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塗装の期間はどのくらい?おすすめの時期などを徹底解説!

塗装工事は何度も行う工事ではないため、些細なことでも気になるものです。しかし実際に塗装会社に連絡をするには気が引ける…なんてこともあるかと思います。
そこで今回は工事の期間やおすすめの時期(季節)などを徹底解説します。
これから塗装を検討中の方はぜひ参考にしてください。

■短くても長くてもダメ?適切な塗装工事の期間とは

塗装工事の期間は屋根と外壁で約2週間と言われています。この2週間は足場の組み立てから解体までを指します。
それでは簡単に工事の流れをご説明していきます。

①足場の組み立て

約1日かけて足場を組み立てます。鉄パイプで骨組みを作った後に飛散防止用のメッシュシートを貼っていきます。
隣のお家との距離が短い場合や3階建てのお家では2日かかかる場合もあります。資材を積んだ大きなトラックで訪問し、5名前後の職人が作業します。

②高圧洗浄

屋根や外壁についた長年の汚れを洗い流していきます。家庭用とは違い、エンジン式の高圧洗浄機を使用します。
お水に関してはお客様のお家の水道を使用します。

③養生(ようじょう)
養生とは塗装をしない窓などに塗料が飛ばないようにマスカーテープで保護をすることを言います。
窓の数や形状によって前後しますが、約半日で作業は終わります。

④下地処理(ひび割れ補修・コーキング工事など)
充填

お家の状況によってひび割れ補修などの下地処理を行います。目地コーキングの撤去打替え・増し打ちなども下地処理に含まれます。
また、雨樋や破風板塗装の場合は、表面に細かな傷をつけて塗料の密着をよくする「研磨・目粗し」があります。
下地処理は高圧洗浄の前に行う場合もありますので作業順序が前後しても問題はありません。

⑤下塗り
下塗り

接着剤の役割のある塗料を塗っていきます。塗料メーカーによって塗回数は異なりますが平均1~2回です。
下塗りは屋根や外壁の素材によって使い分けが必要な場合があります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています下塗り材にも種類がある!シーラーとプライマー・フィラーの違いとは?

⑥上塗り
外壁 上塗り
お客様の選んだグレードやお色の塗料を塗っていく作業です。上塗り2回で完成する場合が多いのですが「中塗り」「上塗り」と言われることもあります。
新しいお色に塗り替えられたお家の完成です。

⑦足場解体

組立同様に、5名前後の職人で足場を解体します。作業時間は半日ほどと短いため、午後から作業開始することもあります。
きれいにした屋根や外壁などを傷つけないように慎重に作業を進めていきます。

以上、大きく分けて7つの作業を2週間かけて進めていくわけですが、同じ1軒のお家でも業者によって工事期間が短い場合と長い場合があります。
では、そのような場合はどのようなことが考えられるのでしょうか。

【工事期間が短い場合】

①作業工程が少ない
見積もりに入っていても実際は見積り通りに作業をしていない場合が考えられます。
例えば、コーキングの撤去・打替えが必要なサイディングであっても、作業時間の短い増し打ち工法で補修をしているなどです。
他にも2回塗りの契約をしても実は1回塗りだった‥なんてこともあります。
塗装後はきれいに見えますが、塗装から1年・3年経過すると塗膜のはがれなどの不具合が出てくることがあります。「作業工程の写真が撮られているか」「工事後のメンテナンスがあるか」などを事前に知っておくと安心できるでしょう。
ただし、素材によって下塗りが1回でよい場合などもありますので業者に確認してみましょう。

②乾燥期間が守られていない

塗装工事では次の工程に進むときに決められた乾燥期間をあけなければいけません。この乾燥期間は各メーカー・塗料ごとに決まっています。
4時間以上の乾燥期間が設けられている塗料を2時間後に塗り重ねると塗膜が膨れる原因になります。
この乾燥期間はコーキングでも同じです。コーキングが乾かないまま作業を進めるとコーキングが熱により膨れてしまいます。
そのため3日ですべて塗装が完了する、ということは基本ありませんので注意しましょう。

