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枠組足場のメリット・デメリットは?組み方や寸法・高さ制限も解説!

枠組足場のメリット・デメリットは?組み方や寸法・高さ制限も解説! | 外壁塗装

外壁塗装などの工事では、作業するための足場が必要になります。この足場にはいくつか種類がありますが、よく使われている足場として枠組足場があります。

この記事では、枠組足場のメリットやデメリット、組み方や寸法、単管足場との違いについて解説します。

枠組足場について詳細に解説していますので、外壁塗装などの工事を予定している方はぜひ参考にしてみてください。

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枠組足場のメリット・デメリットは?

枠組足場のメリット・デメリットは?

外壁塗装の工事では、住宅を取り囲むように足場を設置してから作業をおこないます。この足場には種類があり、よく使われている足場の種類が枠組足場です。

枠組足場は、主に高層建築などの規模が大きい工事で使われますが、メリットとデメリットが存在します。ここでは、この枠組足場のメリットとデメリットについて解説します。

もし足場が必要な工事を検討されている場合は、枠組足場について理解できる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

 
 

枠組足場のメリット

枠組足場のメリット

枠組足場のメリットとしては、

  • 耐久性が高い
  • 組み立てや解体が簡単

というものがあります。

枠組足場で使われる部材は、強度が高い素材を使用しているため、耐久性に優れています。そのため、高さがある高層建築の足場としても使用可能です。

また、他の種類の足場と比較すると、組み立てや解体が簡単なのもメリットです。

他にも、足場の組み立て方に共通している部分が多く、足場の組み立て経験があれば、比較的簡単に組むことができます。

 
 

枠組足場のデメリット

枠組足場のデメリット

枠組足場のデメリットとして、

  • 複雑な形状には適していない
  • コストが高くなる

というものがあります。

枠組足場は、一般的な形状の建物の足場としては適していますが、建物の形状が複雑な場合や狭小地での作業には適していません。形状が複雑な建物であっても、特別な部材を採用することで枠組足場を使うことができます。

ただ、足場を組み立てるのに時間がかかるため、組み立てが簡単という枠組足場のメリットがなくなってしまいます。

また、枠組足場の部材はコストがかかるため、足場代が高くなる傾向があるのもデメリットです。

 
 

枠組足場の組み方・寸法・高さ

枠組足場の組み方・寸法・高さ

ここでは、枠組足場の組み方や寸法、高さ制限について解説します。

枠組足場の組み方はある程度共通している部分があるため、組み立てや解体が簡単という特徴があります。

また、寸法の種類や足場の高さ制限も設定されているため、組み立て時には注意が必要です。枠組足場の基本的な内容について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 
 

枠組足場の組み方

枠組足場の組み方

枠組足場では、組み方が重要になります。特に最初に設置するベースの組み方が一番重要で、上層の足場に影響が出るため、慎重に設置することが必要です。

ベース部分の組み立ては、地盤に不等沈下が生じないように、平坦にしてから敷板を並べます。その後、ジャッキベースを敷板の上に設置し、調節ナットを高さに合わせましょう。

次は1層目の足場の組み立てで、建枠の脚柱をジャッキベースに差し込み、隣接する建枠の間に交差筋交いを設置します。

この時、ジャッキベースの調整ナットを使って、全体の高さレベルを合わせた後、根がらみを設置して、ジャッキベースを釘止めしましょう。

1層目から2層目の手すり枠を取り付けたら、2層目の組み立てに移ります。

2層目では、建枠を脚柱ジョイントでつぎ足し、交差筋交いを構造物側に取り付け、手すり枠を取り付けた建枠に固定します。

3層目以降は1〜2層目の作業の繰り返しとなり、同じ要領で最上層まで組み立てれば、枠組足場の完成となります。

 
 

枠組足場の寸法と種類

枠組足場の寸法と種類

枠組足場には、寸法が異なる規格が2種類存在します。規格には、長さが1829mmのインチ規格と1800mmのメーター規格があります。足場の規格が異なる場合、併用ができないため、混在しないように見分けることが必要です。

規格が2種類ある理由は、最初にアメリカから輸入されたインチ規格があり、その後メーター規格が普及したためで、現在も両方が使われています。現在足場として多く使われているのはインチ規格ですが、数字のキリがいいという理由でメーター規格も使用されます。

また、メーター規格はインチ規格よりも少しだけ小さく軽量で、運送コストが抑えられるのがメリットです。

 
 

枠組足場の高さ制限

枠組足場の高さ制限

枠組足場は、高層建築にも使うことができる足場ですが、高さ制限が設定されています。

まず、標準枠組足場と簡易枠組足場の場合は高さが45m以下の制限があります。

低層工事用の簡易枠組足場の場合は5.7m以下、ただし、壁つなぎを垂直間隔3層ごと、かつ水平間隔5.4mごとに設けたものについては9.4mが制限です。

この高さ制限を超える足場が必要な場合は、枠組足場以外のものを使う必要があります。

 
 

枠組足場と単管足場の違いは?

枠組足場と単管足場の違いは?

ここまで、枠組足場について解説しましたが、別の足場の種類として単管足場があります。ここでは、枠組足場と単管足場の違いについて解説します。

枠組足場は、主に大規模な建築工事に使われる足場です。転落防止のために多くの枠を設置し、足場板をのせて筋交いをつけて補強し、規模によっては手すりや階段を付ける場合もあります。

一方、単管足場は鉄パイプを組み合わせて作る足場です。クランプと呼ばれる金具で鉄パイプ同士をかみ合わせ、ボルトを締めて結合します。単管足場は、主に一軒家やアパートなどの小規模な工事に使われます。

このように、枠組足場と単管足場では、使われる用途が異なるのが大きな違いです。

関連記事:単管ブラケット足場のメリット・デメリット

 
 

枠組足場の価格相場

枠組足場の価格相場

枠組足場の価格相場は、業者や建築物の条件などにより変動しますが、一般的な相場は1㎡あたり1,000円〜1,500円程度となっています。

実際必要になる費用は、この単価に面積を掛けたものになります。面積は足場を設置する面積で、建築物の外周や高さから計算可能です。

ただ、マンションなどの高層建築物の場合、費用が高額になる傾向があります。 これは、足場の高さが高くなると、倒壊防止策が必要になったり、より丁寧な作業が要求されるためです。

さらに、業者によっては、飛散防止用のシートの価格が費用に加算されている場合もあります。この費用の扱いは、業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

関連記事:足場の平米単価を計算する方法は?必要性や種類を専門業者が解説!

 
 

まとめ

枠組足場のメリット・デメリットは?組み方や寸法・高さ制限も解説! まとめ

ここまで、枠組足場のメリット・デメリット、組み方や高さ制限、価格相場について解説しました。

枠組足場のメリットには、耐久性が高く組み立てが簡単な点があり、デメリットには、複雑な形状に不向きでコストが高くなる点があります。

枠組足場で使われる寸法にはインチ規格とメートル規格があり、併用できないため、混在を防ぐ必要があります。

枠組足場は高層の建築物に使われますが、高さ制限があるため、その高さを超える建築物には使うことができません。

他の足場の種類として単管足場がありますが、小規模な工事には単管足場が使われ、規模が大きな工事には枠組足場が使われています。

枠組足場の価格相場は、ある程度コストが決まっていますが、建築物が高層になるほど高くなる傾向があるため、事前に業者に見積もりを取って確認してみてください。

 

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