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スレート屋根のメリット・デメリットは?構造や寿命・費用までを完全解説!

スレート屋根のメリット・デメリットは?構造や寿命・費用までを完全解説! | 外壁塗装

「自宅の屋根リフォームを検討しているので、スレート屋根のメリット・デメリットを知りたい」

「屋根のリフォームは金額が高そうだけど、相場はどれくらいだろう」

屋根リフォームに関する、このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事では、スレート屋根のメリット・デメリット、構造や寿命・費用相場まで徹底解説していきます。

塗装専門会社「ミヤケン」では、スレート屋根のリフォーム工事にも力を入れており、スタッフ一同丁寧に対応させていただきます。「ミヤケン」がおこなったスレート屋根のリフォームの様子もご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。

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スレート屋根のメリットとデメリット

スレート屋根のメリットとデメリット

「スレート屋根って何?」と疑問に思う方もいると多いと思うので、初めにスレート屋根とは何なのか説明していきます。

スレート屋根は、セメントを薄く板状に加工した屋根材です。

1枚の大きさは畳1畳ほど、厚さは4.5mm〜5mm程度で、屋根に敷き詰めてから釘や接着剤で固定して使用します。

現在、日本で最も普及している屋根材で、修理やリフォームだけでなく新築にも多く採用されています。以前は瓦屋根が一般的でしたが、近年の住宅のほとんどがスレート屋根です。

一見、他の屋根材と見分けがつきにくいスレート屋根ですが、以下の2点を参考にして判断してみてください。

  • 平らな板が貼り合わされている
  • 金属製でない

スレート屋根のメリット・デメリットはこちらです。

    メリット

  • 費用を抑えられる
  • 色が豊富でデザイン性が高い
  • 軽量で耐震性が高い

    デメリット

  • 耐用年数が短い
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 割れやすい

詳しく解説していきますので、メリット・デメリットをしっかり把握した上でリフォームしましょう。

 
 

スレート屋根のメリット

スレート屋根のメリット

スレート屋根のメリットは、以下の3点です。

  • 費用を抑えられる
  • 色が豊富でデザイン性が高い
  • 軽量で耐震性が高い

費用が安い、軽量で耐震性が高いなど、メリットが多いのがスレート屋根の特徴です。

 
 
費用を抑えられる
スレート屋根のメリット 費用を抑えられる

スレート屋根は軽量で品質が均一なため、運搬コストや施工コストが低くなり、瓦屋根より費用を安く抑えられます。安く抑えられるといっても、最低20万円程度の費用はかかります。

屋根材と比べると費用は安いため、できるだけお金はかけずに工事をしたいという方に、スレート屋根はおすすめです。

後半にスレート屋根の費用相場もご紹介しますので、参考にしてみてください。

 
 
色が豊富でデザイン性が高い
スレート屋根のメリット 色が豊富でデザイン性が高い

スレート屋根はカラーバリエーション豊富で、デザイン性が高いのも人気の理由の一つです。デザイン性に富んだ住宅になるので、周りの家とかぶらないようにしたい、色やデザインにこだわりたいという方におすすめです。

スレート屋根のデザインは、大きく分けて4種類あります。

  • グラッサ:ベーショックでシンプルなデザイン
  • プレミアムグラッサ:高級感のあるデザイン
  • グランデグラッサ:明るい色彩
  • 遮熱グラッサ:遮熱性が高く、家の中への熱の伝達を抑えられる

さらにカラーも選べますが、特に人気なカラーは

  • グレー系
  • ブラウン系
  • ブラック系

となっています。

たくさんあるデザインやカラーの中から、どんなデザインにするかワクワクしながら考えられるのもスレート屋根の魅力です。

 
 
軽量で耐震性が高い
スレート屋根のメリット 軽量で耐震性が高い

スレート屋根は、1㎡あたり約21kgと軽量のため、耐震性が高いです。粘土瓦と比べると、スレート屋根の重さはおおよそ半分で、耐震性の高い屋根は大きな揺れでも比較的小さな被害に抑えられます。

地震の多い日本ですので、大きな揺れでも耐震性が高いと心強いと思います。家の耐震性を上げたい方にも、スレート屋根はおすすめです。

 
 

