外壁の塗装費用を知りたい人必見!相場と事例から徹底解説!
2023.06.07更新 外壁塗装

外壁の塗り替えは、家の外観を美しく保つために、建築寿命を長くするために欠かせない、必ず行うべきメンテナンスです。
いざ塗り替えを検討したとき、まず気になるのが
「どれくらい費用がかかるの?」
「相場ってどのくらい?」
などの点ではないでしょうか?
多くの方は、正確な費用を知るために業者へ見積もりを依頼すると思いますが、自分で大体の相場感を把握しておきたいですよね。
この記事では、外壁塗装にかかる最新の相場や実際の事例をもとに、塗装費用を安く抑えるためのポイントなどを徹底解説します。外壁の塗装にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
2023年最新版【坪数別】家の塗装にかかる費用の相場
家の塗装にかかる費用は、工事内容、業者によって異なりますが、大きく値段が変わってくる要因が「家の大きさ」です。単純に、大きい家のほうが使用される塗料が多くなるからです。
また、外壁だけでなく屋根も経年劣化によって塗装が必要な場合があり、更に費用が高くなってしまいます。
ここでは、家の大きさ(坪数)に対する相場を、以下の場合に分けてご紹介します。
- 外壁塗装のみ
- 外壁と屋根を同時に塗装
家の外壁のみを塗装するときの費用相場
家の外壁のみを塗装するとき、費用相場は以下の表のとおりです。
坪数 |
塗装面積 |
費用相場 |
20坪 |
79㎡ |
40万円〜120万円 |
30坪 |
119㎡ |
60万円〜140万円 |
40坪 |
158㎡ |
80万円〜160万円 |
50坪 |
198㎡ |
100万円〜200万円 |
一般的に、外壁の塗装面積は、延床面積に係数1.2(業者によって1.1〜1.7倍の振れ幅があります。)をかけると、判断できると言われています。
【塗装面積計算式】
塗装面積(㎡)=延床面積(㎡)×1.2
※1坪3.3㎡とすると、延床面積(㎡)=坪数×3.3㎡
(例) 家の大きさが20坪の塗装面積を算定するとき
延床面積(㎡)=20坪×3.3㎡=66㎡
塗装面積(㎡)=66×1.2=約79㎡
自宅の坪数から塗装面積を計算し、業者の見積もりと差がないかなど、しっかりと確認しておきましょう。
家の外壁と屋根を同時に塗装するときの費用相場
家の外壁と屋根を同時に塗装するとき、費用相場は以下の表のとおりです。
坪数 |
塗装面積 |
費用相場 |
20坪 |
79㎡ |
70万円〜150万円 |
30坪 |
119㎡ |
80万円〜170万円 |
40坪 |
158㎡ |
100万円〜180万円 |
50坪 |
198㎡ |
120万円〜200万円 |
坪数や屋根の大きさ・形状によっても変わりますが、外壁塗装の費用に対して30〜40万円がプラスされることが多いです。
外壁・屋根塗装をするとき、多くのケースで足場を組み立てるので、設置費用が発生します。20坪の場合ですと、足場費用の相場は、39,600円〜72,600円ほどです。
外壁塗装だけに比べて、外壁と屋根の施工を同時に行うほうが、総額で考えると費用は高くなってしまいますが、足場設置代が1回分で済んでお得になるため、外壁と屋根をまとめて塗装する方が多いです。
家の塗装にかかる費用の内訳と価格の相場
家の塗装には塗料代だけでなく、修繕費、足場代などの費用がかかります。また、塗料には数種類のグレードがあり、高品質なものほど価格が高くなります。
業者によって、各項目の価格が異なるケースもあるため、大体の相場を把握しておきましょう。
項目ごとの価格を把握していれば、業者へ見積もりを依頼したとき、工事費用が高いか安いかを判断することができます。
家の塗装をするとき、各項目における価格は、以下の表のとおりです。
項目 |
価格 |
|
塗料の種類 |
アクリル |
1,000円/㎡〜1,800円/㎡ |
ウレタン |
1,400円/㎡〜2,500円/㎡ |
|
シリコン |
1,800円/㎡〜3,500円/㎡ |
|
フッ素 |
3,000円/㎡〜4,500円/㎡ |
|
無機 |
3,500円/㎡〜5,500円/㎡ |
|
足場 |
600円/㎡〜1,100円/㎡ |
|
飛散防止ネット |
100円/㎡〜200円/㎡ |
|
養生 |
250円/㎡〜550円/㎡ |
|
高圧洗浄 |
100円/㎡〜350円/㎡ |
|
シーリング |
500円/㎡〜1,260円/㎡ |
|
