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屋根塗装の各工程の単価はいくら?費用相場や内訳を条件ごとに詳しく解説

屋根塗装の各工程の単価はいくら?費用相場や内訳を条件ごとに詳しく解説 | 屋根塗装

住まいは新築のときをピークに、時間が経つごとにさまざまな箇所が劣化していきます。

中でも屋根は常に雨風や紫外線にさらされているため、劣化しやすい箇所の一つです。屋根は10年に一度の屋根塗装が推奨されており、定期的にメンテナンスすることで状態のよい屋根を長く維持できます。

ただ、「屋根塗装は一体いくらかかるの?」と費用面が気になる方も多いでしょう。そこで今回は屋根塗装の各工程にかかる単価や費用相場、安く抑える方法などを解説します。

「そろそろ屋根のリフォーム時期かな」と考えている方はぜひ最後までご覧ください。

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屋根塗装にかかる費用の内訳

屋根塗装にかかる費用の内訳

屋根塗装はなんとなく高そうなイメージがあるものの、どのような費用がかかるのか知らない方も多いでしょう。

屋根塗装は6つの工程に大別でき、各工程ごとに費用が発生します。なお、それぞれの内訳の単価や費用相場は後ほど詳しく解説しますので、ここではどのような費用がかかるのかを紹介します。

屋根塗装にかかる費用の内訳 表-1

このように、見積書は全5工程と諸経費、消費税が記載されているのが一般的です。

 
 

【屋根材・塗料の種類別】屋根塗装の単価表

【屋根材・塗料の種類別】屋根塗装の単価表

屋根材・塗料の種類別の1㎡あたりの塗料の単価は以下の通りです。

【屋根材・塗料の種類別】屋根塗装の単価表 表-1

一般的に塗料はグレードが高くなるにつれて費用がアップする傾向にあります。今回解説している5つの塗料については「アクリル→ウレタン→シリコン→フッ素→無機」の順にグレードがアップし、グレードが上がるにつれて耐用年数が長くなります。

1㎡あたりでみると数百円~数千円の差ですが、屋根塗装の規模になると数万円~数十万円の差になります。

グレードの高い塗料を選ぶと施工費用がアップするものの、塗料が長持ちして塗り替えのスパンを長くできるので、メンテナンスサイクルも加味して塗料を選ぶのがおすすめです。

 
 

屋根塗装のその他の単価

屋根塗装のその他の単価

屋根塗装の費用の内訳のうち、塗料代がかかるのはもちろん、ほかにもさまざまな費用がかかります。

ここでは、塗料代以外にかかる費用と単価について解説します。

 
 

足場の単価

足場の単価

屋根塗装において、高額な費用がかかるポイントが足場代です。

屋根塗装は高所であり、職人が安全かつ安定した体制で作業をするために足場は欠かせません。材料の運搬や組立、解体、撤去などの費用が必要であり、足場代だけで数十万円はかかります。

なお、足場の1㎡あたりの単価は800〜1,000円程度となっており、自宅の外周と高さがわかればおおよその足場代が計算可能です。

 

足場代の計算方法

【ステップ1】
 足場架面積を計算する
 足場架面積=(建物の外周(m)+ 8m)× 家の高さ(m)

【ステップ2】
 足場架面積と足場の1㎡あたりの単価を掛け合わせる(1㎡あたり800~1,000円が相場)

 

なお、30坪の住宅の場合、足場架面積は258㎡前後が一般的であるため、【258㎡(足場架面積)×800円(1㎡あたりの相場)=206,400円】おおよそ21万円が足場代としてかかることがわかります。

 
 

飛散防止ネットの単価

飛散防止ネットの単価

屋根塗装を行う際、飛散防止ネットも欠かせないものです。

塗料や高圧洗浄の水、ゴミなどが飛散し、近隣住宅や車、通行人などに迷惑をかけないようにするためのもので、1㎡あたり100円~250円が相場です。

飛散防止ネットは足場と同じ面積が必要になるため30坪の住宅の場合の相場は以下の通りです。

【258㎡(足場架面積)×250円(1㎡あたりの相場)=64,500円】

おおよそ6万円が飛散防止ネット代としてかかることがわかります。

 
 