スレート屋根のデメリット

スレート屋根のデメリット

スレート屋根のデメリットもみていきましょう。

  • 耐用年数が短い
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 割れやすい

メリットだけでスレート屋根の工事を決めてしまうと、割れやすくて困った…と後悔してしまう場合もあります。

メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握しておきましょう。

 
 
耐用年数が短い
スレート屋根のデメリット 耐用年数が短い

耐用年数が短いのが、スレート屋根の難点です。

ガルバリウム鋼板の耐用年数が20年〜30年なのに対し、スレート屋根は15年〜20年とかなり短いのが分かります。スレート屋根は軽くて薄いため、耐震性がある一方、頑丈な瓦より強度は劣ります。

費用が安いので新築工事で重宝されやすいですが、耐用年数が短いためメンテナンス頻度が他の屋根材より多くなります。費用が安くても、メンテナンスの頻度が多いと結果的にかかる費用は増えてしまうので、十分理解しておきましょう。

 
 
定期的なメンテナンスが必要
スレート屋根のデメリット 定期的なメンテナンスが必要

スレート屋根は、定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンスが不十分だと、どのような影響を与えるのでしょうか。

  • 雨漏りする

屋根材には、防水塗料を塗布しているため防水性が高いですが、防水性が低下すると屋根材が水を吸収しやすくなります。吸収した水は、冬場の低温で凍結し日中の暖かさで溶ける状態を繰り返し、結果的に屋根材自体の強度を弱くしてしまうのです。

さらに台風などの自然災害で屋根材が破損すると、欠けていきます。屋根材が欠けるだけでは雨漏りはしませんが、ある程度すると防水シートも劣化し、雨漏りにつながってしまいます。

スレート屋根のデメリット 定期的なメンテナンスが必要

雨漏りは、屋根材だけでなく家全体を傷めてしまうので、避けたい劣化症状です。

  • メンテナンス費用が高額になる

屋根材の一般的な工事は塗装工事ですが、劣化状態や種類によりおこなえない場合もあります。塗装が困難な場合、カバールーフ工法という新しい屋根材を被せる工事をおすすめしています。

しかし、カバールーフ工法は費用が塗装工事の1.5倍程かかりとても高額です。リフォーム費用を抑えるためにも、定期的なメンテナンスを怠らないようにしてください。

関連記事:スレート屋根のメンテナンスをしないとどうなる?

 
 
割れやすい
スレート屋根のデメリット 割れやすい

スレート屋根は、割れやすいのも難点です。

割れやすい原因として、以下のことが考えられます。

  • 経年劣化
  • 飛来物
  • 屋根上の工事
  • 踏み割れ

ひび割れの補修方法は、接着剤やコーキング材でひび割れ箇所を防ぐ部分補修や塗装、葺き替えがあります。症状の状態によって施工方法が選べますが、場合によっては100万円以上かかることもあるので、大きな工事になる前に定期的に点検してもらうことが大切です。

ひび割れを確認するのは大変危険な作業なので、くれぐれもご自身でおこなわず、必ず業者に点検を依頼してください。

 
 

スレート屋根のメリット・デメリットまとめ

スレート屋根のメリット・デメリットまとめ

スレート屋根のメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。

    メリット

  • 費用を抑えられる
  • 色が豊富でデザイン性が高い
  • 軽量で耐震性が高い

    デメリット

  • 耐用年数が短い
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 割れやすい

スレート屋根は、デザイン豊富で費用を抑えられるメリットがある一方、耐用年数が短い、定期的なメンテナンスが必要などのデメリットもあります。

リフォーム工事をする前に、スレート屋根のメリット・デメリットの両方を十分に理解しておくことが大切です。

 
 

スレート屋根の特徴

スレート屋根の特徴

スレート屋根の1番の特徴は、軽量で耐震性に優れていることです。軽い屋根材を使用しているため、建物にかかる負担が少なく、耐震性を強化できます。

台風などの自然災害が起きて屋根が落ちても、大きな被害がでないのも軽量ならではの特徴です。

関連動画:スレート屋根のメンテナンス方法

 
 

スレート屋根の構造

スレート屋根の構造

スレート屋根の構造は、

屋根材(屋根本体)、防水シート(雨水の浸入を防ぐ)、野地板(下地)

と3層の構造で成り立っています。

屋根の部材は、それぞれ耐用年数が変わってきますので、タイミングに合わせてメンテナンスをおこなってください。

  • ケラバ板金:20年〜30年
  • 棟板金:10年〜15年
  • 破風板:20年
  • 防水シート:10年〜20年
  • 野地板:35年〜40年

さらに、スレート屋根は天然スレート、化粧スレートの2種類があります。

天然スレートと化粧スレートの違いは、以下の通りです。

  • 天然スレート:粘板岩を薄く板状に加工したもの
  • 化粧スレート:繊維素材をセメントに加え薄く板状に加工したもの

天然スレートは価格が高価なため、現在は化粧スレートの使用率が高いです。

 
 

スレート屋根の寿命は?

