【2025年最新版】塗装で刷毛とローラーの使い分け方は?キレイに仕上げる方法やコツもご紹介!
2025.10.14更新 外壁塗装

目次
こんなお悩み、ありませんか?
✅ これから外壁塗装のDIYに挑戦するけど、道具の正しい使い方が分からない…
✅ 刷毛とローラーって、具体的にどう使い分ければいいの?
✅ 自分で塗ってみたけど、塗りムラや液だれができてしまい、全然キレイにならない…
✅ 種類が多すぎて、どの刷毛やローラーを選べばいいか途方に暮れた…
✅ プロはどんな道具を使って、どうやって美しい仕上がりを実現しているの?
一つでも当てはまる方は、ぜひこの記事を最後までお読みください!
刷毛とローラーの基本からプロの応用テクニックまで、塗装道具に関する全ての疑問が解決します。
外壁塗装の仕上がりの美しさは、塗料の品質だけでなく、それを塗るための「道具」の正しい知識と使い方にかかっています。
特に、DIYで塗装にチャレンジしようと考えている方にとって、刷毛やローラーの選び方と使い方は、成功と失敗を分ける最も重要なポイントと言えるでしょう。
この記事では、塗装のプロである「ミヤケン」が、2025年の最新情報に基づき、塗装の基本となる刷毛やローラー、そしてコテバケといった道具の特徴から、プロが実践する美しい仕上がりを実現するための具体的なコツまで徹底的に解説します。
【基本の道具】刷毛・ローラー・コテバケを徹底比較

外壁塗装で使用する主な道具は、「刷毛(はけ)」「ローラー」「コテバケ」の3種類です。
それぞれに得意なこと、不得意なことがあり、プロは塗装する場所や塗料の種類によってこれらを巧みに使い分けています。
まずは、それぞれの道具の基本的な特徴を理解しましょう。
① 刷毛(ハケ)|精密作業のスペシャリスト

木やプラスチックの柄に、動物の毛や化学繊維を束ねて取り付けた、最も古くからある塗装道具です。
筆のように繊細な作業を得意とします。
【メリット】
- 細かい部分が得意:ローラーでは塗れないような狭い場所、凹凸のある複雑な形状、部材の角(入隅・出隅)などを精密に塗装できます。
- 塗料の飛散が少ない:塗料をたっぷりと含み、塗りつけるように塗装するため、周囲への塗料の飛び散りが非常に少ないです。
- 美しいラインが出せる:窓枠の周りなど、真っ直ぐな線を出す「ダメ込み」という作業は刷毛でしかできません。
- 厚塗りが可能:塗料をしっかりと塗り込むことができるため、下地の隠蔽性を高め、強靭な塗膜を形成しやすいです。
【デメリット】
- 広い面積には不向き:広い壁を刷毛だけで塗ろうとすると、膨大な時間がかかり、現実的ではありません。
- 技術力の差が出やすい:塗り方によっては、刷毛の跡(刷毛ムラ)が残りやすく、塗料のつけ方を誤ると液だれが発生します。美しい仕上がりには熟練の技術が必要です。
- 毛抜けのリスク:安価な刷毛や、使い始めの刷毛は毛が抜けることがあり、塗膜に毛が混入してしまうことがあります。
【種類と選び方】
刷毛は毛の材質によって「動物毛(馬、ヤギ、豚など)」と「化学繊維(ナイロン、ポリプロピレンなど)」に分かれます。
油性塗料にはコシのある動物毛、水性塗料には柔らかく塗料の含みが良い化学繊維の刷毛が適しています。
また、形状も様々で、平たい「平刷毛」、厚みのある「寸胴刷毛」、角を塗るための「隅切り刷毛」などがあります。
DIYで最初に揃えるなら、幅50mm程度の万能な平刷毛がおすすめです。
② ローラー|広範囲塗装の主役

