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ハイブリッド塗料とは?特徴やメリット・デメリット、おすすめの製品も紹介

ハイブリッド塗料とは?特徴やメリット・デメリット、おすすめの製品も紹介 | 塗料の基礎知識

塗料にはさまざまな種類がありますが、その中に「ハイブリッド塗料」が存在します。高い機能性をもつため、とても人気のある塗料です。

本記事では、ハイブリッド塗料がどのようなものかについて、他の塗料との比較や実際にハイブリッド塗料が用いられた施工事例にて解説していきます。

 

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ハイブリッド塗料とは?

ハイブリッド塗料とは?

ハイブリッド塗料とは、有機物の塗料と無機物の塗料の特性を組み合わせた、新しいタイプの塗料です。近年、高い機能性をもつ塗料として注目が集まっています。耐久性や耐候性だけでなく、防水性や密着性にも優れた塗料です。

塗装による建物のリフォームや新築工事などで広く利用されており、美しい外観と耐久性を両立させるための優れた選択肢となっています。

   

ハイブリッド塗料の特長

ハイブリッド塗料の特長

ハイブリッド塗料は、有機物の塗料と無機物の塗料の特性を組み合わせたことで、その両方のメリットを活かした塗料です。

まず有機物の塗料のメリットは、塗膜の柔軟性や耐久性が挙げられます。有機物の塗料は柔軟性が高く、伸縮性に優れているため、建物の微小な動きにも対応できるのが特徴です。また、耐候性や耐久性も高く、長期間にわたって美しい仕上がりを維持できます。

しかし、劣化や変色のリスクがあり、環境によっては防水性が不足する場合もあります。

一方、無機物の塗料のメリットとしては、耐候性や耐久性の高さが挙げられます。無機物の塗料は化学的に安定しており、紫外線や酸雨などの外部の要因による劣化が少ないです。また、防水性にも優れており、建物をしっかりと保護できます。

しかし、無機物の塗料は硬さがあり、建物の微小な動きに対応できないため、割れやはがれのリスクがあるのがデメリットです。

そこで、「ハイブリッド塗料」にすることで、有機物と無機物がもつデメリットを排除し、両方の良さを併せもつことができます。

ハイブリッド塗料のメリットやデメリットについては、後ほど詳しく解説していきます。

   

ハイブリッド塗料の単価

ハイブリッド塗料の単価

ハイブリッド塗料は、高性能な塗料のため単価が高い傾向にあります。一般的な相場は、4300~5500円/㎡です。他の塗料と比べて、どのくらい高いのかが分からないと思いますので、下記表にて確認してみましょう。

塗料

単価

ハイブリッド塗料

4300~5500円/㎡

アクリル塗料

1500~2500円/㎡

シリコン塗料

2000~3500円/㎡

ウレタン塗料

1000~2000円/㎡

フッ素塗料

3000~5000円/㎡

1㎡ごとの単価になるため、住宅全体に塗れば顕著に費用の差が出てきます。しかし、ハイブリッド塗料は他の塗料と比べて耐久性が高く、耐用年数も長いため、長い目でみると安く済むでしょう。

施工した際には一時的に大きな費用が出ていくため、経済的に余裕のある場合は積極的にハイブリッド塗料の使用を検討してみてもよいのではないでしょうか。

   

ハイブリット塗料とその他の塗料を徹底比較

ハイブリット塗料とその他の塗料を徹底比較

ハイブリッド塗料は、他の塗料と比べて高性能であると解説しましたが、実際どのような違いがあるのでしょうか。表にまとめましたので、確認していきましょう。

 

耐用年数

特徴

ハイブリッド塗料

15~30年

無機塗料と有機塗料のメリットを併せもつ

シリコン塗料

10~15年

剥がれやカビ、藻、結露が発生しにくい

アクリル塗料

5~7年

湿気が溜まりにくく、変色しづらい

ウレタン塗料

7~10年

光沢のある塗膜になり、高い密着性と柔軟性をもつ

フッ素塗料

15~20年

汚れにくく、耐候性が高い

ハイブリッド塗料は、20~30年の耐用年数がある商品も販売されているほど、高い耐久性をもちます。さらに、他の塗料のメリットも兼ね備えているハイブリッド塗料は、非常に有用な塗料だと言えます。

