燥していること、そして湿度が85%以下になっていることを確認してから、作業を再開します。壁面の乾燥度合いは、見た目だけでなく、含水率計などの専門機器を使って判断する場合もあります。
焦って作業を再開しない、慎重な判断が求められます。
お客様への連絡・報告
雨で作業を中止する場合や、スケジュールに変更が生じる場合は、必ず事前にお客様へ連絡・報告するのが、信頼できる業者の務めです。
「今日は雨だから休みだろう」と勝手に判断せず、必ず業者からの連絡を確認しましょう。
外壁塗装に最適な季節は?群馬の気候を踏まえて解説

外壁塗装は一年中可能ですが、品質を確保しやすく、工期が遅延しにくい「最適な季節」というものがあります。
塗料の乾燥に適した条件(気温5℃以上、湿度85%未満)を踏まえ、群馬県の気候特性も考慮して解説します。
- 春(4月~5月):◎ 最適
気候が安定しており、気温・湿度ともに塗装に適した日が多いです。ただし、春雨前線やGW休暇と重なる可能性も考慮が必要です。 - 夏(6月~8月):△ 注意が必要
6月~7月中旬は梅雨で雨が多く、工期が大幅に遅延するリスクが高いです。梅雨明け後の7月下旬~8月は、気温が高く乾燥が早いため塗装自体は可能ですが、猛暑による作業員の負担増や、夕立のリスクがあります。 - 秋(9月~11月):◎ 最適
春と同様に気候が安定し、晴天の日が続きやすい絶好の塗装シーズンです。ただし、秋雨前線や台風の影響を受ける可能性はあります。 - 冬(12月~3月):○ 可能(注意が必要)
群馬の冬は乾燥した晴天(からっ風)が多いですが、気温が5℃を下回る日が多くなります。日照時間も短いため、1日の作業時間が限られます。また、朝露や霜による結露にも注意が必要です。
結論として、群馬県での外壁塗装は、春(4月~5月)と秋(9月~11月)が最も適した季節と言えます。ただし、これらの時期は塗装業者の繁忙期でもあるため、早めの計画と予約が重要です。
【品質の生命線】なぜ塗料の乾燥時間が重要なのか?

雨の日だけでなく、晴れた日でも「乾燥時間」を守ることは、塗装の品質を左右する非常に重要な要素です。
なぜそれほどまでに重要なのか、その理由と、乾燥不足が招くリスクを解説します。
乾燥時間が重要な理由:塗料本来の性能を発揮させるため

塗料は、単に色が乾けば良いというわけではありません。
塗料に含まれる樹脂が化学反応を起こしたり、水分や溶剤が適切に蒸発したりすることで、設計通りの強靭な塗膜へと変化(硬化)します。
この正常な硬化プロセスには、各塗料メーカーが定めた、適切な「塗り重ね乾燥時間」と「最終養生期間」が必要です。
この時間を守らずに次の工程に進んでしまうと、塗膜は見た目には乾いているように見えても、内部はまだ生乾きの状態です。
その結果、以下のような様々な不具合(施工不良)を引き起こし、塗料本来の耐久性や機能を全く発揮できなくなってしまいます。
- 塗膜の浮き、剥がれ、縮み(リフティング)
- 艶ムラ、色ムラ
- 耐候性・耐久性の著しい低下(早期の色あせ、ひび割れ)
塗料の性能を最大限に引き出し、期待される耐用年数を実現するためには、メーカーの規定を遵守し、十分な乾燥時間を確保することが絶対条件なのです。
外壁塗装は何日で乾く?乾燥時間の目安

塗料の乾燥時間は、塗料の種類(水性/油性、1液/2液など)や、その日の気温・湿度によって大きく異なります。
一般的な目安としては、気温23℃・湿度50%の条件下で、以下の時間が推奨されています。
- 水性塗料:塗り重ね乾燥時間 2~4時間以上
- 弱溶剤塗料:塗り重ね乾燥時間 3~6時間以上
これはあくまで「次の塗料を塗るまでに最低限必要な時間」です。
例えば、冬場で気温が低い日や、湿度が高い日は、これよりもさらに長い乾燥時間が必要になります。
また、塗料が完全に硬化し、本来の性能を発揮するまでには、塗装完了後も数日~1週間程度の「最終養生期間」が必要です。
この期間中は、なるべく壁に物を立てかけたりしないように注意しましょう。
もし乾燥中に雨が降ってしまったら?

塗装後、塗膜が完全に硬化する前に雨に降られてしまうと、塗料が流れたり、水分が混入したりして、施工不良を起こす可能性が非常に高くなります。
たとえ見た目には問題なさそうに見えても、塗膜の内部で不具合が起きている可能性があります。
このような場合、原則として、雨に濡れてしまった箇所は、完全に乾燥させた後、改めて塗り直す必要があります。
信頼できる業者であれば、このような状況を正直に説明し、適切な手直しを行ってくれます。
まとめ:雨と上手に付き合い、高品質な外壁塗装を実現するために

この記事では、外壁塗装と雨の関係、そして塗料の乾燥の重要性について詳しく解説しました。
- 外壁塗装は、雨の日、高湿度、低温といった条件下では原則として施工できない。
- 雨天時の無理な塗装は、仕上がりの悪さ、早期剥がれ、耐久性の低下など、深刻な施工不良を招く。
- 雨による工期の遅延で追加費用が発生することは基本的にない。
- 群馬県での最適な塗装シーズンは春(4~5月)と秋(9~11月)。
- 塗料の性能を最大限に引き出すには、メーカー規定の乾燥時間を守ることが絶対条件。
外壁塗装工事において、天候をコントロールすることはできません。
だからこそ、天候の変化に適切に対応し、品質を最優先する判断ができる、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要になります。
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