芯となる筒(コア)に、マイクロファイバーなどの繊維を巻き付けた道具です。
転がすだけで塗装できるため、現代の外壁塗装では主役となっています。
【メリット】
- 作業効率が圧倒的に高い:外壁や屋根などの広い面積を、刷毛に比べて圧倒的に速く、効率的に塗装できます。
- 均一な仕上がり:誰が使っても比較的塗りムラが出にくく、安定した品質の塗膜を形成できます。DIY初心者にとって最も扱いやすい道具です。
- 多彩な模様付けが可能:毛の長さや素材によって、ゆず肌模様やさざ波模様など、意図的に凹凸のある仕上がり(テクスチャー)を作り出すこともできます。
【デメリット】
- 細かい部分が塗れない:狭い場所や凹凸の激しい場所にはローラーが届かず、刷毛との併用が必須です。
- 塗料の飛散:刷毛に比べると、回転時に塗料がミスト状になって飛び散りやすいです。そのため、より徹底した養生が必要になります。
- 塗料の含みが少ない:一度に含める塗料の量が刷毛より少ないため、頻繁に塗料をつけ直す必要があります。
【種類と選び方】
ローラーは毛の長さ(毛丈)によって「短毛(4~5mm)」「中毛(10~13mm)」「長毛(20~25mm)」に分かれます。
ツルツルした平面には短毛、一般的なサイディングなど多少の凹凸がある壁には中毛、スタッコやリシンなどの凹凸が深い壁には長毛が適しています。
DIYで外壁を塗る場合は、あらゆる壁に対応しやすい「中毛ローラー」を選ぶのが基本です。
③ コテバケ|平面塗装のスピードスター

平らな板(コテ)の面に、スポンジと短い毛のパッドが付いた道具です。
主に床や平らな壁など、屋内の塗装で使われることが多いですが、外壁の平滑な部分にも使用できます。
【メリット】
- 作業が非常に速い:パッドの面積が広いため、一度に広範囲を塗装でき、作業時間を大幅に短縮できます。
- ムラなく均一に塗れる:内部のスポンジが大量の塗料を含むため、かすれることなく均一な厚みの塗膜を作りやすいです。
- 初心者でも扱いやすい:ローラーのように転がす必要がなく、撫でるように滑らせるだけなので、直感的に使えます。
【デメリット】
- 凹凸に非常に弱い:平滑な面専用であり、少しでも凹凸があると塗料が乗らないため、外壁塗装で使える場面は限定的です。
- 液だまりしやすい:塗料の含みが良すぎるため、押し付けすぎると端に塗料が溜まり(液だまり)、垂れの原因になります。
- 細かい部分が塗れない:角や狭い部分は全く塗ることができません。
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【プロの実践】刷毛とローラーの正しい使い分け方

プロの塗装現場では、これらの道具をどのように使い分けているのでしょうか。
基本的なセオリーは「狭い所は刷毛、広い所はローラー」です。
この2つを組み合わせることで、スピーディーかつ高品質な塗装が実現します。
塗装の順番は「ダメ込み」→「ローラー」
外壁を1枚塗る場合、いきなりローラーで塗り始めるわけではありません。
まず初めに、ローラーでは塗れない細かい部分を刷毛で先に塗っておきます。
この作業を「ダメ込み」と呼びます。
- ダメ込み(刷毛):窓のサッシ周り、換気フードの周り、外壁の角(入隅)、コンセント周りなど、ローラーが当たると養生を破ってしまったり、きれいに塗れなかったりする部分を、隅切り刷毛などを使って先に丁寧に塗装します。
- 平面塗装(ローラー):ダメ込みが終わったら、残りの広い面をローラーで一気に塗装していきます。この時、ダメ込みした部分とローラーで塗った部分の境目が分からないように、ダメ込み部分が乾ききる前に素早くローラー作業に移るのがプロの技術です。
この「ダメ込み→ローラー」の順番は、下塗り・中塗り・上塗りの全ての工程で繰り返されます。
外壁材の種類による使い分け