高圧洗浄の単価

高圧洗浄の単価

屋根は屋外で常に外的要因の刺激を受け続けているため、屋根塗装を行うころには長年蓄積された汚れが付着しています。汚れが付着したまま塗装しても塗料が密着せず、施工不良の原因となるため、高圧洗浄で汚れを洗い流す作業が行われます。

高圧洗浄は水道水で1㎡あたり200円、バイオ洗浄剤を使った高圧洗浄で1㎡あたり300円が相場です。30坪2階建ての住宅の場合、屋根面積は100㎡前後が一般的であるため、相場は以下の通りです。

【水道水:100㎡(屋根面積)×200円(1㎡あたりの相場)=20,000円】

【バイオ洗浄剤:100㎡(屋根面積)×300円(1㎡あたりの相場)=30,000円】

 
 

軒天塗装の単価

軒天塗装の単価

軒天とは、屋根裏側の天井のことであり、外壁から外側に付きだした部分のことを指します。軒天は火事の延焼を防いだり、屋根裏を換気させたり、さらには外壁を保護するなどの役割があります。

軒天は屋根と同様に劣化するため、塗装によるメンテナンスが必要であり、1㎡あたり1,000~1,500円が相場です。

軒天は家の形状や長さによって塗装面積が変わりますが、数万円は塗装にかかるでしょう。

 
 

タスペーサーの単価

タスペーサーの単価

タスペーサーを設置する工程は、主にスレート屋根の塗装の際に行われます。

屋根材同士に隙間を作り、屋根の内側への浸水や結露の発生を防ぐ目的があります。屋根材同士の隙間がないまま屋根塗装を行うと雨漏れにつながるので重要な工程です。

タスペーサーではなく「縁切り」という方法で隙間を作る業者もありますが、現在ではタスペーサーを使うのが主流です。

タスペーサー代は1つあたり300~500円が相場であり、一般的な戸建ての屋根塗装にはおよそ1,000個のタスペーサーが必要であるため30,000~50,000円がタスペーサー相場となります。

 
 

【屋根材・坪数別】屋根塗装の費用相場

【屋根材・坪数別】屋根塗装の費用相場

屋根塗装として主流のシリコン塗料を採用した場合の屋根材・坪数別の屋根塗装の費用相場は以下の通りです。

【屋根材・坪数別】屋根塗装の費用相場 表-1

同じシリコン塗料を使う場合でも、屋根材の種類によって金額差が生じることがわかります。

なお、こちらの費用には足場代、下地処理、洗浄、養生代などが含まれていない塗料だけにかかる費用相場なので、実際の見積もりではさらに金額がアップするでしょう。

 
 

屋根塗装の費用を決める6つの要因

屋根塗装の費用を決める6つの要因

屋根塗装の費用は、塗料の種類のほかさまざまな要素によって見積もりが算出されます。そのため、似たような大きさの家であっても、一軒ごとに見積もり金額が異なります。

ここでは、屋根塗装の費用を決める6つの要因を解説します。

 
 

1. 屋根の面積

屋根の面積

屋根塗装の費用は、屋根の面積と使用する塗料の単価でざっくりと費用が決まります。屋根面積が大きくなれば、その分必要な塗料の量や人件費が増えるため、屋根の面積に比例して費用もアップします。

ただ、同じ坪数の家でも、屋根の形状によって塗装面積が変わるため、坪数だけを参考にするのはおすすめしません。

大まかな塗装面積を把握するときに坪数を参考にするのは問題ありませんが、正確な見積もりを業者に出してもらうときは、屋根面積を平方メートルで表した見積もりを作成してもらうようにしましょう。

 
 

2. 屋根の数

屋根の数

屋根は一軒の家に1つだと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、必ずしも家に対して屋根が一つとは限りません。たとえば、2階よりも1階の方が大きい住宅の場合、2階部分に屋根があり、さらに下屋根と呼ばれる1階部分にも屋根があるケースもあります。

屋根の数が増えると塗装面積が大きくなることに加え、足場や養生をそれぞれの屋根に対して行わなければならず、その分費用がアップします。

 
 

