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外壁のひび割れにも種類がある?発生原因と応急処置方法について

住宅に関するトラブルは放っておくと、取り返しのつかない事態を招いてしまう可能性があります。
そのため、早めに対処することが非常に重要です。外壁のひび割れは頻繁に発生しているトラブルの1つですが、一体どのような種類のひび割れがあるのでしょうか?
今回は、被害の種類と補修方法についてご紹介します。外壁のひび割れでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

■外壁のひび割れの原因とは

外壁のひび割れには様々な原因がありますが、ほとんどの場合外部からの刺激によるものです。
では、一体外壁がひび割れする原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

・経年劣化によるひび割れ
長い年月と共に、自然と建物が劣化してしまうことを経年劣化と言います。主な原因は、雨風にさらされたことや紫外線などによる外部からの刺激です。
このように刺激を受けることによって建物が劣化し、外壁にひび割れが発生してしまいます。経年劣化は仕方のないことですが、定期的なメンテナンスや外壁塗装で防ぐことは可能です。たとえ見た目に異常がなかったとしても、今後の地震などによって被害が出る可能性が高いと言えるでしょう。

・建物の構造上のひび割れ

新築から10年以内のひび割れは、建物の構造上の問題によるひび割れの可能性があります。
またどんなお家でも力の集中する目地や窓周りに関してはひび割れが発生しやすいと言えます。
根本的な解決は難しいですが弾力性に優れた塗料を使用するなどひび割れ対策をすることができます。

・車や電車による振動
自宅付近を車や電車が通過することによって振動が生じ、その振動が地面を伝い、住宅に影響を与えてしまうことが外壁に生じる被害の原因になっているかもしれません。
振動によるひび割れが多いのは、交通量の多い道路に面している家や、自宅付近に線路がある家です。
ダイレクトに頻繁に振動を受けることによって、外壁に大きなダメージを与えています。

■外壁のひび割れの種類

住宅の外壁や内壁、基礎部分に生じるひび割れや亀裂のことを「クラック」と言います。では、クラックにはどのような種類があるのでしょうか?
実際に住宅に発生している種類と特徴などについてご紹介します。

・ヘアークラック

髪の毛のように細く、比較的小さいひび割れのことをヘアークラックと言います。
外壁に塗装した塗料は乾燥させることによって、塗膜と呼ばれる薄い保護膜になります。ヘアークラックはその塗膜にひびが生じることによって発生するのです。
ただし、表面上だけであり、内部に深く入っている訳ではありません。被害的にはまだ初期段階ですが、ヘアークラックが発生して時点で外壁塗装を業者に依頼するのがオススメです。
早めの対処が非常に重要であるため、見つけたら放置するのではなく、必ず補修を行いましょう。

・乾燥クラック
乾燥クラックは、外壁塗装をした時から時間が経過し、乾燥させる過程で材料が伸縮することにより、被害が発生します。
乾燥が主な原因となっており、表面上にひびが生じるのが特徴です。
また、完全に乾燥しきってしまえば、それ以上被害が拡大することはありません。

・構造クラック

経年劣化、施工不良、外部からの振動、自然災害など、様々なことが原因となり、被害が発生してしまいます。
別名で貫通クラックとも呼ばれている、基礎補修が必要なひび割れです。
被害状況や進行具合など場合によっては、外壁材が剥がれ落ちる可能性があるので注意してください。

・縁切れクラック
外壁塗装を依頼した時に、天候の影響で工事が一時中断されることがあります。
そのような場合、中断前に塗った場所、中断後に塗る場所のつなぎ目が原因となり、被害が発生してしまう可能性があるのです。
しかし、この縁切れクラックは外壁塗装を行う工事業者が作業の際注意して行えば未然に防げます。

■ひび割れの影響による被害

外壁にひび割れが発生してしまった場合、住宅にどのような影響をもたらすのでしょうか?
主に、外観への影響、塗料の剥がれやすさ、雨漏り、住宅の耐性の低下などの被害が考えられます。
ひびが入っている部分から雨水が侵入し、塗料がはがれやすくなったり、雨漏りの原因になったりする場合があります。
他にも外壁材自体がお水の影響を受け、強度が落ちてしまった場合には塗装ではメンテナンスができずに高額なリフォーム費用が発生することもあります。
さらには、手入れが行き届いていない住宅は、空き巣などの犯罪に巻き込まれる可能性もあるため、気を付けなければいけません。

■自分でできる応急処置方法

被害状況によって、建物をきちんと調査した上で補修を行わなければいけません。しかし、場合によっては自分で応急処置をしなければならないこともあります。
そこで今回は、簡単にできる外壁のひび割れの応急処置方法をご紹介します。応急処置は一時的なものですが、被害の進行を防ぐことができるので、なるべく対応しましょう。
用意するものはホームセンターなどで販売されている「コーキング(充填材)」です。
ここでとても重要なのが【外壁専用のコーキング材】を選ぶことです。
コーキングには種類があり一般に広く販売されているのは水回り専用のシリコンコーキングです。
シリコンコーキングは安価なためつい購入したくなるのですが外壁には使用すると外壁の周りにコーキングの油分が染み出してしまうなどの不具合が出てしまいます。

補修方法についてはこちらの動画で詳しくご紹介しています

■プロの工事業者に依頼する正しい補修方法

先ほど自分でできる応急処置方法をご紹介しましたが、あくまでやむを得ない場合の対応です。
外壁のひび割れが幅1ミリを超えている場合、プロの工事業者に依頼して、しっかりと補修を行ってもらうことを推奨します。
被害の進行具合によっては、外壁だけではなく、建物の中枢まで被害が及んでいる可能性があり、応急処置だけでは対応できない場合があります。
そのため、専門の知識を持つ工事業者に依頼するのが最善の補修方法です。

・工事業者の選び方
補修を依頼する際、どのような工事業者を選ぶかが非常に重要です。悪徳業者を回避するために、選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
①アフターケアや保証がある
大事なのはその時の工事だけではなく、アフターケアや保証がしっかり整っているかという点です。
たとえその時の仕上がりが良かったとしても、時間が経って何か問題が発生する可能性も十分あり得ます。
そのような場合、アフターケアや保証がしっかり整っていると安心して依頼できるでしょう。
②大幅な値下げをする工事業者には注意する
過去には、「キャンペーン中に即時契約で特別に半額の値段で施工可能」とうたっていた工事業者を不信に思い、
違う業者に見積もりを依頼したところ、提案してきた値段よりも安い値段で施工が可能だったことが判明しました。
このように大幅に値下げをしている場合は、本来の値段に上乗せしている可能性があるので、慎重に判断して見極めましょう。
悪徳業者

外壁のひび割れを見つけたら、なるべく早く対処を

被害が小さいからと放置していると、雨漏りや耐久性が落ちる原因となり、手遅れになってしまう恐れがあります。
また、補修をする際は、相応な値段で施工をしてくれる業者を見極めるために、いくつかの工事業者に見積もりを依頼し、比較することが大切です。

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