外壁塗装をしない4つのリスクと必要な時期のサイン
2024.08.14更新 外壁塗装

「そろそろ外壁塗装しないとだめかな。でも時間も費用もかかるし…」
外壁塗装は手間と費用がかかるため、一部の人は外壁塗装をしないとと思いながらも後回しにしているかもしれません。そこで、本記事では外壁塗装をしないとどうなるのか、本当に外壁塗装が必要なのかについて解説します。
目次
住宅の外壁塗装は本当に必要?
外壁塗装は、年間を通して雨や風、紫外線にさらされている住宅の外壁にとって欠かせないメンテナンスです。外壁塗装には、住宅の外壁を雨や風、太陽の紫外線から守るなどの役割があります。
塗装されていない外壁は、ノーガードで攻撃される状態が続き、住宅の劣化を早める原因になるため、必ず外壁塗装は行いましょう。
また、塗料による違いはありますが、10〜20年ほどで効力がなくなるため、定期的な再塗装が大切です。
ただし、タイルやレンガが外壁に用いられているなど、一部外壁塗装が必要ない家もあります。自身での判断が難しい場合は、専門家に一度調査してもらうとよいでしょう。
こちらの記事では、外壁塗装の必要性について解説しています。
関連記事:外壁塗装は本当に必要?放置することで起きるトラブルとは
住宅の外壁塗装をしないとどうなる?考えられる4つのリスク
住宅の外壁塗装をしないと、次の4つのようなリスクが発生する可能性があります。
- 住宅の見た目が悪くなる
- 雨漏りが発生するようになる
- 害虫が侵入しやすくなる
- 住宅の寿命が短くなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 住宅の見た目が悪くなる
外壁塗装をしないまま放置していると、既存の塗装が劣化し、
- ひび割れ
- はがれ
- 色あせ
- カビや苔
など、さまざまな劣化症状が発生するようになります。
これらにより、住宅の外観が悪くなり「古い住宅」のような見た目になってしまいます。住宅の見た目を重要視している方にとっては、大きなリスクと言えるでしょう。
こちらの記事では、外壁塗装で外観がおしゃれになった事例を12個紹介しています。
関連記事:外壁塗装でおしゃれする方法は?12の事例でコツを紹介
2. 雨漏りが発生するようになる
先述したように塗装の劣化が進むと、ひび割れやはがれなどが生じます。これらは住宅内に雨が入り込み、壁や天井に水漏れやシミを引き起こす可能性があります。
さらに、住宅の内部の構造や家具、床などにダメージを与えるため、修復費用がかさむ原因にもなるでしょう。また、雨漏りはカビを発生させて、健康にも影響を与える場合があります。
こちらの記事では、外壁塗装で雨漏り修理ができるのか、について解説しています。
関連記事:外壁塗装で雨漏り修理はできる?費用と原因・DIY補修方法をプロが解説!
3. 害虫が侵入しやすくなる
外壁の劣化によって、ひび割れや穴、コーキングの亀裂などが生じると、害虫が侵入しやすくなります。
とくに、雨漏りが発生し、内部の木が腐ってくると、腐った木を目当てに「シロアリ」が発生するようになります。シロアリは木材を好んで食べるため、住宅の構造を弱めたり歪めたりするため危険です。
当然、シロアリ以外の害虫も外壁の隙間から侵入しやすくなり、さまざまなリスクが生じます。害虫の駆除にも手間や時間がかかるため、未然に防ぐことが大切です。
こちらの記事では、シロアリが発生する原因について、解説しています。
関連記事:シロアリが出る原因は3つ!発生条件や予防・駆除方法も徹底解説!
4. 住宅の寿命が短くなる
雨漏りによって住宅の内部に水が侵入するようになってしまったり、シロアリが侵入するようになると、住宅の劣化が進み、住宅そのものの寿命が短くなってしまいます。定期的にメンテナンスをしていて、外壁の劣化だけであれば塗装をするだけで済みます。
しかし、外壁塗装の放置で住宅全体の劣化も起こると、建て替えが必要になるケースもあるのです。そうなると、大規模な修繕が必要になり、経済的な負担が大きくなります。早いうちに対処するようにしましょう。
こちらの記事では、寿命をのばすメンテナンス方法について解説しています。
関連記事:長持ちする家の特徴は?寿命をのばすメンテナンス方法をプロが徹底解説!