スレート屋根の寿命は?

スレート屋根の寿命は、15年〜20年といわれており、築20年を超えた頃が、葺き替えをおこなうタイミングです。

他の屋根材と比較してみると以下のようになります。

  • スレート屋根:15年〜20年
  • ガルバリウム鋼板:20年〜30年
  • 瓦屋根:50年以上

ガルバリウム鋼板や瓦に比べると寿命は短いですが、それでも定期的なメンテナンスを心がけてください。

 
 

スレート屋根の注意点は?

スレート屋根の注意点は?

スレート屋根の注意点は、2つあります。

  • 業者選びは慎重におこなう
  • 定期的にメンテナンスをする

 

業者選びは慎重におこなう

メンテナンスをしたにもかかわらず、その後雨漏りしてしまった…。という事例が実際にあります。

屋根の塗装後には雨漏りが発生しないよう、雨水を排出する隙間を設けます。手抜きや経験の浅い業者が施工をおこなうと、この隙間を設ける縁切りという工程が十分にできていない場合があるのです。

せっかく高い費用を払ってメンテナンスをしてもすぐに雨漏りすると、余計に費用がかかってしまいます。工事の知識や経験、実績のある業者を選んでください。

「ミヤケン」は屋根工事の実績も豊富で、お客様からも満足いただいています。ご相談から丁寧に対応させていただきますので、ぜひご連絡ください。

 

定期的にメンテナンスをする

スレート屋根の寿命は15年〜20年とお伝えしましたが、寿命ギリギリまで使用するには5年〜10年に1回の定期的なメンテナンスが必要です。

雨水や風の影響を受けやすい屋根は、色あせやひび割れなど劣化症状も現れやすくなります。メンテナンスを怠ると、雨漏りなどの危険があり、大がかりな工事になる場合もあります。

 
 

スレート屋根の費用相場

スレート屋根の費用相場

リフォームをおこなうにあたり、1番気になるのが費用なのではないでしょうか。スレート屋根の費用相場は、塗料や塗装面積によって変動します。

今回は、特に普及しているウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料の費用相場と、塗料のメリット・デメリットを解説します。

    ウレタン塗料

  • 30坪:21万円〜28万円
  • 40坪:28万円〜37万円
  • メリット:価格が安い、剥がれにくい
  • デメリット:耐用年数が短い

    シリコン塗料

  • 30坪:25万円〜35万円
  • 40坪:33万円〜46万円
  • メリット:耐久性が高い、汚れにくい
  • デメリット:ひび割れしやすい

    フッ素塗料

  • 30坪:46万円〜63万円
  • 40坪:61万円〜83万円
  • メリット:耐久性が高い、色あせしにくい
  • デメリット:価格が高い

30坪の住宅だと、20万円〜60万円、40坪だと30万円〜80万円程度です。

塗料によってメリットとデメリットがあり、費用も大きく変わってくるので、塗料選びは慎重におこなうことが大事です。

 
 

スレート屋根の葺き替えは何年目でおこなうのか

スレート屋根の葺き替えは何年目でおこなうのか

屋根のリフォームの1つに、葺き替え(ふきかえ)という、屋根をはがして丸ごと新しい屋根に交換する工法があります。屋根のメンテナンスは、新築から10年後におこなうのが理想です。

では、スレート屋根の葺き替えは何年目でおこなうべきなのでしょうか。

葺き替えのタイミングは、築20年を超えた頃です。ですが、屋根の反りやひび割れ、雨漏りなどの劣化症状がみられた場合は早めにメンテナンスしてもらう必要があります。屋根はご自身ではなかなか目に見えないので、業者に定期的に点検してもらうと安心です。

