外壁塗装の期間は?作業工程を画像付きで詳しく解説!マンション事例もご紹介
2023.01.06更新 外壁塗装

新築の住宅を購入する場合、およそ10年で外壁や屋根の塗り替え工事が必要となります。 塗り替える塗料の耐久年数や環境にもよりますが、そのあとも約10年ごとに塗り替えが必要となります。 では外壁工事には、いったいどのくらい時間がかかるのでしょうか? この記事では、外壁工事の作業工程や全工程を含めた工期を詳しく紹介します。 外壁塗装中の生活のなかで、起こりうることもご説明していますので参考にしてください。
目次
外壁塗装にかかる期間の目安は?
塗装工事は、高所作業が必要となるため、足場を設置するところからはじめます。 最初に足場を設置し、すべての作業を終えて足場を取り外すところまでが塗装工事の期間となります。 通常、塗装工事は、屋根と外壁の塗装に加え、ベランダがある場合は防水塗装もおこないます。 高所作業には足場が必ず必要になるため、場所ごとにわけて工事をおこなうと効率も悪く、その都度ごとに足場代も発生します。 定期的に必要な塗り替え工事は、一度で済ませるほうが金銭的にも効率的にもベストです。 そして、屋根や外壁をはじめ、付帯工事も含めた全体の塗り替えにかかる工期は、一般的な住宅の場合、およそ二週間です。 物件の規模によってはそれ以上に長くなりますし、雨天の場合は休工になるので、天候によって工期が延びることもあります。 雨が多い時期は、ほかの時期に比べどうしても工期が延びてしまう傾向があります。 それ以外にも、何社かに見積りを取った場合、工事期間に差が生じる場合があります。 工事期間には、塗装前の下処理や補修作業に加え、各工程の間に必要な乾燥期間も設けます。 塗装の期間はどのくらい?おすすめの時期などを徹底解説!もご参考にしてください。
外壁塗装工事の作業工程
ここからは外壁塗装にかかる全作業工程を順番に紹介します。 この作業工程を見て頂くことで、塗り替え工事に必要な作業工程を把握していただけると同時に、塗り替えは想像以上にさまざまな作業が必要になることをご理解いただけると思います。 工期が短すぎても、長すぎても、適正な工事期間とはいえません。 塗り替え工事期間は、少なからずお客様の生活にご不便をおかけしてしまうため、工事は丁寧におこないながらも、適正な人員を配置し、最短で作業を終える必要があります。 各作業工程をお客様自身で把握していただくと、適正な工事期間を判断する目安となりますので、ぜひご参考ください。
外壁塗装作業工程①:足場の組み立て
外壁や屋根の塗装は高所作業が必要なので、外壁塗装の最初の工程は足場を組むところからスタートします。 足場の組み立ては、足場専門業者に依頼し、1日かけておこないます。 支柱をはじめとするすべての資材をトラックで搬入し、搬入し終わると5名前後の職人たちの手によって一気に組み上げていきます。 塗装工事すべての作業を安全におこなうために、物件全体を囲うように足場を組みます。 一般的な二階建て住宅で1日、三階建て以上の場合や、隣接するお宅との距離が狭いなど、設置に工夫が必要となる場合は、さらに時間を要します。 すべての資材を組み終わり、最後に飛散防止用の養生ネットを設置すると足場工事は終了です。
外壁塗装作業工程②:高圧洗浄
塗料の塗り替え作業に入る前に、高圧洗浄機を使い屋根や外壁表面をきれいに洗い流します。 屋根や外壁についた、砂やホコリなどの汚れを落とすほか、経年劣化により剥がれ落ちた古い塗膜を除去します。 また自然発生したコケやカビなども洗い流しますが、水だけで落とせない場合や再発生を防ぐため、洗浄剤を使用したバイオ洗浄をおこなう場合があります。 高圧洗浄だけでは落としきれない傷んだ塗膜やサビは、サンドペーパーやブラシなどを使って研磨します。 屋根や外壁の表面の下処理は、新しく塗る塗装をムラなくきれいに仕上げるための大切な作業です。 物件によりますが、作業には半日ほどかかり、洗浄後は次の工程に入る前に水分を乾燥させる期間が必要です。
外壁塗装作業工程③:養生
