長持ちする家の特徴は?寿命をのばすメンテナンス方法をプロが徹底解説!
2023.03.20更新 外壁塗装

「せっかく建てたマイホームは絶対に長持ちさせたい」
「家の寿命を伸ばすためには何をしたらいいの」
マイホームをお持ちの方や、これから新築しようとお考えの方で、このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
今回の記事では、耐久性があり、長持ちする家の特徴をご紹介します。
さらに、家の寿命を伸ばすためのメンテナンスの方法、工務店・ハウスメーカーの住宅の特徴も解説。
これからの家づくりやメンテナンスの参考にしてみてください。
目次
長持ちする家の特徴は?
長持ちする家の特徴は?このような疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
マイホームをお持ちの方も、これから新築する方も、ぜひ知っていただきたい長持ちする家の特徴をご紹介します。
大きな3つのポイントはこちらです。
- 災害に強い構造
- 劣化しにくい材料
- メンテナンスがしやすい
それぞれのポイントを詳しく解説します。
災害に強い構造
まずは、長持ちする家の特徴として災害に強い構造であることです。地震や台風などの自然災害は、家の寿命を縮める大きな原因。デザインや間取りも大事ですが、災害に負けない構造であるかどうかも重要なポイントです。
どのような点に気をつければよいかの判断は、長期優良住宅の認定基準を目安にするといいと思います。
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で住み続けるために設けられた項目を満たした住宅のことで、以下のような項目があります。
- 劣化対策
- 維持管理や更新がしやすいかどうか
- 耐震性
- 地盤
- 建物の形
- 基礎や土台
- 省エネルギー性
- 居住環境
- 住戸面積
それぞれの項目の基準を満たしていることが、災害に強く長持ちする家です。
劣化しにくい材料
劣化しにくい材料を使用するのも、長持ちする家づくりには欠かせません。
国内で家を建てるには、日本産の無垢の木を使用するのがいいと言われています。日本は昔から森林国であり、家を建てるときにも木を利用してきました。
昔の大工さんは、季節や環境で木材が変化すると想定していたので、近年の建物とは比べ物にならないくらい丈夫で長持ちする家づくりをしていました。
近年では、安価な外国産木材や材料を輸入しているのが多いのが現状です。外国産の材料は、優れている点も多いですが、日本の風土に合わず、割れや反りなどの不具合が起こりやすくなると言われてるので注意が必要です。
補修や工事費用があまりにも安い業者には注意して、信頼のおける業者に工事を依頼することをおすすめします。
メンテナンスがしやすい
家を建ててから、メンテナンスがしやすいかどうかも重要なポイントです。
雨風、紫外線の影響を受けると、建物の寿命は縮んでしまうため、定期的なメンテナンスで、家を守る必要があります。
劣化やトラブルがあるときには、修理や部品の交換をして、定期的に不具合が生じていないかを確認する必要があるので、メンテナンスをしやすい家かどうかも重要なポイント。
たとえば、隣家との距離があまりにも近い方は、メンテナンスでは苦労する可能性があるかもしれません。
外壁塗装では、足場を組む必要があるため、作業スペースが十分に確保できない場合があります。
その場合は、特殊なやり方で作業をするため余計にコストがかかることがあるのでご注意ください。
現在の家の特徴は?
現在の家の特徴は?という疑問を解説していきます。
全国的には6月に梅雨があり、高温多湿という風土の特徴もあるので、湿気には気をつけなければいけません。
日本の家づくりでは、大昔から高床式住居を用いて対策してきました。床を高くして、床下に風を送りこむと湿気が滞らないようになり、木と木の接触面積が最小限になるので、木の呼吸を妨げない効果があります。
日本の気候にあった住居でしたが、近年では床が低くなったつくりが増えています。
関東大震災以降、国の耐震基準の徹底にともない、地震に強い家を求める人が多く、床を低くして、土台をコンクリートできっちりガードするつくりになったためです。
このような住居は、地震には強いですが、湿気の影響を受けやすいなどの特徴があります。
家を長持ちさせる方法
建物は経年劣化しますが、正しいメンテナンスを心がけたり、材料にこだわることで寿命を伸ばすことができます。
ここからは、家を長持ちさせる方法を2つご紹介します。
- 災害に強く劣化しにくい木材を使用する
- 定期的にメンテナンスをおこなう
具体的にどのようなことを実践したらいいかをご理解のうえ、これからの家づくりやメンテナンスの際にご活用ください。
災害に強く劣化しにくい木材や材料を選ぶ
これから新築する方は、災害に強く劣化しにくい木材や材料を選ぶのがおすすめです。
木造や鉄骨、コンクリートなど使用する材質やつくりで寿命は大きく異なります。家を建てる環境や地盤を考慮し、工務店やハウスメーカーと最適なプランニングを相談するといいと思います。
すでにマイホームをお持ちの方の地震対策は、塗装を見直すことが効果的です。外壁塗装は劣化すると防水機能が失われ、雨水が浸入して建材が劣化し、耐久性が落ちてしまいます。
劣化が進行すると、建物の耐久性が下がる原因となり、地震の揺れに対しても弱くなってしまうので、地震対策には塗装のメンテナンスが大切です。
関連記事:地震対策に塗装をなおす!?
関連記事:地震対策にしていることはありますか?