下地補修 |
1,700円/㎡〜2,500円/㎡ |
|
廃棄物処理 |
10,000円〜60,000円 |
施工事例から見る家の塗装にかかる費用の相場
ここでは、実際の施工事例を紹介しながら、リフォーム内容や費用について解説していきます。
実際に施工を行ったオーナーのご意見が記載されているので、自宅の状況と比較をしながら、必要な施工内容などを確認していきましょう。
ツートーン仕上げ
外壁塗装を行って、綺麗なツートーンに仕上げた事例です。
15〜18年の耐久性をもった塗料を使用しているので、外壁がとても長持ちします。
リフォーム内容などは、以下のとおりです。
施工内容 |
外壁・軒裏天井・破風板・雨樋・幕板・シャッターボックス・出窓・庇屋根・エアコンカバー |
リフォームに至った経緯 |
どこの施工業者を選ぶか迷っておられていたそうですが、株式会社ミヤケンのHP、YouTubeやSNS等がとても良かったので選んで頂けたとのことです。 |
費用 |
1,400,000円 |
関連記事:ツートン仕上げの外壁塗装工事
汚れに強くなった外壁
低汚染遮熱シリコンの塗料を使用して、汚れに強く、長持ちする外壁へ仕上げました。
リフォーム内容などは、以下のとおりです。
施工内容 |
外壁・軒裏天井・破風板・雨樋・戸袋・雨戸・幕板・濡れ縁・エアコンカバー |
リフォームに至った経緯 |
価格についてお悩みであったようですが、知人様が弊社で施工されて、実績をお聞きになった経緯から当社を選んで頂いたようです。/span> |
費用 |
1,694,220円 |
関連記事:アステックペイントの汚れに強いシリコン塗料を使った外壁塗装
新築のように大変身
外壁塗装と屋根塗装を行った事例です。
家全体のカラーが変わり、新築住宅のように生まれ変わりました。
リフォーム内容などは、以下のとおりです。
施工内容 |
屋根・外壁・軒裏天井・破風板・水切り・エアコンカバー |
リフォームに至った経緯 |
施工価格でお悩みであったようですが、施工事例のお写真などを見てもらい、弊社を選んで頂きました。 |
費用 |
1,870,000円 |
関連記事:屋根・外壁塗装工事 クリーム系からブラウン系のお色へ新築のように大変身
ツヤ消しグリーンでシックな佇まいに
柔らかい雰囲気のイエロー外壁から、シックな印象を持つツヤ消しグリーンへ塗り替えを行った事例です。塗料の性能も大事ですが、家のデザインに関係する外壁のカラーにもこだわりたいですよね。
塗料カラーは、たくさんの種類がありますので、塗装業者にイメージなどを伝えて、相談してみるのが良いでしょう。
リフォーム内容などは、以下のとおりです。
施工内容 |
屋根・外壁・軒裏天井・破風板・雨樋・水切り・換気ガラリ・丸形フード・エアコンカバー塗装 |
リフォームに至った経緯 |
安心して依頼できる業者を探しておられ、弊社へお見積り依頼をいただきました。 |
費用 |
899,690円 |
アステックペイントで耐久性アップ
アステックペイント社の塗料を使い、耐久性を向上させたお宅です。20〜24年の耐久性をもった塗料なのでメンテナンス回数も減り、長期的に見ればコスパ面でもメリットがあります。
リフォーム内容などは、以下のとおりです。
施工内容 |
屋根・外壁・軒裏天井・破風板・雨樋・水切り・シャッターボックス・出窓・庇屋根・エアコンカバー |
リフォームに至った経緯 |
外壁の劣化が見られ、弊社にご相談頂きました。 |
費用 |
1,620,000円 |
家の塗装にかかる費用を安く抑える方法
家の塗装は、建物を美しく保ち、劣化や腐食から守るために欠かせないメンテナンスの一つですが、費用が高いため、予算内に施工することができない場合もあります。
しかし、さまざまな方法を活用すれば、高品質な塗装工事を節約して行うことが可能です。
ここでは、費用を抑えられる6つの方法をご紹介します。
- 助成金や補助金が利用できないか確認する
- 火災保険を適用できないかチェックする
- 家の外壁や屋根の状態が悪くなる前に塗装する
- 相見積もりをおこなう
- 塗装業者の閑散期を狙って依頼する
- 塗料のグレードにこだわりすぎない
項目ごとにそれぞれ、確認していきましょう。
助成金や補助金が利用できないか確認する
住んでいる地域によっては、自治体や国が実施している住宅リフォーム助成金や、省エネ対策を促進するための補助金などを利用することができます。補助金は、要件によって20万〜350万ほど貰えることもあるので、塗装費用を大幅に削減することが可能です。