洗浄後は窓や玄関ドアなど、塗装しない部分の養生をおこないます。 養生作業は、半日ほどかかります。 各所にマスカーテープやビニールシートを貼り、飛散する塗料が付着するのを防ぎます。 窓の数や養生する場所の形状によっては、さらに時間を要するとお考えください。 ご自宅や近隣のお宅の自動車や自転車など、飛散が予測される物はすべてビニールシートで保護します。 また、庭の植木などで移動が可能な場合は、飛散しない場所に移動させていただきます。 移動できない場合は、養生シートで保護対策をおこないます。
外壁塗装作業工程④:下地処理(ひび割れ補修・コーキング工事など)
壁面のひび割れや屋根の破損箇所の補修や、コーキングの打ち替えなどの下地処理をします。 現場によっては洗浄作業よりも下地処理を先におこなう場合もありますが、問題ありません。 経年によって劣化するコーキングは、定期的に打ち換える必要があり、古いコーキングを撤去してすべて打ち換える場合と、上からコーキングを増し打ちする場合があります。 外壁がサイディングの場合、ボードとボードをつなぐ目地に動きが生じやすく、劣化によって欠損や剥離が起こりやすくなります。 一般的なコーキングの耐久年数は7〜10年といわれ、ひび割れが生じ劣化が進むと、そこから雨水が壁内部まで染み込んでいきます。 そうなる前に、一度、弊社の無料建物診断もご利用ください。
外壁塗装作業工程⑤:下塗り
塗料を塗る前に、壁や屋根と塗料とを接着する役割を果たす下塗り材(シーラー・プライマー・フィーラー)を塗ります。 どの下塗り材も使用目的は同じですが、塗る場所の素材に適した下塗り材を使用しないと塗膜の膨れや剥離の原因となります。 業者に見積りを依頼する場合は、ご自宅の屋根や壁にあった下塗り材が使用されるかどうかもチェックすることをおすすめします。 それぞれに適した下塗り材については、下塗り材にも種類がある!に詳しく解説していますのでご参考にしてください。 下塗り材によって塗布回数は異なりますが、一般的に1度もしくは2度塗りします。 元の壁そのままの色や柄を活かすクリア塗装の場合は、下塗り材は使用せず上塗り材を中塗り→上塗りと2度重ねて仕上げます。
外壁塗装作業工程⑥:上塗り
上塗り材は、お客様がグレードや色で決める塗料です。 ほとんどの上塗り材は、中塗りと上塗りと2度重ね塗りをします。 塗装工事は、高圧洗浄、下塗り、中塗り、上塗りのそれぞれの工程の間に乾燥時間が必要です。 適正な乾燥時間を設けないと、塗膜の剥離や色ムラの原因になってしまいます。 それぞれの塗料のパンフレットには、乾燥時間の記載があるので、それを参考に業者が適正な乾燥時間を設けているのかのチェックも可能です。 上塗り後、塗料が完全乾燥するまでは二週間程度かかりますが、雨が多い季節は、それ以上に時間がかかります。 内部までしっかりと乾くには想像以上に時間がかかるため、塗装後、一定期間が過ぎるまでは、物を立てかけたり触ったりしないように気を付けてください。
外壁塗装作業工程⑦:足場解体
屋根や外壁などメインの塗装を終えると、雨どいや破風板など付帯部の塗装もおこないます。 雨どいや破風板など金属製の素材は、下地処理のときに表面に細かな傷をつける研磨・目粗しをおこないます。 表面にわざと傷をつけておくと、塗料の密着度をあげる効果があります。 付帯部も含め、すべての塗装を終えると、組立て時と同様に、足場専門の職人が5名前後で作業し、半日ほどで解体作業は終わります。 足場の解体が終わるとすべての塗装工事が終了です。
天候の影響で工期が延びることがある
塗装工事の場合、雨天時は基本的に休工になります。 しかし、洗浄作業など天候に関係なくおこなえる作業は、予定どおり進める場合があります。 また朝から雨で、途中で天気が回復し、午後から作業する場合もありますが、作業予定に変更が生じる場合は、作業スタッフよりご連絡差し上げます。 一般的な塗装工事の約二週間の工期には、雨天時の考慮は含まれません。 雨の少ない季節は、ほぼ予定どおりの工期で工事は終了します。 しかし梅雨や台風が多い季節は、雨天によって工期が延びてしまうことも少なくありません。 天候によって工事期間が延びてしまうと、ご不便をおかけする期間も長くなりますがご理解ください。 弊社の場合、工期の延長によって割り増し料金などは発生しませんので、ご安心ください。
工期が長引くと足場費用は増えるのか?