「ミヤケン」の定期点検では、高所カメラを使用して高い部分まで細かく点検できるため、普段気づくことのない劣化症状を早い段階で確認することが可能です。

屋根の葺き替えは、

  • 下地を変えるため耐久性が高くなる
  • 耐震性が強化される
  • 見た目がきれいになる

などメリットが多いですが、

  • 費用が高い(相場:100万円程度)
  • 廃材が出る

といったデメリットもあります。

葺き替えする際は、スレート屋根から他の屋根材に変更することも可能です。

 
 

スレート屋根の劣化症状の実例

スレート屋根の劣化症状の実例

スレート屋根の劣化症状の実例をみていきましょう。

よくみられる劣化症状は、

  • 色あせ
  • コケの発生
  • 割れ
  • 棟の板金の釘抜け・色あせ

などです。

 

色あせ↓

スレート屋根の劣化症状の実例 色あせ

色あせは、雨風や紫外線の影響で起こります。方角によって劣化の仕方が異なり、日当たりの良い場所ほど塗膜の劣化が早く、色あせしやすくなります。

 

コケ、藻の発生↓

スレート屋根の劣化症状の実例 コケ、藻の発生

日当たりが良い場所は色あせが起こりやすいですが、反対に日当たりの悪い場所はコケや藻が発生しやすくなります。

空気中を飛んでいる藻の胞子が水分を含む屋根に付着すると、そこから水分を吸収して根を張り、繁殖してしまいます。

また、森や河川の近くの地域は湿気が多いため藻が繁殖しやすいです。

こちらの屋根は、右側にコケが発生しているのがよくわかると思います。

スレート屋根の劣化症状の実例 コケ、藻の発生

コケの発生は、防水性が低くなってきている証拠ですが、塗装時に洗浄を十分におこなえばきれいになります。

 

棟板金の浮き、色あせ↓

スレート屋根の劣化症状の実例 棟板金の浮き、色あせ

棟板金の浮きの原因は、棟板金を固定している釘が抜けたり浮いたりすることです。

これは熱膨張によるもので、特に暑い夏場は太陽の熱を受けやすく棟板金の温度が上がり、棟板金が膨張してしまいます。

棟板金の釘が抜けたまま放置してしまうと、風で飛ばされて周りの物や人に当たる可能性が高いので、非常に危険です。

関連記事:屋根の傷み方とは?

 
 

スレート屋根とガルバリウム鋼板の違い

スレート屋根とガルバリウム鋼板の違い

最近の屋根リフォームで多く普及しているのが、ガルバリウム鋼板です。

ガルバリウム鋼板とはトタンに代わる素材として1990年代に開発されたもので、現在はリフォームだけでなく新築にも最も使用されるほど人気になっています。ガルバリウム鋼板は安定感もあり、高く評価を受けているようです。

スレート屋根とガルバリウム鋼板の違いは一体なんなのでしょうか。

    スレート屋根

  • 価格:安い
  • 耐久性:低い
  • 耐震性:高い
  • メンテナンス頻度:多い

    ガルバリウム鋼板

  • 価格:スレート屋根より高い
  • 耐久性:高い
  • 耐震性:高い
  • メンテナンス頻度:少ない

耐用年数はスレート屋根が15年〜20年に対し、ガルバリウム鋼板は20年〜30年です。

スレート屋根は、ガルバリウム鋼板より耐用年数が短いのが難点ですが、費用は安く抑えられます。費用を安く抑えたい人はスレート屋根を、耐久性を高めたい人はガルバリウム鋼板をおすすめします。

 
 

まとめ

スレート屋根のメリット・デメリットは?構造や寿命・費用までを完全解説! まとめ

スレート屋根のメリットやデメリット、構造や費用を解説させていただきました。費用を安く抑えられ、軽量で耐震性が高い特徴があることがお分かりいただけたと思います。

屋根はご自身で点検ができず、どのような状態になっているのか不安ですよね。長年放ってしまい、後に高額な工事が必要にならないためにも、定期的に業者に点検やメンテナンスを依頼してください。

「ミヤケン」は塗装の知識を兼ね備えた優秀なスタッフが多く活躍しており、満足のいく仕上がりになるよう1軒1軒丁寧な作業を心がけています。

建物点検や見積もりは無料でおこなっていますので、少しでも気になることがある場合はぜひご連絡ください。

 

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