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塗装の悪徳業者が使う手口とは?騙されないために知っておきたい対処方法

近年、専門店だけでなく家電量販店やホームセンターなど多種多様なお店で塗装工事を依頼できるようになりました。
競争が激しくなる塗装業界では独自の保証や塗料などを販売し、高品質な塗装を提供する優良な業者が増えています。しかし、残念なことにいまだに悪徳業者に悩まされる消費者も少なくありません。
実際に国民生活センターに寄せられる訪問販売・点検商法への相談は近年増加傾向にあります。そこで今回は悪徳業者が使う手口とその対策についてご紹介します。

■「いますぐやらないと大変なことに…」不安を煽る

悪徳業者
住んでいるお家のことであっても住宅に関する知識がある方ばかりではありません。住宅のプロと名乗る人が急に訪問し、「この隙間から雨漏りする可能性があるからこのままではかなり危険な状態だ」と指摘を受ければ不安になることでしょう。最近の悪徳な訪問業者は、見た目や対応からは良し悪しが判断できません。熱心に話す姿から信頼のおける人だと思い込み、契約して前金として工事代金を支払ったあとは連絡が取れなくなるというケースもあります。よくよく考えれば「なんでこんなに急いで契約したのか?」と疑問に思うほど、今の訪問販売の手口は巧妙なのです。

  • 近年、増えている点検商法
    「3年前にミヤケンさんで工事をしたものですが…近くを通った瓦屋さんが親切に屋根の上が変だって教えてくれて。また明日来るって言って帰っていったんだけど…ちょっと心配だったので連絡してみました…」
    こんなお電話が弊社にありました。実際にそのお家に行って点検をしても異常はありません。これが点検商法のやり方です。点検商法は地元の業者ではなく遠方の業者がエリアを絞って巡回することが多く、同エリアから1日に何件も同じ相談をいただくこともあります。嘘であっても屋根の異変を教えてくれただけ、なら悪徳業者ではありませんが、何も異常がないのに修繕したかのように装い費用を請求したり、ひどい場合は意図的に屋根を壊す業者もいます。一方で、本当に屋根の不備を教えてくれるケースもあるため悪徳業者かどうかを見極めることは難しいのです。
    無料点検が悪いわけではありませんが、必ずお客様も確認できるように写真を撮ってもらったり点検の様子を確認するようにしましょう。
    また、どんなにお家にとって悪い状態であっても2・3日で倒壊するようなケースはほぼありません。急なことで動揺しているときでも訪問販売が悪徳業者なのか見極めるポイントを3つご紹介します。

    1.即決しない
    悪徳業者は時間をかけて契約することを嫌がります。その場の雰囲気に流されて契約しないことが重要です。お家の危険を知ると家族や生活を守ることを優先し、冷静な判断が出来なくなります。一度、家族や周囲の人に相談することで本当に必要な工事なのか、他の会社にも相談したほうがよいのかなどを考えるきっかけになります。「考えてから工事をするか決めます」と伝えて不機嫌になったり脅してくるような業者には頼まないほうがよいでしょう。

    2.名刺をもらう
    自社職人
    悪徳業者に一番多いのが名刺などをお客様に渡さずに工事を完了させるやり方です。会社名を言わずに「また来ます」といって帰っていったというケースもあるようです。名刺がないことでお客様自身も誰に頼んだのかわからず、工事や支払いが済んだ後に不具合が見つかっても泣き寝入りせざるを得ないことも…。どんな人が対応してくれたのかを後から確認できるようにしましょう。

    3.会社の所在地を確認する
    名刺や会社資料をもらったら本社や一番最寄りの店舗がどこにあるのか確認しましょう。最寄りの事務所が営業しているのか実際に見てみるとより安心です。事務所はあっても、いつ退去してもおかしくない状況の営業所もあります。お家のことであれば地元に根差した業者に依頼するほうが安心です。

■大幅値引きは怪しい?塗装工事にも適正価格があります


悪徳業者の中には最初に提示した金額が適正ではない場合があります。たとえば、適正価格80万円の工事に対して最初に120万円と提示をして30万円の値引きをするとどうでしょうか。一見、お客様からしたら「30万円も値引きをしてくれて安い工事になった」と感じるでしょう。しかし実際には通常より10万円も高い工事で損をすることになるのです。
塗装工事は定価がないので業者の言い値、と言われることもありますが実際には違います。費用の内訳は大きく①足場代②塗料代③手間代(作業費)④諸経費に分けることができます。この内訳はどんな良い塗料を使用しても塗料代以外はほぼ変わることはありません。
そのため塗料を正しく使った見積りであれば、同グレードプランであれば他社と圧倒的な金額差が出ることは少ないでしょう。ただし、在庫塗料を使用したり塗料を薄めて使用するなどがあれば金額の差が大きく出ることもあります。相見積もりをして大きな金額の差が出たときは安い業者に即決するのではなく、なぜ金額の差が出るのかを確認してみましょう。
他にもよく目にする「足場無料キャンペーン」も注意が必要です。このような「○○無料」と謳った工事では、必ず別の項目に金額が上乗せされています。足場作業には材料費や人件費が伴うため、業者の利益を減らさない限り無料ではできないのです。とはいえ、キャンペーンがすべて悪いというわけではありません。期間限定や棟数限定で会社の利益を減らしてキャンペーンをしている会社もあります。注意したいのがキャンペーンが「その日限り」などの短期間しか適用されない場合です。契約を急かすようなキャンペーンには注意しましょう。

■安く契約したけど追加工事ばかり…

最初は安い金額で工事を契約しても最終の金額の差が出ることがあります。足場を立てて屋根の上を見たら塗装ではなく葺き替えが必要だった、というケースです。外部の工事の場合は目に見える劣化症状が多いことから、工事が始まってからの追加工事は基本的にありません。ではなぜ悪徳業者は追加工事になってしまうのでしょうか。

1.足場が組まれた後は相見積もりが取りにくい

工事がいざ始まって足場が組まれた後の追加工事に対する相見積もりは難しいものです。お客様は次の工程に進むまでの短い間に「やる・やらない」の判断をしなくてはいけませんし、業者によっては安全面から責任の所在があいまいになる足場の貸し借りを禁止しています。そのような状況を業者は知っているからこそ最初の見積もりは安くして追加工事を当たり前のように提案するのです。

2.知識がない人が現場調査をしてる


現場調査はお家の劣化から適切な補修方法をご提案するために行います。ただお家の寸法を測って工事金額を算出するだけではないのです。しかし、知識のない人が現場調査に行けば、やらなくてはいけない工事であっても見積り書に反映されず、工事が始まった後の「追加工事」として請求されるのです。または最悪の場合、補修せずに工事を終わらせるケースもあるでしょう。もちろん現場調査で100%劣化状況を見抜けると断言はできませんが、お家のひび割れなどの目に見える劣化の補修費用が入っていない場合は工事前に業者に確認するようにしましょう。

■「自分は大丈夫!」と思わないで

塗装工事など金額が大きな工事になると判断に慎重になります。信頼できない業者に頼みたい人はいませんが、最近の悪徳業者のやり方は非常に巧妙です。
対応するスタッフの印象だけでなく、その会社は本当に信頼のおける会社なのかを見極める必要があります。名刺をもらったり会社の所在地を確認するなど初歩的なことに思われるかもしれませんが、意外と見落としてしまいがちです。大切な我が家のリフォームですからしっかり調べて「ここなら安心!」と思える業者に依頼するようにしましょう。

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