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足場の平米単価を計算する方法は?必要性や種類を専門業者が解説!

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ミヤケン編集部

ミヤケン編集部です。 皆様に外壁・屋根塗装工事やお家に関わるお役立ち情報を発信していきます。

外壁や屋根の塗り替え工事には、安全に高所作業をするための足場が必要です。塗装工事の見積りには、足場代金が必ず含まれますが、一般的な住宅の塗り替え工事の場合、足場費用がどのくらいかかるかご存じですか?

この記事では、平米単価で足場費用を計算する方法をはじめ、足場の種類や特徴をご紹介します。足場の必要性についても、専門業者が詳しく解説するので参考にしてください。

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足場の平米単価の計算方法

足場の平米単価の計算方法

塗装工事には、高所作業の安全性と塗料飛散防止のために、足場とそれを囲う養生ネットが設置されるのが一般的です。外壁塗装工事の見積り書に、通常は足場代の項目が記載されます。

平米あたりの単価は足場の形状によって変わりますが、一般的な住宅の場合、単管ブラケット足場が使われるのが主流です。

足場単価と建物の外周がわかれば、大よその費用を自分でも算出できます。見積り書の足場代が適正価格かを判断する基準にできるので、ご自身でも算出するのがおすすめです。

では、足場代金の具体的な算出方法をご紹介するので参考にしてください。

関連記事:足場費用は自分で簡単に計算できます

   

建物外周から足場の平米を計算する方法

建物外周から足場の平米を計算する方法

ここでは、建物の外周から足場架面積を算出する方法をご紹介します。

足場架面積に足場単価を掛けた数字が、足場代金です。

上から見た家の形が長方形の場合でご説明しますが、長辺が9mで短辺が7mの家があったとします。

足場は通常、壁面から60cm離れた位置に設置されるため、長辺にも短辺にも両端に60cmずつ加算します。

長辺と短辺は2面ずつあるので、さらに2倍すると外周の長さが出ます。

 

長辺 9m + 60cm × 2 = 10.2 m 短辺 7m + 60cm × 2 = 8.2 m (10.2m + 8.2 m )× 2 = 36.8 m

 

足場架面積を算出するためには、上で出た外周の長さに高さを掛けます。

高さは一般的な二階建ての高さ6mに、屋根の上に出る部分1mを加えて7mとします。

 

外周 36.8 m × 高さ 7 m = 257.6 ㎡

 

この住宅の足場架面積は、257.6 ㎡です。

   

坪数ごとの足場面積と価格相場

坪数ごとの足場面積と価格相場

足場の単価は足場の種類によって異なりますが、一般的な住宅の外壁工事にはビケ足場(くさび足場)を使うのが主流です。ビケ足場の単価は、1平米あたり600円〜1,000円で、そこに養生ネットの単価1平米あたり100円~200円が加算されます。

先ほど出した足場架面積に足場の単価をかけると足場代金を出せます。また下記のように、坪数ごとの足場費用の相場もあるので参考にしてください。

  • 25坪~30坪・・・16万円~20万円
  • 30坪~35坪・・・18万円~23万円
  • 35坪~40坪・・・20万円~25万円

傾斜地など設置場所によっては、さらに費用がかかる場合があります。

   

足場が必要な工事とは?

足場が必要な工事とは?

屋根や外壁の塗装工事などの高所作業に、足場は必要なものです。足場を設置することによって、安定した作業場所が確保でき、安全で効率的に作業がおこなえます。また足場の周囲に養生ネットを張ることによって、高圧洗浄時の水や塗料の飛散を防げます。

塗装工事の期間中は、足場を設置した状態が続き、屋内が暗くなってしまうなどのご不便をおかけしますが、近隣へのご迷惑を最小限に抑えるためにも必要不可欠です。外壁塗装工事で使用する足場はいくつか種類がありますので、それぞれご紹介します。

関連リンク:足場の必要性とは

   

外壁塗装で使う足場の種類

外壁塗装で使う足場の種類

ここからは外壁塗装で使う足場の種類をご紹介します。

一般的な住宅の外壁塗装工事では、ビケ足場(くさび足場)が使われるのが主流です。足場は高所作業を安全におこなうために必要なものですが、建物の周囲の環境によっては設置できる足場が限定される場合もあります。

また、建物の高さや用途によっても適した足場が変わるため、それぞれの足場のメリットやデメリットをお伝えしていきます。足場の種類によって単価が変わるため、単価の目安もご紹介しますので参考にしてください。

また同じ規模の建物で同じ足場を選択しても、設置する環境によって割増料金が発生する場合もあります。

   

単管足場

単管足場

単管足場は、筒状の鉄パイプ2本を並行に並べて設置するシンプルな足場です。単管足場の費用相場は、1平米あたり600円〜800円です。

細いパイプ2本を足場として作業するので、職人にとっては非常に不安定な足場といえます。また、塗料缶や道具を置けないため、現在ではほとんど採用されていません。

しかし単管足場のメリットは、自由に幅を調節して設置できることです。

隣家とのすき間が狭いなど設置状況によって、他の形状の足場を設置できない場合は、単管足場を採用する場合があります。

   