3. 屋根の勾配

屋根の勾配

屋根には勾配が付いており、勾配が緩やかなほど塗装面積が少なくなります。そのため、屋根の勾配がきつくなるにつれて、塗装面積が増えて費用がかさみます。

なお、屋根の勾配は「寸」という単位で表し、数字が大きくなるほど急になります。日本の家の屋根勾配は3.5寸(約19度)~6.5寸(約33度)が一般的であり、6寸を超えると急勾配だといえます。

  • 緩勾配:勾配がわずかにある。0.5寸〜2.5寸勾配(約2.8~14.0度)
  • 並勾配:勾配がやや急。3寸〜5寸勾配(約16.7~28.8度)
  • 急勾配:勾配が急。6寸勾配以上(約31.0度以上)

たとえば、30坪2階建ての住宅で、屋根の勾配による塗装面積の差を比較してみると、勾配が緩やかな家の塗装面積は118.8㎡程度ですが、勾配が急な屋根の塗装面積は148.5㎡となります。

このように、同じ坪数の住宅でも屋根の勾配によって、勾配が急な屋根は勾配が緩やかな家よりも塗装面積が1.25倍になるのです。

 
 

4. 屋根材の種類

屋根材の種類

日本の戸建てに使用される屋根材は以下の5つが代表的です。

  • スレート屋根
  • ガルバリウム鋼板
  • ジンカリウム鋼板
  • 陶器瓦
  • アスファルトシングル

安価な部類に入るスレート屋根やアスファルトシングルに対し、ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板、陶器瓦は材料費が高めです。高価な屋根材を扱っているほど慎重な扱いになるため、工事費用が上がる傾向にあります。

 
 

5. 塗料の種類

塗料の種類

屋根塗装の費用を大きく左右する要素が塗料の種類です。

塗料の種類 表-1

シリコン塗料は10~15年の耐用年数が期待できて単価もリーズナブルであるため、コストパフォーマンスの高い塗料として人気があります。

一方、アクリル塗料は単価が安いものの耐用年数が5~7年しかないため、再塗装までのスパンが短くなってしまいます。単価の安い塗料は施工費用を抑えやすいですが、数年ごとに塗り替えが必要になり、メンテナンスコストがかさんでしまうケースも少なくありません。

施工費用とメンテナンスコストを加味し、納得できる塗料を選びましょう。

 
 

6. 屋根の状態

屋根の状態

屋根塗装は単に塗料を塗るだけでなく、屋根の劣化部分を補修したり、高圧洗浄で汚れを落としたりする作業も必要です。

屋根の状態が悪くて汚れがひどい、補修箇所が多いとなると、下地補修や高圧洗浄の工数が増えるため料金がプラスされます。

屋根塗装はお金がかかるので先延ばしにしがちですが、早めにメンテナンスを行い、大規模な工事にならないようにしておくことが大切です。

 
 

屋根塗装の単価や費用を安く抑える方法

屋根塗装の単価や費用を安く抑える方法

屋根塗装は高額な費用がかかるため、「できることなら費用を抑えたい」と考えている方が大半でしょう。

ここでは、屋根塗装の費用を安く抑える方法を解説します。

 
 

相見積もりをおこなう

相見積もりをおこなう

屋根塗装は業者によって運営体制が異なり、完全自社施工で対応している業者もあれば、営業会社として契約までを行い、施工は別の会社に任せているところも多くあります。

このような運営体制や会社規模の違いによって料金設定に差があることに加え、先に解説した通り、さまざまな要素で屋根塗装の金額が決まるため、同じ依頼をしても見積もり金額が同じになることはありません。

1社から見積もりを取っただけでは適正価格なのか判断しにくく、相場よりも高い金額で契約してしまう可能性があります。そこで複数の業者から見積もりを取って、納得できる施工内容とサービス、金額のところに依頼しましょう。

ただし、屋根塗装は安ければよいというわけではありません。金額が安くても施工品質が安定していない、サービスや保証制度が充実していない業者も多いので、相見積もりで相場を確認するとともに、そのほかの項目をチェックするようにしましょう。