しかし、これらの助成金や補助金は、住まいの地域や施工内容などによって、条件に大きな違いがあります。例えば、耐震改修や省エネ対策のための工事に限定されていたり、所得制限などがあります。
申請には、一定の手続きが必要であるため、応募期間や手続き方法などを国や自治体のホームページで、事前に確認することをおすすめします。
火災保険を適用できないかチェックする
家の塗装は、火災などの人為的災害から保護するだけでなく、台風・大雨・強風・落雷などの自然災害から住宅を守る、重要な役割を果たしています。
火災保険は、住宅を所有している方であれば加入していると思いますので、外壁や屋根の修理が必要になったときは、使用することを検討してみましょう。
ただし、建物の年式が一定期間を超えていたり、自然災害は該当しなかったりと火災保険の条件に適応しない場合もあります。
加入している火災保険の適用条件を証券などから確認し、実際に補償が受けられるかどうかを事前に確認しておきましょう。
家の外壁や屋根の状態が悪くなる前に塗装する
家の外壁や屋根の状態が悪くなると、修繕するために大きな費用がかかるケースがあります。雨漏りやカビなどが発生すれば、外壁や屋根だけでなく、家の躯体(柱や梁などの家の重要部分)にまで影響がでてしまい、修繕費用が大きくなってしまうことも。
外壁や屋根の状態が悪くなる前に塗装を行えば、無駄な修繕費用が発生せず、塗装費用のみにお金をかけられます。一般的に、外壁や屋根の塗装サイクルは、約10年とされていますので家の外壁や屋根の状態が悪くなる前に塗装するし、気候や建物の使用状況によって状態は変化していきますので、必ず専門家に相談してください。
相見積もりをおこなう
塗装業者を選ぶときには、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。相見積もりを行うことで、業者間の価格の違いを比較することができます。
業者ごとに使用する塗料や工程が異なるので、見積もりを比較すれば、より良い内容のサービスを提供してくれる業者を選ぶことができます。
見積もりを比較するときには、価格だけでなく、業者の信頼性、施工実績やアフターサービスなどを考慮する点にも注意しましょう。
また、業者によっては、見積もりの際に安い価格を提示して、施工の途中で追加料金などを発生させる業者もいるため、契約前に必ず確認するようにしましょう。
塗装業者の閑散期を狙って依頼する
建築業界は屋外での作業が多く、気候や天気の関係から、繁忙期(春と秋)と閑散期(夏と冬)というものがあります。塗装業界も同様で、閑散期は繁忙期に比べて職人の手が空いているので、塗装費用が安く設定されていることが多いです。
また、閑散期に依頼すれば、塗装業者のスケジュールが空いているため、納期の調整などもしやすくなります。ただし、繁忙期に比べて仕事量が少ないため、塗装業者によっては、値引きなどのサービスに対応しないケースもあります。
塗料のグレードにこだわりすぎない
塗料は、一般的に高価なものほど、耐久性や色の美しさなどが増しますが、塗料のグレードにこだわりすぎると、必要以上に高い費用がかかってしまいます。
どんな塗料が必要かは、建物の用途や地域の気候条件によって変わるため、必ずしも高価な塗料が必要というわけではありません。
塗料の種類によっては、長期間使用することで、コストパフォーマンスが高くなる場合があります。
塗料のグレードを決定するときには、業者へ相談して予算を考慮しながら、自宅に必要なグレードかどうかを検討することが重要です。
まとめ
今回は、外壁や屋根の塗装にかかる費用の相場や、施工価格を安くするためのポイントなどを解説しました。施工を依頼するときは、施工内容、塗料グレードや適正価格を把握しながら、複数の業者へ見積もりを依頼することが大切です。
また、助成金、補助金や火災保険を利用することで、施工価格を安くできます。
外壁や屋根は、家をさまざまな物から守ってくれる重要な箇所です。定期的なメンテナンスと塗替えを行うことで、家の外観を美しく保ち、建築寿命を伸ばすことができます。
弊社ホームページには、家の塗装について、さまざまな情報を掲載しています。気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
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