足場にかかる費用は、塗装工事全体の約2割と言われます。 足場架面積と呼ばれる足場を架ける面積に、1㎡あたりの単価をかけると算出できます。 一般的な単価は600〜800円/㎡です。 足場費用は一式という形で計上されるので、工期が長引いても費用が増えることはありません。 先ほども書きましたが、足場は工事全体の2割程度の費用になります。 屋根と壁の塗り替えを分散せずに、一気におこなったほうがいいのは足場費用が占める割合がとても大きいからです。 その足場費用を「今なら無料!」とセールスする業者がありますが、注意が必要です。 専門業者に依頼する足場代を無料にするのは不可能で、ほかの項目に足場代が含まれると考えるのが妥当です。
外壁塗装期間中のチェックポイント
外壁工事にはさまざまな工程があることや各工程の間に乾燥期間が必要なことなどを理解していただけたかと思います。 ここから先は、外壁塗装期間中にできるチェックポイントをお伝えしますが、その前に見積時にチェックするポイントを紹介します。
【外壁の状態を把握したうえで見積りをしているかどうか】 劣化が進み補修が必要な場合は、その分の費用が嵩むので、どのような補修工事が必要になるのか、事前に業者に確認しましょう。 また、下塗り材・上塗り材ともに屋根や壁の材質にあった塗料を薦められているのかも確認してください。
【保証内容を確認する】 塗料ごとに耐久年数があるのと同時に、業者ごとに塗料によって保証期間を設けているのが一般的です。 保証期間や内容を確認しておきましょう。
【工事の工程を確認しておく】 塗装工事は、必要な工程すべてをきちんとおこなうことで、塗料の性能が守られます。 工程に関しても工事がはじまる前に、業者に確認することをおすすめします。
外壁塗装期間が予定より「短く」なっていないか
見積り時にあらかじめ工程を把握しておくことで、塗装工事が予定より短くなっていないかを確認できます。 可能なら、高圧洗浄時に汚れやコケがしっかり落ちているかや、下地処理時のコーキングの張替えが適切におこなわれているかなどもチェックしてください。 雨天の日が多ければ、休工になった分の工期が延びるはずですし、工期が予定よりも短くなっている場合は、なぜ短くなったのかを現場スタッフに確認してください。 塗装工事は工程ごとに適正な乾燥時間をとることや、塗り回数を守ることは必須です。 使用する塗料のパンフレットであらかじめ乾燥時間を把握し、適切に塗られているかをチェックしてください。
外壁塗装期間が予定より「長く」なっていないか
工事期間が予定より長い場合は、天候不良のほかに職人の段取り不足が原因です。 通常、一般的な規模の住宅の場合、下地処理を2〜5人でおこないますが、コーキング処理の方法や補修の程度によって作業日数はまちまちです。 また、塗りの工程は2人程度でおこない適切な乾燥時間も含めると2〜3日ほどかかります。 この目安の日数を大幅に超える場合は、そもそも人員不足が考えられます。 また途中で塗料が不足する場合も、工期遅れの原因となります。 外壁工事はお客様の生活と並行しておこなわれるので、なるべく負担を少なくするよう、最短で仕上げる段取りが重要です。
外壁塗装期間中の生活
外壁塗装工事は、お客様がいつも通りの生活を送りながら並行しておこないます。 いつも通りの生活とはいえ、やむを得ずご不便をおかけすることがあるため、どんなご不便が生じるかを詳しく紹介します。 日常生活にどのような支障が発生するのか、事前に把握しておくことで少しでも外壁塗装期間を快適に過ごせるように対策ができますね。 外壁塗装を行うのにおすすめな季節もありますので、ぜひご参考にしてください。 季節に関係なくご不便をおかけするのが、景観です。 塗装工事中は最初から最後まで、家の周囲に足場を組んで上から下まで全体を養生ネットで囲います。 塗装飛散が考えられる全ての窓はビニールで覆ってしまうので、日照や眺望がなくなり圧迫感を感じてしまうかもしれません。 また高圧洗浄時には、高圧洗浄機の騒音でご迷惑をおかけします。 なるべく工事を長引かせず、作業を端折ることなく最短で完工するように調整します。
外壁塗装期間中は外に洗濯物が干せない