 
 

塗料のグレードを下げる

塗料のグレードを下げる

先に解説した通り、屋根塗装の費用は塗料のグレードに大きく左右されます。

施工費用を抑えることに注力するなら、グレードの低い塗料を採用するのも選択肢の一つでしょう。しかし、グレードの低い塗料は耐用年数が短いため、メンテナンスコストがかさみやすい点には注意しなければなりません。

 
 

火災保険を活用する

火災保険を活用する

加入している火災保険の適用条件をクリアすれば、保険金を使って屋根塗装が可能です。

ただし、被災した災害に対し、加入している火災保険がその災害を補償するものでなければ適用されません。たとえば、水災は大半の火災保険で標準プランに含まれていないため、水災によって屋根が被害を受けても保証の対象にならないケースがあります。

また、本当に災害によって被害を受けたのか、屋根塗装の工事費用が免責金額を下回っていないかなども確認すべきポイントです。

適用条件に合えば火災保険を使って屋根塗装を行うことができるものの、屋根の状態や損傷箇所のチェックを個人で行うのはむずかしいため、業者に相談しながら手続きを進めるのがおすすめです。

 
 

助成金や補助金を活用する

助成金や補助金を活用する

2023年4月時点で、国による屋根塗装の助成金や補助金はありません。

しかし、自治体が設けている助成金や補助金制度の中には、屋根塗装にも適用できるものがあり、大きく2パターンに分けられます。

  • 省エネ住宅改修補助金
  • 住宅リフォーム資金助成

 

【省エネ住宅改修補助金】

東京23区の自治体を中心に、省エネ住宅への改修を目的とする屋根塗装に対し補助金制度が設けられています。とくに遮熱塗料で屋根塗装を行う場合、適用されることが多いので確認してみてください。

 

【住宅リフォーム資金助成】

一般的な屋根塗装であっても、住宅リフォーム資金助成制度を利用できることがあります。主に子育て・若年世帯を対象にしている制度であり、屋根塗装以外にも幅広いリフォームを対象としています。

 

現状(2023年4月時点)では、国が実施する助成金・補助金制度を使って屋根塗装を行うことはできないため、お住まいの自治体の制度を事前に確認してみてください。

 
 

コスパで考えるなら屋根塗装と外壁塗装を一緒に実施するのがおすすめ

コスパで考えるなら屋根塗装と外壁塗装を一緒に実施するのがおすすめ

将来を見据えてコストパフォーマンスのよいメンテナンスを検討するなら、屋根塗装と外壁塗装を同時に行うのがおすすめです。

屋根塗装と外壁塗装のメンテナンスサイクルには大差がなく、まとめて工事を行うことで足場代にかかる費用を抑えられます。

先に解説した通り、塗装工事の中で足場代は大きなウエイトを占めており、30坪2階建ての住宅にかかる足場代は20万円ほどです。

10年に一度を目安に屋根塗装と外壁塗装を別々に行うと、30年のうちに計6回の工事が発生し、足場代に120万円かかる計算になります。一方、同じタイミングで工事を行うと足場を組むのが3回に半減し、60万円の足場代で済みます。

このように、同時施工により一回あたりにかかる工事費用は高くなるものの、足場代が節約できて結果的に工事費用を抑えられるのです。

 
 

まとめ

屋根塗装の各工程の単価はいくら?費用相場や内訳を条件ごとに詳しく解説 まとめ

今回は屋根塗装を行うときに気になる単価や費用ついて解説しました。

屋根塗装は塗料の種類によって費用が大きく左右されますが、家の形状や大きさ、屋根の劣化状態、必要な足場や養生によっても費用が変わります。

何にどのような費用がかかるのか、単価はいくらなのかを把握しておくことで相場をつかむことができ、業者の見積もりが適切か判断できるようになるでしょう。

外壁塗装専門業者のミヤケンでは住宅の状態や希望に合わせて最適な屋根塗装の提案が可能です。丁寧なヒアリングのもと、希望に合う提案をいたしますので、群馬県や埼玉県にお住まいで屋根塗装を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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