   

ハイブリット塗料のメリット

ハイブリット塗料のメリット

ハイブリット塗料には、有機物の塗料と無機物の塗料のメリットを兼ね備えているとお伝えしました。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

   

1. 熱や紫外線に強く耐用年数が長い

熱や紫外線に強く耐用年数が長い

ハイブリット塗料は、無機物の塗料の特徴である耐久性をもちながら、有機物の塗料の柔軟性も兼ね備えています。紫外線や気候の変化による熱や光に対して非常に耐性があり、塗膜の劣化や色あせを抑えることができます。

そのため、他の塗料と比べて耐用年数が長く、メンテナンスの頻度が低くなるという利点があります。

   

2. 塗り替えなしでも長い間光沢を維持できる

塗り替えなしでも長い間光沢を維持できる

ハイブリット塗料は、特殊な樹脂成分を含んでおり、その成分が光沢をもつ特性をもっています。そのため、塗り替えを行わなくても長い間、美しい光沢を保つことができます。

通常の塗料では光沢が失われたり、くすんだりすることがありますが、ハイブリット塗料はその効果が持続するのが特徴です。

外壁や建物の外観を長く美しく保ちたい場合には、ハイブリット塗料が適しているでしょう。

   

3. 柔軟でひびわれにくい

柔軟でひびわれにくい

ハイブリット塗料は、有機物の塗料の柔軟性をもっています。そのため、建物の微細な動きに柔軟に対応し、ひび割れや剥がれを防げます。

とくに、地震や気温の変化などによる建物の収縮や膨張に対しても、ハイブリット塗料の柔軟性が優れているため、長期間にわたって塗膜の安定性を保てるでしょう。

   

4. 汚れにくい

汚れにくい

ハイブリット塗料は、その表面に特殊な撥水性をもつ成分が含まれています。そのため、汚れや付着物が塗膜に付くのを防ぐ効果があります。

雨水やほこり、大気中の汚染物質などが表面に付着しても、水滴として転がり落ちる性質があります。これにより、外壁の汚れやシミの発生を抑え、美しい外観を長く維持することができます。

また、汚れが付着しても簡単に洗浄できるため、メンテナンスが容易です。

   

ハイブリット塗料のデメリット

ハイブリット塗料のデメリット

では、ハイブリッド塗料にはどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

   

1. 金額が高くなることがある

金額が高くなることがある

ハイブリット塗料は、他の塗料と比較して相対的に高価な場合があります。耐久性や特殊な特性をもつため、その分の価格が高くなることがあります。

しかし、長期的に考えると、耐久性が高く耐用年数が長いため塗り替えの頻度が少なくなり、結果的にコスト面でメリットがあると言えます。建物の外観や耐久性を重視する方にとっては、価格に見合った投資と考えられるでしょう。

   

2. 施工経験の少ない業者も多い

施工経験の少ない業者も多い

ハイブリット塗料は比較的新しい技術であり、その施工方法や特性を理解している業者はまだ少ないかもしれません。そのため、施工経験の少ない業者に出会う可能性があります。

ハイブリット塗料の効果を最大限に引き出すためには、経験豊富な専門業者を選ぶことが重要です。施工業者選びには注意が必要であり、信頼性や実績を確認することが必要です。

適切な業者を選ぶことにより、ハイブリット塗料の特長を最大限に活かすことができます。

   

ハイブリッド塗料の選び方

ハイブリッド塗料の選び方

ハイブリッド塗料を選ぶ際には、どのような用途に向いているかや施工場所や条件に合わせた選び方が重要です。以下にそのポイントを解説します。

 