家の周囲の塗装をおこなうので、塗装工事中は外に洗濯ものや布団は干せなくなります。 特に湿気も多く汗ばむ季節は洗濯ものも増えますし、ジメッとする季節に、カラッと洗濯ものを乾かせないのは、かなりのストレスです。 家にいる時間の多い方は、なるべくご負担を感じない時期を選んで、工事を依頼していただくことをおすすめします。 洗濯もの以外にも、自動車や自転車など塗料飛散の可能性があるものには、ビニールシートで養生するため、出し入れするときにご不便をおかけしますがご了承ください。
外壁塗装期間中は窓をあけない
外壁塗装期間中は、窓や玄関ドアなど、塗料が飛ばないようにビニールシートで覆います。 玄関ドアの開閉はできますが、窓に関しては基本的に開閉できなくなります。 厳密にいうと、塗装している付近以外の窓を開閉するのは物理的に可能ですが、窓を開けると塗料のニオイが家の中に入り込みます。 塗料のニオイは刺激臭で、長時間嗅ぐと健康に害を及ぼす可能性があるため、塗装をおこなってるときは、基本的に窓は開けられません。 屋内の換気は家の中から換気扇を回し屋内の空気を排気するのみになります。 換気が必要な暖房器具を使わない時期を選らんで、工事をおこなうのがベストですが、換気が必要な場合は現場スタッフにご相談ください。
外壁塗装工事の期間が決まったら近隣挨拶へ
塗装工事は、塗料のニオイをはじめ足場設置や高圧洗浄時の騒音などご近所にご迷惑をおかけしてしまいます。 トラブルを引き起こさないために、両隣りや前後のお宅への挨拶や説明は欠かせません。 近年は、業者が粗品(タオルなど)とともに挨拶もおこなうことが多いですが、工事の日程が決まったら近隣へのあいさつのことも忘れずに確認することをおすすめします。 ご近所と日頃からお付き合いがある場合は、お客様自身であいさつに行かれるのもいいと思います。 挨拶のタイミングは、少なくても工事がはじまる3日前までに済ませるのがベストです。 工事終了後も、工事に協力して頂いた感謝の気持ちを伝えるとさらに好印象になります。
外壁塗装工事|おすすめの季節
外壁塗装に一番向いている季節は、気温が安定していて雨が少ない春です。 春は花粉が多く飛ぶ季節でもあり、花粉症の方はそもそも洗濯ものを外に干せなかったり、窓を開けられなかったりするので、窓を開閉できなくても不便さを感じにくい季節です。 冷暖房を使用しなくても過ごせることを考慮しても、春は塗装工事に適した季節です。 秋も春と同様に気温は安定していますが、台風が多い季節でもあるため、悪天候による休工日が増える可能性があります。 春・秋は、塗装工事は繁忙期なので日程を組みづらいデメリットがあり、この時期に工事をお考えの場合は、早めのご依頼をおすすめします。 なお、受験を控えたお子さまがいるご家庭では、秋・冬の工事を避ける方がいらっしゃいます。 雨が多い夏や、乾燥が進みにくい冬は塗装業者にとって閑散期になります。 この時期に依頼すると工期が延びる可能性が高いですが、工事の依頼自体が少ない季節なので、施工費用を割り引いてもらえる可能性もあるので確認してください。 気温や湿度の面を考慮すると外壁塗装工事は春・秋がおすすめですが、ご家庭の状況によってメリット・デメリットが異なるため、施工時期はご家庭に合わせた選択をおすすめします。
外壁塗装を依頼する時期の目安は?
新築の場合は、およそ10年経った頃に一度目の塗り替え工事をおこないます。 それ以降は、塗り替え時に使用する塗料の耐久年数によって塗り替え時期が異なります。 塗り替えるタイミングを逃して劣化が進むと、外壁の耐久性が失われ外壁自体が破損しかねません。 破損した外壁は補修工事が必要となるため、その分の費用がかさみます。 余計な出費をなくし、大切な家の寿命を延ばすためにも劣化が進む前に塗り替えをおこないましょう。 弊社で塗り替えをした場合は、定期的に点検をおこなうので安心です。 定期点検の時期ではなくても、壁面のひび割れや、コケや藻が繁殖しているなど異常を見つけた場合はすぐにご連絡ください。 また、大きな変化は見受けられなくても壁面をさわって上記の写真のように、手に粉がつくと塗膜の劣化がすでに始まった状態です。 このような状態をチョーキング現象と呼びますが、チョーキング現象が塗替えのひとつの目安となります。 弊社の無料の建物診断をご利用ください。
外壁塗装はどれくらいもつ?
