外壁塗装をグレーで仕上げるメリット・デメリットは?失敗しない3つのポイントも紹介
2023.07.06更新 外壁塗装

外壁塗装でグレーが気になっている方はぜひ本記事をご覧ください。グレーの塗料を使って塗装するメリットやデメリット、失敗しないポイントに加え、実際の施工事例をご紹介します。
外壁塗装をグレーにするのか、他の色にするのかを決める判断材料にしてください。
目次
外壁塗装でグレーの塗料を採用するメリット
外壁塗装でグレーの塗料を用いると、4つのメリットが得られます。
- 汚れや劣化の症状が目立ちにくい
- モダンで洗練された仕上がりになる
- 周辺の住宅や環境に溶け込みやすい
- ツートンカラーの配色がしやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
汚れや劣化の症状が目立ちにくい
グレーは汚れや劣化の症状が最も目立ちにくい色とされています。外壁が汚れる原因には、カビやコケ、ほこり、排気ガスなどが挙げられます。これらの汚れが、明るすぎず暗すぎない中間色であるグレーだと、塗膜の劣化や微細な汚れが目立ちにくいのです。
美観を保つために、頻繁に掃除をするのは一苦労ですが、外壁塗装にグレーを採用することで、建物の美観を長く保ちながら、メンテナンスの頻度を減らすことができます。
モダンで洗練された仕上がりになる
グレーという色の魅力は、シンプルで落ち着いた印象を与えてくれる点です。住宅の外壁塗装にグレーをメインカラーとして採用すると、モダンで洗練された仕上がりになります。
また、グレーの明るさや彩度を変えることで、住宅の印象を大きく変えることができます。近代的または都会的な印象により近づけたい方は、明るめのグレーを選ぶとよいでしょう。
周辺の住宅や環境に溶け込みやすい
グレーは無彩色かつ中間色で、周囲の住宅や環境に溶け込みやすい特徴があります。
都市部や密集した住宅地など、多様な建物が立ち並ぶ場所でも周囲の環境に合わせることができます。他の色味とも相性が良いため、景観を壊す心配はないでしょう。
ツートンカラーの配色がしやすい
ツートンカラーの配色がしやすいのもグレー塗料の特徴です。彩度の高い色や特徴的な色だと、相性の良い色の組み合わせが限られてしまいますが、グレーは幅広い色と組み合わせることができます。
他の色と組み合わせ、建物のアクセントとなる部分を表現したり、デザインのバリエーションを広げたりしたい方は、グレーを選ぶことをおすすめします。
外壁塗装でグレーの塗料を採用するデメリット・注意点
グレーの塗料は外壁塗装においてメリットが多い一方で、デメリットや注意点も存在します。この記事では、グレーの塗料を採用する際のデメリットや注意点について解説します。
地味な仕上がりになってしまいやすい
グレーは落ち着いた色味であるため、どうしても地味な仕上がりになってしまいやすいです。とくに、明るさや彩度の低いグレーを選ぶと、建物全体が地味な印象になる可能性があります。
もし、多少なりとも地味な印象を解消したい場合は、ブルーグレーやローズグレーなどの華やかな色味のグレーを選ぶことがおすすめです。
採用する色によっては住宅が古く見えてしまう
グレーは落ち着いた色味であるため、採用する色によっては住宅が古ぼけた印象に見えてしまうことがあります。とくに暗めのグレーを選ぶと、建物の外観が重くなり、年期の入った印象を与える可能性があります。
建物のスタイルや周囲の環境との調和を考慮しながら、明るめのグレーを選ぶか、他の明るい色と組み合わせると、建物が古く見えずにスタイリッシュな印象を与えられるでしょう。
グレーを採用した住宅の施工事例
ここまで、グレーの特徴やデメリットを解説してきました。しかし、外壁塗装でグレーを採用した実際の施工事例を見なければ、なかなかイメージが付かないでしょう。
そこで、外壁塗装をグレーで行った施工事例を見ていきます。グレーをアクセントとして使用したツートンカラーや、さまざまなスタイルの住宅の施工事例をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
明るめのグレーが印象的な住宅の外壁塗装

Before

After
外壁の劣化が気になったことからスタートした施工事例です。外壁にはチョーキング現象やコーキングのひび割れが見られており、劣化していることは明らかでした。
そこで、打ち替えによるコーキング補修や丁寧な3回塗りの塗装作業を実施。最終的に少し明るく青みがかったグレーであるクールグレイの映える住宅に仕上がっています。
新築のような外観を取り戻した築20年の住宅