定期的にメンテナンスをおこなう
定期的なメンテナンスは、家を長持ちさせるためにはとても重要で、15年に1度は専門業者に依頼して点検をしてもらうといいと思います。
特に外壁や屋根は、家の寿命に大きく影響する部分で、紫外線や風雨から建物を守る役目をしています。
劣化が進行すると建物内部まで腐食する可能性があるため、気になる症状があれば早めに専門業者へご相談ください。
外壁のメンテナンスには、まとまったお金が必要なので、高いと感じることがあるかもしれません。
しかし、建物自体が劣化して修繕が必要になると、さらに費用がかかってしまう原因になります。
定期的にメンテナンスをおこなうことが、家を長持ちさせ、結果的には費用を抑えられるので経済的です。
関連記事:家を長く使うにはメンテナンスが必要です
耐久性のよい家とは?
耐久性のよい家とは?という疑問をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
家の耐久性を高めるには、劣化しにくい材料をして、構造で経年劣化を抑えることができます。
その地域での降雪・降雨量を考慮し、地域や環境にあった家を建てることも耐久性がある家づくりに必要なことです。
さらに、耐久性の高い塗料を使用すると、紫外線や雨風から建物を守る役割を果たします。
外壁塗装では、耐久性の優れたフッ素塗料を使用するのがおすすめです。フッ素塗料は、蛍石を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料で、東京スカイツリーや六本木ヒルズでも使用されるほど耐久性では群を抜いています。
外壁塗装を見直すことでも耐久性を上げることができるので、ご検討ください。
関連記事:耐久性に優れたフッ素塗料とは?特徴やメリット・デメリットについて
一軒家の寿命は?
一軒家の寿命は?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住宅は構造によって耐用年数があり、大きく3つに分類されます。
【物理的耐用年数】
構造物の仕組みや品質を正常に維持できる年数
【法定耐用年数】
不動産の減価償却費用を算出するために国が決めた年数
【経済的残存耐用年数】
不動産的価値がなくなるまでの年数
耐用年数は、住宅の資産価値を把握するための指標のひとつであり、年数を超えたからといって住めなくなるわけではありません。
ここからは、木造一軒家と鉄骨住宅の寿命を解説します。
木造一軒家の寿命は?
まず木造一軒家の寿命は?という疑問から解説します。
木造一軒家の耐用年数は、20年〜22年です。築20年だからといって住めなくなるのではなく、物件としての資産価値が下がる目安としてお考えください。
しかし、木造一軒家の寿命は、日頃の掃除やメンテナンス次第で延ばすことができます。適切なタイミングで建物の劣化を補修できれば、築20年以降も快適に住み続けられるでしょう。
外壁や屋根のメンテナンスの目安は、10年に1度と言われていますが、気になる箇所があれば早めに業者にご相談ください。
鉄骨住宅の寿命は?
続いて、鉄骨住宅の寿命は?という疑問を解説します。
鉄骨住宅の耐用年数は、鉄骨造の厚さによって異なるので、以下を参考にしてみてください。
- 4mmを超えるもの 34年
- 3mmを超え4mm以下のもの 27年
- 3mm以下のもの 19年
鉄骨造や鉄筋コンクリート造は、適切なメンテナンスができていれば50年〜60年、場合によっては100年近く維持できるとも言われています。
日頃の手入れや適切な時期のリフォームをすれば、鉄骨住宅は長持ちさせることができるので、メンテナンス費用などの積立てをおすすめします。
工務店とハウスメーカーの家はどちらが長持ちするのか
工務店とハウスメーカーの家はどちらが長持ちするのか、という疑問を解説していきます。
工務店は、ハウスメーカーよりも狭い施工エリアで住宅工事を請け負う業者で、地域密着型やフランチャイズ加盟店などに分けられます。
ハウスメーカーは、テレビCMなどで見かける会社も多く、住宅展示場などでも馴染みがある方も多いかもしれません。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、コストやデザイン・性能、担当者との相性など総合的に判断して、どちらで施工するか決めるのがいいと思います。
長く住むことを考えると、アフターメンテナンスが充実している業者に依頼するのがおすすめです。
それぞれの業者によって内容は異なると思いますが、何年保証なのか、どのようなメンテナンスをしてくれるのか必ず確認したうえでご契約ください。
この確認が曖昧だと、完成後のメンテナンスがうまく進まず、劣化や異常な箇所を見逃すことになるので注意が必要です。
メンテナンスの重要性
今ではどの業者でも、10年ほどのアフターサービスが付帯しているプランは珍しくありません。
メンテナンスを正しくおこなうことが、家を長持ちさせるためには重要なポイントです。
ミヤケンでは、業界唯一12年のアフターフォローで、工事後も安心していただけるサービスを提供しています。
塗装工事後は専任スタッフが、1年・3年・5年・7年・10年・12年後に点検に伺い、補修箇所があれば、工事の段取りを立て、お客さまにご連絡します。
末長く安心して暮らせるように、ご自宅のメンテナンスはミヤケンにお任せください。
関連記事:定期点検は責任の証
関連記事:業界唯一!最長12年間無料! 調査スタッフによる訪問点検
まとめ
今回の記事では、長持ちする家の特徴はどのようなものがあるか解説しました。災害に強く、劣化しにくい材料を使用することで、外的要因から家を守ることができます。
しかし、どんなに質のいい材料でも、日頃のメンテナンスを怠ってしまうと効果が軽減され、修繕などで余計な費用がかかってしまいます。
アフターフォローが充実した業者にメンテナンスを依頼することで、長く安心して暮らせるようになります。
外壁屋根塗装やメンテナンスでお困りの方は、ミヤケンへお気軽にお問い合わせください。
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