- サイディングボード(平滑~弱凹凸):ダメ込みは刷毛、平面は中毛ローラー、というのが基本の組み合わせです。
- モルタル(リシン・スタッコなど強凹凸):凹凸の奥まで塗料を届かせるため、ダメ込みは毛足の長い刷毛、平面は長毛ローラーを使用します。場合によっては、吹き付け塗装が選択されることもあります。
- 金属系外壁(トタン・ガルバリウム):表面が平滑なため、ダメ込みは刷毛、平面は短毛ローラーを使用します。これにより、塗膜の厚みを均一にし、滑らかな仕上がりを実現します。
【DIY必見】プロが教える!仕上がりを劇的に良くする使い方とコツ

ここからは、DIYで挑戦する方のために、プロが実践している仕上がりを格段に向上させる道具の使い方と塗装のコツを伝授します。
刷毛の美しい使い方と塗装方法

- 準備(毛のしごき):新品の刷毛は、使う前に必ず手で毛をよくしごき、抜けやすい遊び毛をあらかじめ取り除いておきます。
- 塗料の含ませ方:刷毛の毛先の3分の2程度まで、ゆっくりと塗料に浸します。全部浸すと根元に塗料が溜まり、液だれの原因になります。
- 塗料の量の調整:塗料をつけたら、容器のフチで刷毛の片面を軽くしごき、余分な塗料を落とします。両面しごくと塗料が少なくなりすぎ、かすれの原因になります。
- 持ち方と塗り方:鉛筆を持つように軽く持ちます。塗る際は、「入り」と「止め」を意識します。毛先をスッと面につけ(入り)、一定の力でスーッと引き、最後はスッと面から離す(止め)。これを一方向に行うことで、ムラのない美しい塗膜になります。
ローラーの美しい使い方と塗装方法

- 準備(遊び毛の除去):新品のローラーは、粘着テープ(ガムテープなど)で表面をペタペタと転がし、余分な繊維を取り除きます。これをしないと、繊維が塗膜に混入します。
- 塗料の含ませ方:ローラーネットがセットされた受け皿(ローラーバケット)に塗料を入れ、ローラーにまんべんなく塗料を付けます。その後、ネットの上で数回転がし、余分な塗料をそぎ落とし、全体に均一に馴染ませます。
- 塗り方の基本(W塗り):まず、ローラーを「W」の字を描くように動かして塗料を配ります。次に、タテ方向に塗り広げ、さらにヨコ方向に塗り広げ、最後に再度タテ方向に軽く転がして表面の模様を整えます。この「配る→タテ→ヨコ→仕上げのタテ」という動きが、ムラを防ぐ基本です。
- 重ね方:一列塗り終えたら、次に塗る列は、前に塗った列の幅の3分の1程度を重ねるように塗っていきます。これにより、ローラーの継ぎ目が目立たなくなります。
コテバケの美しい使い方と塗装方法

- 塗料の含ませ方:専用の受け皿にパッドを押し付け、スポンジに塗料を十分に吸わせます。その後、皿のフチで軽くしごいて、垂れない程度に量を調整します。
- 塗り方:壁に対して少し斜めの角度でコテバケを当て、力を入れすぎず、スーッと滑らせるように一方向に塗ります。往復させるとムラの原因になります。
- 液だまりの防止:塗り終わりにパッドを壁に押し付けすぎると、端に塗料が溜まってしまいます。最後は手元を少し浮かせるようにして、スッと離すのがコツです。
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まとめ
今回は、外壁塗装で使用する刷毛、ローラー、コテバケといった道具の特徴や使い分け、そしてキレイに仕上げるための具体的なコツを詳しくご紹介しました。
- 刷毛は細かい部分や凹凸に、ローラーは広い平面にと、適材適所で使い分けることが重要。
- DIY初心者は、扱いやすくムラになりにくいローラーをメインに、細かい部分を刷毛で補うのが基本。
- 美しい仕上がりは、道具の準備、塗料の含ませ方、正しい動かし方といった、一つひとつの丁寧な作業の積み重ねで生まれる。
- しかし、本当のプロの仕上がりは、長年の経験に裏打ちされた高度な技術の賜物であり、DIYで完全に再現するのは非常に難しい。
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