Before

After
築20年の住宅で外壁塗装を行った施工事例です。住宅の各所に劣化が見られ、外壁を含めた複数の箇所を補修しました。外壁では、コーキングのひび割れやチョーキング現象、浮きなどが見られており、顕著に防水性が低下した状態から施工がスタート。
打ち替えによるコーキング補修を行った後、外壁を高圧洗浄でキレイに洗い流し、塗装作業を行っています。また、ツヤを抑えた3分ツヤ仕上げにしました。結果、新築のような外観を取り戻しています。
関連記事:築20年グレー仕上げの屋根外壁塗装工事
グレーをアクセントに使ったツートン仕上げ

Before

After
紫外線や雨風の影響で外壁の色あせやコーキングの劣化が見られていました。
外壁の塗装では、アクセントカラーの箇所とメインの箇所に分け、3回塗りを実施しています。下塗り材をたっぷり塗り、上塗り材との密着性を高めることを意識しました。
使った色は、アクセントカラーにウィザードコッパーと呼ばれる濃いグレーを入れ、メインにクールホワイトを入れています。白とグレーのツートン仕上げによって、おしゃれでモダンな住宅に仕上がりました。
関連記事:2色塗りのサイディング外壁塗装工事
2色のサイディング外壁塗装工事

Before

After
色あせや外壁の汚れがとても気になっていたところから始まった施工事例です。実際、外壁にはコケの付着や汚れが目立ち、チョーキング現象やコーキングの黒ずみも見られました。
そこで、コーキングの打ち替えや、丁寧な3回塗りによる外壁塗装で美しいサイディングの、おしゃれな2色の外観に仕上がっています。濃いめのグレーを選択することで、それぞれの色が際立ち、印象的な住宅になりました。
関連記事:オシャレな2色塗り仕上げ!ガルバリウム鋼板屋根・サイディング外壁塗装工事
シリコン塗料のグレーを用いた施工事例

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After
外壁に汚れや黒ずみが見られたうえ、外部からの衝撃による欠けがありました。
まずは高圧洗浄で洗い流した後、塗料をたっぷり使った3回塗りで仕上げることでキレイなグレーの外壁を取り戻しています。
また、付帯部分である雨樋も塗膜の劣化が見られたため、同様に3回塗りで対応しました。
関連記事:アステックペイント汚れに強いシリコン塗料を使用した外壁塗装工事
グレーの塗料での外壁塗装で後悔・失敗しないためのポイント
外壁塗装をグレーで行う際、後悔や失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。そのポイントを詳しく見ていきましょう。
グレーの種類を把握しておく
グレーと一口に言っても、その種類はさまざまです。暗めのグレー、明るめのグレー、ブルーグレー、グリーングレーなど、それぞれの種類によって仕上がりや印象が大きく異なります。
外壁塗装を行う前に、グレーの種類について把握しておくことが大切です。サンプルやカラーシミュレーションを活用して、自分が求めるイメージに合ったグレーを選びましょう。
グレーと相性の良い色を把握しておく
外壁塗装でツートンカラーやアクセントカラーなど、複数の色を採用する場合、グレーと相性の良い色を選ぶ必要があります。例えば、白やクリーム、ブルー、グリーンなどはグレーと相性が良い色として知られています。
「色相環」を念頭に、サンプルやカラーシミュレーションを活用して最適な色の組み合わせを見つけましょう。
施工事例を参考にする
他の建物や住宅の外壁塗装事例をチェックすることで、グレーの塗料の仕上がりや雰囲気をイメージできます。施工事例を通じて、自身の希望やイメージと合致する外観を確認することで、施工後のイメージとの解離を防ぎやすくなります。
注意点として、施工事例を参考にする際には、建物のデザインやスタイルが合致しているかどうかをあらかじめ確認しましょう。
同じグレーの塗料でも、異なる建物によって印象や雰囲気は変わってきます。自分の建物の特徴や雰囲気に合った施工事例を参考にし、後悔や失敗を避けることが大切です。
まとめ
外壁塗装でグレーの塗料で仕上げるとさまざまなメリットを得られます。
しかし、グレーによる塗装のメリットを最大限得るためには、最適な色選びが必要です。自身で色を選ぶことに不安がある方は、色選びの専門家が在籍している株式会社ミヤケンに、ぜひご相談ください。
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