外壁塗装を後回しにすることで大規模な修繕が必要になるケースも
外壁塗装は、最低でも数十万円する住宅のメンテナンス工事で、場合によっては100万円以上の費用がかかることもあります。
そのため、経済的な理由から後回しにしてしまうことがありますが、後回しにすることでさらに住宅内部の劣化が進み費用がかさむケースも少なくありません。
外壁塗装が劣化している状態を放置し、長期間にわたると、住宅の基礎部分にも悪影響を及ぼす可能性があります。基礎部分が傷んでしまうと、建物全体の安定性が損なわれ、大規模な修繕が必要になることもあります。
外壁塗装をやるべきタイミングの見極め方
ここまでで外壁塗装をしないとどうなるかについて、理解してもらえたかと思います。外壁塗装は、後回しにせず適切なタイミングで行うことが重要です。
しかし、外壁塗装はどんなタイミングが適切なのかを見極めるのは難しいでしょう。
そこで、見極めるポイントを3つご紹介します。ポイントを抑えたうえで判断が難しいと感じた場合は、外壁塗装の業者に相談することが大切です。
色あせやカビ・コケなどの汚れが発生している
外壁に色あせやカビ、コケなどの汚れが発生している場合、住宅の景観は悪くなりますが、緊急性が高い状態ではありません。高圧洗浄機などを使って自分で対処することも可能です。
しかし、既存の塗装の効果が弱まっているサインではあります。外壁の防水性も低下しているため、湿気の溜まりやすさや汚れに対する抵抗力の低下、雨漏りリスクといった問題を抱えていることが考えられます。
定期的な清掃で外壁の美観を維持しながら、塗装を行うべきタイミングを見極めましょう。見極めが難しい場合は、外壁塗装の業者に調査してもらうことが大切です。
【関連記事】
外壁塗装で色あせしない色とは?塗装のプロが選ぶおすすめ人気カラー5選!
壁にはえたコケの対処法
チョーキング現象がみられる
チョーキング現象とは、外壁の表面が白く粉状になる現象です。塗料が劣化しているサインです。チョーキング現象が目立つ場合は、外壁塗装を検討するべきタイミングと言えるでしょう。
しかし、チリや砂が壁に付着しているのをチョーキング現象だと勘違いするケースもあります。チョーキング現象らしきものが見られたときは、本当にチョーキング現象なのか、塗装を行う必要があるのかを専門家に確認することが大切です。
また、外壁材によってはチョーキング現象が発生しないものもあります。例えば、レンガや樹脂系サイディングの場合は、発生しません。自宅の外壁材はチョーキング現象が発生する可能性があるのか、事前に把握しておきましょう。
こちらの記事では、劣化症状の一つである「チョーキング現象」について解説しています。
関連記事:壁を触ると白い粉がつく‥塗装の劣化サインかも?!~チョーキング現象~
クラック(ひび割れ)が発生している
外壁に細かなクラック(ひび割れ)が発生している場合は、劣化がかなり進んでいる可能性が高いです。クラックは、外部からの水分侵入や建物の安定性・安全性にも影響を与えます。
そのため、なるべく早く外壁塗装を実施すべきタイミングだと言えるでしょう。専門家による点検や調査を受け、クラックの状態や修復方法を確認することが大切です。
こちらの記事では、クラック(ひび割れ)の種類や原因、対処法について解説しています。
関連記事:外壁のひび割れにも種類がある?発生原因と応急処置方法について
判断が難しいときはプロに相談しよう
外壁塗装の必要性を判断する際には、先述したような外壁の状態をチェックすることが重要です。しかし、判断が難しいケースもあります。
そのような場合は、塗装業者などのプロに相談して判断してもらうことをおすすめします。専門家は経験と知識を持ち、適切な判断を行ってくれるでしょう。
プロによる外壁の点検やアドバイスは、的確な情報を得ることができるため、適切なタイミングでの外壁塗装を判断する上で非常に役立ちます。
まとめ
「外壁塗装はしないとどうなる?」という疑問に対して解説してきました。
外壁塗装は、建物を守り、美しい見た目を維持するために必要不可欠なものです。塗装を行わなければ、外壁は劣化し、風化や腐食のリスクが高まります。
結果として、建物の構造に損傷が生じる可能性があります。
そのため、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。ミヤケンでは、外壁の診断から塗装、塗装後の定期的なメンテナンスまで行っています。無料でお見積りができるので、ぜひお気軽にご相談ください。
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