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手抜き工事はどんなやり方があるの?騙されないために手口を知っておこう

お家の外部のリフォーム工事は一生に数回しかなく、ご家族にとって一大イベントです。
何度も工事をすることはできませんし、工事費用も安くはありません。しかし、塗装工事は商品(物品)を購入するのと違い、職人の腕によって品質に差が出ます。
そのようなことから塗装は「手抜き工事」ができてしまう業界でもあります。とはいえ、お客様も職人の作業をずっと見ているわけにもいきません。そこで今回は塗装工事の「手抜き工事」の実例と予防策をご紹介します。

■塗回数は本当にルール通り?


手抜き工事の1つに本当は2回塗らなければいけない塗料を1回で仕上げるやり方があります。人件費の削減です。
塗装工事費用には大きく分けて「仮設(足場)工事費」「材料(塗料)費」「人件(作業)費」「諸経費」の4つがあります。
この中でも人件費が一番大きなウエイトを占めており、人件費を抑えることで会社の利益を出すことが出来ます。そこでお家の塗装1回を減らすことで働く日数を減らし、利益を増やそうという考えです。
もちろん利益は出たとしてもお客様のお家にとっては良い事ではありません。1回塗装の回数が減ることで10年の耐久年数の塗料であっても、3年・5年で色あせてしまったり色の透けがでてしまうといった品質に問題が出てしまう可能性があります。

■塗料は薄くなっていない?希釈量も確認

使用塗料

塗回数を守っていても薄く薄めた塗料を使用していては意味がありません。
一般住宅で使用する多くの塗料が2液の塗料を使用しています。1液の塗料と違い、現場の職人が主剤(塗膜の原料)と硬化剤(塗料を乾燥させるための材料)を混ぜて塗料を完成させます。そのため硬化剤を多く入れて塗料を薄めることもできるのです。1缶で50㎡の範囲を塗装しなくてはいけないのに1缶で100㎡塗装することもできる、ということです。薄めた塗料を2回塗装しても塗料本来の効果を発揮させることはできません。

■業者の塗料に対する知識力があるか質問してみる


ではこのような手抜き工事を防ぐ方法はあるのでしょうか。
まず、塗料メーカーが定めるルール(基準)通り、塗装をしてくれる業者を選ぶ判断基準の1つとして「基準塗布量」を知っているかどうかです。
基準塗布量とは1缶あたりの塗料がどのくらいの㎡数塗れるのかを定めたものであり、職人が1㎡あたりどのくらいの塗料を塗ればよいのかを示すルールでもあります。
近年、たくさんの種類の塗料が開発・販売されていますがすべての塗料のカタログや仕様書に記載されています。
「この塗料1缶あたり、どのくらいの㎡数塗れますか?」と業者に確認してみましょう。的確に答えることが出来ればある程度信頼がおけると判断しても良いでしょう。
また、この基準塗布量を守って塗装するためには実際に塗装する箇所の数量(㎡数)が必要です。
外壁や屋根の見積り書に詳細な数量ではなく、「一式」と書かれている場合は塗布量を守られない可能性がありますので注意しましょう。

■他にもまだある!塗料の扱い以外にも気を付けたい手抜き工事

塗料の扱いについてご紹介してきましたが、塗装の際に必要な下地処理にも手抜き工事は存在します。

  • スレート屋根の縁切り作業をしない
    屋根 タスペーサー
    スレート屋根は薄型の屋根材のため塗料で屋根材同士がくっついてしまいます。毛細管現象により屋根材の裏に入り込んでしまった雨水は雨漏りにつながります。
    そうならないために人工的に屋根材の隙間をあける「縁切り作業」を行う必要があります。縁切り作業はカッターで隙間をつくるやり方とタスペーサー(雨漏り防止器具)を取り付ける2パターンあります。塗装工事をしている職人なら常識的なことですが屋根というお客様が確認しにくい場所だからこそ手を抜きやすい作業です。
  • コーキング工事は増し打ち工法?打替え工法?
    コーキング充填
    外壁の目地は塗装前にコーキング工事が必要です。コーキング工事は増し打ち工法と打替え工法の2種類があります。
    増し打ち工法はALCの外壁で施工が多く、既存の上からコーキングを施工する方法です。一方、打替え工法はサイディングでの施工が多く、既存のコーキングを撤去してから新しいコーキングを充填する方法です。増し打ち工法よりも撤去打替えのほうが手間や費用がかかるのでお見積り金額がかかりますが、どちらの工法でも仕上がった見た目に差はありません。
    しかもコーキング工事後に塗装をするためプロの目から見ても全く分からなくなってしまいます。手抜き工事かどうかはコーキングが膨れたり早期にひび割れてしまうなどの不具合が出て初めて気が付くケースが少なくありません。

■手抜き工事と塗膜の不具合の違い

ここまで手抜き工事について紹介してきましたが、どんなにしっかりとした工事をしていても塗装した箇所に不具合が出ることがあります。では塗膜の不具合にはどのような原因があるのでしょうか。

  • 塗料の選定ミス
    使用塗料
    塗装工事は既存の塗膜の上から新しい塗膜を形成していくため、塗膜の相性が悪い場合は塗膜がはがれてしまうことがあります。
    塗装業界には「水性塗料の上から油性塗料を塗るとはがれる(隆起してしまう)」などの慣習もありますが、毎年多くの新しい塗料が開発されていることもあり、すべての塗料との相性を確認することはできません。
    創業年数が長く施工実績が多い会社に任せることで塗装のノウハウが蓄積されている会社に依頼することが予防策と言えます。
  • 塗料(製品)の不具合

    新しい塗料は耐久試験などをクリアして商品として市場に出回りますが、その試験も「絶対」ではありません。実際のお家の環境下によっては想定外に早期の色あせが起こることもあるのです。塗料メーカーの中には塗膜の不具合に関してメーカー保証を付けている会社もあるほどです。
    実際にお家に使用する塗料がどんなメーカーのものなのかを確認してみましょう。大手・中小問わず塗料メーカーからどんな保証が出ているのかを確認することでもしもの時の安心が違います。また塗膜の不具合は多くの場合が施工業者からの工事保証期間内の1年から7年の間に症状が出ます。業者によって保証内容や年数は異なりますが、もし塗膜の不具合が疑われる場合には、一度相談するのが良いでしょう。

■工事報告書や塗膜保証書、定期点検があると安心


実際の手抜き工事の方法をお伝えしましたが、すべての職人が手を抜いているわけではありません。お客様のお家を長く良い状態で保つために品質こだわる職人が多くいることも忘れてはいけません。
とはいえ、業者を選ぶ段階ではどんな職人が塗装してどんな工事をするのかは正直わかりません。
そんな時、その業者が工事後に報告書や塗膜保証書の受け渡しがあることが分かると安心できるでしょう。工事報告書では工事の様子の写真があるとどんな工事をしたのかがわかりますし、保証書があれば塗膜の不具合があった時にも安心です。さらに塗装工事後1年や3年後に定期点検があると実際の塗装の状態を定期的に確認してもらえますので普段気が付きにくい高い位置の不具合にも早期に気が付くことが出来ます。

■安心して工事を任せるためには

リフォーム会社や塗装専門店だけでなく、大手家電メーカーなども参入している塗装工事は価格だけで選ぶ時代ではありません。
工事品質やアフターフォロー、工事保証などのサービスの充実も業者を選ぶポイントになってます。お客様にとっては業者の質の向上は喜ばしいことですが、手抜き工事は0とは言い切れないのが現状です。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしていただければと思います。

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