単管ブラケット足場

単管ブラケット足場

単管ブラケット足場は、多くの外壁塗装現場で採用される形状です。単管に足を乗せる板をボルトで固定した足場なので、単管足場よりも安定性があるのが特徴です。

足場に安定性があると、職人も安全に作業をおこなえますし、板上に塗料缶や道具類を置けるので作業効率もアップします。

ボルトをいくつも締めながら組み立てるため、組み立てには時間がかかります。

単管ブラケット足場の費用相場は、1平米あたり800円〜1200円です。

関連リンク:単管ブラケット足場のメリット・デメリット

   

ビケ足場(くさび足場)

ビケ足場(くさび足場)

ビケ足場(くさび足場)は、部材に備わっている凸金具と凹金具をはめ込んで組み立てるため、比較的短時間で組み立てられるのがメリットです。強度が高く安全性が高いため、外壁塗装工事に限らず多くの住宅改修工事に使われています。

ビケ足場の費用相場は、1平米あたり800円〜1200円で単管ブラケットと同じくらいです。

安定性はビケ足場の方が高いですが、設置時にハンマーを使用して叩いてはめ込むため、設置中は大きな音が響きます。

また、31m以上の建物など場所によっては設置できません。

関連リンク:くさび足場のデメリット

   

吊り足場

吊り足場

吊り足場は、橋梁工事やプラント、高層ビルの吹き抜けなど、地上から足場を組み立てるのが困難な場所で採用されます。上からチェーンを吊り下げる形で設置し、パイプ・金具・板などを組んで単管足場を組みます。

地上から組む足場と違い、地面のスペースに影響されないため広範囲に設置できますが、高所での作業となるため、ほかの足場以上に注意が必要です。

一般住宅に吊り足場が採用されることは、ほぼありません。

関連リンク:吊り足場のメリット・デメリット

   

枠組み足場

枠組み足場

枠組み足場は高い建物向きの足場で、大規模改修工事で多く採用されます。枠部材と踏板を主体に、ブレースや手摺で構成されるため、頑丈で安全面に優れています。

個々の部材が大きいため、大きな資材置き場や搬入口の確保が必須です。ひとつの枠組みが大きく、設置スペースも広く取る必要があり、通常は一般的な住宅に使用しません。

関連リンク:枠組み足場のメリット・デメリット

   

足場を組むときの注意点

足場を組むときの注意点

外壁塗装工事に必須の足場ですが、足場を組むときや組んだあとの注意点をご紹介します。

足場は建物の外周に沿って設置します。建物のまわりに、物や植木鉢を置いている場合は移動をお願いします。

設置の妨げになるばかりではなく、足場の内部には塗料が飛散するため、移動可能なものは動かしてください。もし移動できない場合は、養生シートを被せて保護します。

また足場の設置後は、建物全体が養生ネットで覆われるため、外側からの視覚が遮られます。職人が作業する日中は人の出入りがあるので大丈夫ですが、夜間の空き巣にご注意ください。

周りから見えづらく、足場があることで、二階にも侵入しやすくなります。在宅中もしっかり施錠し、不審者を見つけた場合は、警察に速やかに相談することをおすすめします。

関連リンク:足場をくむときに気を付ける事

関連リンク:足場があるときには空き巣に注意しましょう

   

足場平米計算アプリをご紹介

足場平米計算アプリをご紹介

ここまで、足場を建物の外周より平米単価で計算する方法や、坪数での費用相場などをご紹介してきました。手動で計算するよりも、もっと簡単に足場の費用を算出したい方には、足場の概算を出してくれるアプリもおすすめです。

足場費用の概算におすすめのアプリは、『足場計算機』や『Building Blocks』で、ios専用のアプリです。

使い方はとても簡単で、建物の形状や大きさ、そして使用する足場の平米単価を入力することで、自動的に概算費用が算出できます。単価を変えるだけで、色々なタイプの足場費用が瞬時に出せて便利です。

無料でダウンロードでき、手軽に計算できるのでお試しください。

足場計算機:https://applion.jp/iphone/app/1564221481/

Building Blocks:https://nt-design01.com/pg4220159.html

   

まとめ

足場の平米単価を計算する方法は?必要性や種類を専門業者が解説! まとめ

この記事では、足場の平米単価から足場費用を計算する方法や足場の種類と特徴をご紹介しました。

外壁塗装工事の見積り時には、費用に足場代金も含まれるのが一般的です。どの形状の足場もおおよその単価が決まっているため、業者ごとに大きな差が出ることもありません。

塗料の相場とともに、足場代金の相場も知っておくことで、外壁塗装工事の見積りが適正価格なのかを判断できますし、不明な点もすぐに質問できます。

もし塗装工事の足場や外壁塗装についてのご相談がある場合は、弊社にお問い合わせください。無料の建物診断とお見積りの依頼も受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。

 

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