外壁塗装がどれくらいもつかは、塗料の耐久年数によって変わります。 現在使用される塗料は、アクリル、ウレタン、シリコン・フッ素で、耐久年数が高くなるほど価格が高くなるのが一般的です。 耐久性・品質・経済性すべてのバランスがいいのが、高級シリコン塗料です。 弊社が使用している高級シリコン塗料のメーカーの期待耐久年数は13〜16年で、工事保証期間は8年です。 同じ塗料を使っても、適正な塗り方で塗らないと耐久年数は保てません。 最近はさらに高価な遮熱機能を備えた塗料もいろいろとあります。 外壁や屋根の塗装自体は塗料の種類によるところが大きいですが、特に紫外線があたりやすい場所では、コーキングなどの劣化を気にしてください。 コーキング材も塗料と同じように目安となる耐久年数があります。 塗料の塗り替えが必要なくても、サイディングの目地や窓まわりのコーキングに劣化があれば張り替えないと雨水が壁内部に浸透してしまいます。 弊社は、どの塗料プランを選択しても保証期間に応じて、塗装後1年・5年・3年・7年・10年の定期点検をおこないます。 コーキングの打ち替えや塗り替えの適切なタイミングを逃すことなく家を守れます。
外壁塗装期間|マンション・アパートの場合
マンションやアパートなど集合住宅の外観は、入居率にも大きく影響します。 塗料の耐久年数も塗り替え時期に影響しますが、集合住宅の塗装はお色直し的な意味合いもあります。 集合住宅の場合も、塗装工事の工程は戸建て住宅と変わりません。 塗装面積が広ければ広いほど、工期は長めになりますし、集合住宅の場合は共用の外廊下やベランダがあるので、床の防水塗装の塗り替えも必要であればその分工期は長くなります。 塗装面積と職人の人数が工期に影響しますが、規模による工期の目安はアパート・マンションの施工事例をご参考ください。 集合住宅と戸建て住宅との大きな違いは、塗装をおこなう物件内にご家族以外の入居者さんがいることです。 塗装工事は建物を維持するために必要なこととはいえ、入居者さんに充分ご理解いただくことが必須です。 着工前に各入居者さんに、工事期間や工事中の諸注意などを説明します。 着工後の工期は、世帯数の少ないアパートは二週間ほどですが、大規模なマンションになると三か月くらいかかるものもあります。
マンション・アパート外壁塗装事例
マンション・アパートの外壁塗装事例として工事が始まる前から工事完了までの流れについても参考にご覧ください。 足場設置後は、戸建て住宅と同じような工程で工事は進行します。 高圧洗浄時から洗濯ものは外に干せなくなります。 上記写真の物件の場合は、外壁が窯業系サイディングでした。 サイディングは、地震が起きたときの揺れを分散させるために、壁材にジョイントを設け、ジョイント部には弾性素材のコーキングを施します。 開口部の周囲にもコーキングが施されています。 塗料と同じようにコーキングにも寿命があるので、まずは下地処理としてコーキングの打ち替え作業からスタートします。 壁面などに補修が必要な箇所があれば、この段階で補修工事もおこない、打ち替えたコーキングが充分に乾いてから塗りの工程に入ります。 弊社にご依頼いただいた場合、工事完了後は戸建て住宅と同じように、塗料の保証期間に応じた定期点検をおこなうので、ご安心ください。
まとめ
今回は外壁塗装の作業工程や、工事期間の詳細を紹介してきました。 塗装の工程に入る前には、洗浄や下地処理など多くの作業工程があることをご理解頂けたかと思います。 塗料の質は年々向上していますが、塗料が本来持つ性能を大きく活かすためには、適切な乾燥時間を設けたり、下準備を怠らないなどのひとつひとつ丁寧な作業が必須です。 お客様の大切なご自宅の価値を下げないためにも、まずは信頼のおける業者を選ぶことが大切です。 塗装工事は定期点検や保証内容など、塗装後のアフターケアも重要です。 群馬県や埼玉県にお住まいで、塗装工事をお考えの皆さまは、弊社の公式サイトの情報も参考にしていただき、ぜひ無料見積りをご依頼ください。
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