【用途に合わせた選び方】

ハイブリッド塗料は、主に住宅の外壁塗装に使用されることが多いです。 耐久性や耐候性に優れ、防水性も高いため、とくに外部からの水の浸入や紫外線による劣化が懸念される場所に適しています。

 

【施工場所や条件に合わせた選び方】

屋外での使用に適した耐候性や防汚性が求められる場合や、耐久性や柔軟性が重要な高層建築物の外壁塗装など、具体的な条件に合わせて選ぶことが重要です。

また、施工面の状態や塗料の色彩の選択も考慮しましょう。

 

また、ハイブリッド塗料の扱いに精通した、信頼できる業者に相談することが重要です。そうすることで、適切なハイブリッド塗料の選定や施工方法の提案を受けられます。

   

住宅の外壁塗装におすすめのハイブリット塗料

住宅の外壁塗装におすすめのハイブリット塗料

ハイブリッド塗料のメリットやデメリットについて解説してきました。しかし、どのようなハイブリッド塗料を選べば良いか分からない方も多いでしょう。そこでおすすめのハイブリッド塗料を2つご紹介します。

   

日本ペイント「パーフェクトトップ」

日本ペイント「パーフェクトトップ」

そもそも日本ペイントの塗料は遮熱塗料に強く、トップクラスを誇ります。そんな中、「シルキーウッドハイブリッド」は、木部やサイディングなどに最適なハイブリッド塗料です。

優れた耐候性と防カビ、防藻を備えており、木材の劣化や腐食を防ぐと同時に、美しい仕上がりを長期間維持します。さらに光沢性も高いため、美しい外観となり、まさにパーフェクトな塗料と言えるでしょう。

   

関西ペイント「スーパークリスタル」

関西ペイント「スーパークリスタル」

関西ペイントの「スーパークリスタル」は、優れた耐久性と美しい光沢をもつハイブリッド塗料です。

特殊な無機質の顔料を使用しており、長期間にわたって色褪せや変色が起こりにくい特長があります。さらに、高い防水性と耐候性を備えているため、塗膜の割れや剥がれを防ぐこともできます。

   

失敗しない施工業者の選び方

失敗しない施工業者の選び方

外壁塗装を依頼する際、信頼できる施工業者を選ぶことが重要です。ここでは、施工で失敗しないために業者を選ぶポイントについて詳しく見ていきましょう。

   

専門性が高く、経験豊富な業者を選ぶ

専門性が高く、経験豊富な業者を選ぶ

塗装を専門としていて、施工実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。ミヤケンでは12,000件を超える塗装の施工実績があり、親身になってお客様第一の提案をしています。

塗装を専門とし、施工実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。以下のポイントに注目しましょう。

 

専門性

外壁塗装やコーキング補修に特化した業者を選びましょう。専門的な知識や技術をもつ業者は、適切な補修方法や材料の選択を行い、耐久性と美観を確保します。

 

施工実績

業者の施工実績を確認しましょう。施工件数や実績が多いほど、信頼性や経験豊富さを示す指標となります。実績のある業者は、問題解決力や技術力が高いと言えます。

 

株式会社ミヤケンは、外壁塗装において12,000件を超える施工実績があり、お客様に対して親身な提案を行っています。

 

アフターサポートが充実した業者を選ぶ

アフターサポートが充実した業者を選ぶ

万一の不備や修理が必要な場合でも、迅速かつ丁寧に対応してくれる業者を選びましょう。どれだけ実績が豊富で技術や知識のある業者でも、施工後にトラブルが発生する可能性があります。

そのため、アフターサポートが充実している業者を選ぶことで、安心して依頼できるでしょう。株式会社ミヤケンは、アフターフォローも充実しており、万が一の不備にも迅速に対応しています。

アフターサポートが充実している業者が見つからずに困っている方は、ぜひご相談ください。

 

3社以上の相見積りをとって検討する

3社以上の相見積りをとって検討する

相見積もりを取ることで、次のポイントに注意しながら適正価格や業者の信頼性を比較しましょう。

 