【工事期間が長い場合】

①職人の段取り不足
自社職人
塗装工事は工場などのライン作業と違い、ひとつひとつの作業がすべて職人の判断次第です。
そこで塗料が足りない・人員が不足しているなどといった問題が発生すると作業を一時中断せざるを得ません。
お客様の対応によって回避できるものでもありませんのでお客様窓口がしっかりあるかどうかを確認し、万が一の時も要望を伝えられる業者に依頼しましょう。

②雨などの天候による遅延

塗装工事は外での作業がメインのため、天候に左右されます。
雨の日が続けば塗装作業もしばらくお休みです。こればかりはなかなか回避することは難しいでしょう。

「工事期間が長いと足場代が高くなるのでは?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
多くの会社は工事期間に関係なく、「一式」の金額で足場の費用を出しています。日割り計算の場合、お見積りに「〇日間として試算」などと記載があるので確認してみましょう。

■梅雨時期は塗装に不向きって本当?他の季節は大丈夫?

では梅雨時期は塗装には不向きと言われていますがどんな理由からでしょうか。
まず、雨が降って外壁表面が濡れてしまっていると塗装はできません。そのため雨の多い梅雨時期は不向きと言われています。
ただ、事前に雨の日が分かっている梅雨時期より厄介なのがゲリラ豪雨などの突発的な雨です。
塗装したあと数時間もすると表面の塗膜は乾くので塗料が流れてしまうことはありませんが塗りたては別です。作業中であれば小雨であっても細かな跡が出てしまい、再度塗り直しが必要になります。塗装シーズンと言われる春や秋も年によっては雨が多いため「間違いなくこの時期は安心!」という季節はないと言ってもいいでしょう。

■どうやって塗装時期を選んだらいいの?

塗装工事は外仕事ではありますがお住いのご家族の生活に無関係かといえばそうではありません。
季節によってどのようなメリットやデメリットがあるのかご紹介します。
・春(3月~5月)
塗装工事中は基本的に窓は締め切りになり、洗濯物を外に干すこともできません。そのため花粉症の方にはちょうどよい時期と言えます。
ご家族の引っ越しなど窓をあけて掃除をしたい場合には不向きです。
・夏(6月~8月)
足場が組まれると養生シートがお家を囲うので室内が日陰になり室内温度の上昇を抑えることができます。暑い場合にはエアコンもいつも通り使用できます。
一方、洗濯物などは干すことが出来ませんので洗い物が増える夏場を避ける方もいらっしゃいます。
・秋(9月~11月)
日中の気候が穏やかで塗料の乾燥などに適しています。
春同様に、花粉症の方の生活に合った時期と言えますが、夜に少し窓を開けることはできませんので不便に感じる方もいらっしゃいます。
また受験を控えたお子様がいらっしゃるご家庭では秋から冬を避ける傾向があります。
・冬(12月~2月)
窓の開閉や洗濯の心配の要らない季節と言えるでしょう。
とはいえ、気温が低いため高圧洗浄後や塗装後の乾燥時間が長いなど工事の期間は長くなりますので工事期間を短くしたい場合にはおすすめしません。
※0℃を下回る気温や積雪の場合は、塗装はできませんので地域によっては冬場の塗装をお断りしております。

また、一般住宅では年末年始などご家族が不在がちになる休暇は防犯面から足場を解体するようにしています。
とはいえ、どの季節においても、毎日生活をしているご自宅の塗装となれば少なからずメリット・デメリットはあるものです。
一番大切なのはどの季節を選んでも同じ塗装品質を提供できるプロに塗装を依頼することです。
年間を通して施工実績のある塗装業者かつ保証書の発行をしている会社であれば安心して任せられるでしょう。

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