施工内容と提案

適切な補修方法や使用する材料、工期などが明確に記載および提案があるか確認し、比較検討しやすくします。

 

施工費用

安すぎる見積もりには注意が必要であり、適正な価格設定かを確かめるためにも複数の業者に見積もりを取ってもらうことが重要です。

 

業者の信頼性

過去の顧客のレビューや評価を参考にすることで、業者の信頼性や施工品質についてより具体的な情報を得られます。

 

ハイブリッド塗料で外壁塗装した住宅の施工事例

ハイブリッド塗料で外壁塗装した住宅の施工事例

ここまでハイブリッド塗料の特徴やメリット・デメリット、他の塗料と比べてどうなのかについて解説してきました。

しかし、実際にハイブリッド塗料で外壁塗装したときの仕上がりを見なければイメージが付きにくいでしょう。そこで、住宅の施工事例を見ていこうと思います。

 

事例1.白と茶色のツートン仕上げがおしゃれな屋根外壁塗装工事

白と茶色のツートン仕上げがおしゃれな屋根外壁塗装工事-1 白と茶色のツートン仕上げがおしゃれな屋根外壁塗装工事-2

劣化による雨漏りの心配から、外壁のリフォーム工事が行われました。外壁は、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、チョーキング現象が生じていました。これは塗装メンテナンスの初期段階での劣化症状です。

さらに塗膜の一部がはがれてしまっており、水が浸入しやすくなっていました。また、ベランダの防水膜も紫外線や雨風の影響で劣化し、防水性が低下しコケが付着していました。

しかし、ハイブリッド塗料を使用し、適切なコーキングを行うことで、高い防水性、耐候性、耐久性を実現しました。その結果、外観も一新され、おしゃれなツートンカラーの住宅へと生まれ変わっています。

関連記事:白と茶色のツートン仕上げがおしゃれな屋根外壁塗装工事

 

事例2.コロニアル屋根・三十板の外壁塗装工事

コロニアル屋根・三十板の外壁塗装工事-1 コロニアル屋根・三十板の外壁塗装工事-2

屋根の色あせに悩んだ結果、業者に塗装を依頼した施工事例です。

屋根とともに外壁も紫外線の影響から塗膜に含まれる顔料が劣化し、色あせを起こしていました。劣化によって塗膜が剥がれた部分は、水を吸収しやすいため雨漏りの原因となります。

そのため、耐候性の高い塗料の使用が必要でした。施工の結果、高い耐候性があり長持ちする住宅となっています。

関連記事:コロニアル屋根・三十板の外壁塗装工事

 

事例3.セメント瓦屋根 3色塗りのサイディング外壁塗装工事

セメント瓦屋根 3色塗りのサイディング外壁塗装工事-1 セメント瓦屋根 3色塗りのサイディング外壁塗装工事-2

家の老朽化に悩んでいたことから塗装の施工を開始した施工事例です。屋根は紫外線の影響から色褪せが発生しており、コケの付着なども見られ、防水性の低下が顕著に見られていました。

また、外壁も紫外線の影響で塗膜が劣化しており、さらに雨だれの跡も付いていた状態でした。ハイブリッド塗料をはじめ、通気性に優れた塗料やフッ素塗料を用いた塗装によって、新築のような機能性をもつ住宅に仕上がっています。

関連記事:セメント瓦屋根 3色塗りのサイディング外壁塗装工事

 

まとめ

ハイブリッド塗料とは?特徴やメリット・デメリット、おすすめの製品も紹介 まとめ

ハイブリッド塗料は、有機塗料と無機塗料、それぞれの良さを併せもった塗料です。デメリットに費用の高さと施工できる業者の少なさがありますが、性能自体にデメリットは無いと言えるでしょう。

また、「ハイブリッド塗料を用いて施工できる業者が少ない」というデメリットは、株式会社ミヤケンにご依頼いただければクリアできます。

もし、ハイブリッド塗料での外壁塗装を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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