アルミの玄関ドアは塗装でリフォームできる？費用相場やポイントも紹介
2023.05.24更新 外壁塗装
玄関のドアは、家の顔とも言える場所です。アルミ製のドアは丈夫で長持ちすることで知られていますが、塗装が剥がれてくると見た目が悪くなってしまいます。
そんなとき、アルミの玄関ドアの塗装によるリフォームを検討する方も多いでしょう。本記事では、アルミの玄関ドアの塗装リフォームについて、費用相場やポイントを紹介します。
目次
古くなったアルミの玄関ドアは塗装でリフォームできる？
アルミ製の玄関ドアは丈夫で長持ちすることが特徴ですが、時間が経つと塗装が剥がれてくることがあります。このような場合、アルミの玄関ドアは塗装でリフォームすることができます。
ただし、対応してくれる業者は少なく、塗装業者でも対応していない場合が多いため、注意が必要です。
古くなったアルミの玄関ドアを綺麗にしたい場合は、まずは住んでいる地域に塗装での玄関ドアのリフォームに対応している業者があるか調べることが大切です。
もし、対応している業者が見つからない場合は、ドアの交換など塗装以外の方法も検討することをおすすめします。
アルミの玄関ドアは自分で塗装できる?
アルミ製の玄関ドアをご自身で塗装することもできますが、おすすめはできません。アルミは塗料がのりにくく、密着・定着しにくいため剥がれやすくなっています。そのため、DIYで対応する場合は自己責任で行うようにしましょう。
また、アルミの玄関ドアをDIYで塗装する際には、下準備が大切です。塗装前にはしっかりとクリーニングを行い、下地処理をしっかり行うことが必要です。
また、塗装に使用する塗料にもこだわりが必要で、耐久性や耐候性の高いものを選ぶことがポイントになります。
アルミの玄関ドアをリフォームする方法と費用相場
アルミの玄関ドアリフォームの方法には、以下の4つがあります。
- 塗装
- カバー工法
- ドアの交換
- シート
それぞれの方法と費用相場について、順に解説していきます。
１．塗装（塗り替え）
古くなったアルミの玄関ドアは、塗装でリフォームすることができます。塗装することで、傷や汚れを隠すことができ、新しいドアのような印象を与えられるでしょう。
しかし、アルミの玄関ドアは塗料がのりにくく密着・定着もしにくいため、専門の塗装業者でなければ上手く仕上がらない場合があります。また、対応してくれる業者も少なく、費用も他の方法と比較して割高になる場合があるため、注意が必要です。
アルミの玄関ドアの塗装を業者に依頼する際の費用相場は、約50,000～200,000円程度になります。ドアの状態や使用する塗料によって費用が大きく異なる場合もあるため、しっかりと確認をしたうえで依頼をしましょう。
２．カバー工法
カバー工法とは、ドア枠だけを残して既存のドアにアルミ製のカバーを取り付ける方法です。カバーは、木目調や石目調などの様々な種類があり、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
カバーを取り付けることで、外見を変えることができ、機能面でも防音・断熱性能の向上が期待できます。
カバー工法で玄関ドアのリフォームをする際の費用相場は、約150,000～450,000円程度になります。塗装と比べて割高になりますが、施工が一日程度で完了し、壁を壊さずに済むメリットを含めて考慮すると、妥当な費用だと言えるでしょう。
３．ドアの交換
ドアの交換は、機能性やデザイン性を重視する場合に選ばれる方法です。古くなったドアを取り外し、新しいドアを取り付けることで、玄関を一新することができます。
ドアの交換は、リフォームの中でも費用がかかる方法のひとつですが、耐久性や断熱性などの面で効果が期待できます。
ドアの交換にかかる費用の相場は、取り付け工事費込みで300,000円〜450,000円程度となっています。ただし、デザインや素材、性能によって費用は変動します。また、既存のドアの枠が使えない場合は、枠の交換費用も別途必要になります。
４．シート
フィルム状のシートをドアに張り付ける方法があります。下地処理を行い、上からシートを貼るだけなので簡単にDIYできます。
さらに、費用も比較的安価なため、手軽に玄関ドアのリフォームを行いたい人におすすめです。ただし、耐久性や断熱性に劣るため、長期的な視点で見るとコストがかかる可能性があります。
シートの費用相場は、シートの種類やデザイン、施工面積によって異なりますが、一般的には1枚あたり50,000円〜150,000円程度となっています。
アルミの玄関ドアをリフォームするときのポイント
年月を経るにつれて傷みが目立ってくることもあります。そんな時にはリフォームを考えることも重要です。ここでは、アルミの玄関ドアをリフォームする際のポイントについて解説します。
ドアの素材を確認してもらう
玄関ドアをリフォームする前に、まずはドアの素材を確認することが大切です。
玄関ドアは木製と金属製のドアに大きく分類されます。金属製のドアはアルミや鋼板、ステンレスなどさまざまな素材が使われていますが、塗装でのリフォームに対応していないものもあります。
まずは専門業者に依頼してドアの素材を確認し、どのような方法でリフォームできるか相談することが大切です。
玄関ドアのリフォーム実績が豊富な業者に依頼する
玄関ドアのリフォームは、専門知識や技術が必要なため、実績のない業者に依頼すると失敗する可能性があります。そこで、玄関ドアのリフォーム実績が豊富な業者を探し、そういった業者に依頼することが大切です。
実績のある業者かどうかの判断の仕方として、業者のホームページなどで施工事例やお客様の声を確認する方法があります。ただし、公式HPに書かれた内容だけの確認はおすすめできません。
業者としては良いイメージを持ってもらいたいため、良い実績だけを掲載しようとするのは当然です。SNSなどを用いて、よりリアルな評判や実績を確認するとよいでしょう。
複数の業者に見積もりの作成を依頼する
塗装でのリフォームを含め、玄関ドアのリフォームを請け負っている業者は多いですが、金額は業者によって異なります。相場よりも高額な見積もりを提示してくる業者もいるかもしれません。
そこで、適正な価格でリフォームするためには、複数の業者に見積もりの作成を依頼することが重要です。複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較することで、適切な価格でリフォームをすることができます。
見積もりの作成には、玄関ドアの素材やサイズ、リフォーム内容などを伝える必要があります。また、業者によっては現地調査を行ってから見積もりを提示する場合もありますので、事前に確認することが大切です。
見積もりを比較する際には、料金だけでなく、工期や保証内容なども確認することが重要です。また、見積もりの金額が安すぎる場合は、工事内容や材料の品質に問題がある可能性がありますので、注意が必要になります。
複数の業者から見積もりを受け取った後は、内容をよく比較して、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。信頼できる業者であれば、リフォーム後のトラブルにも迅速に対応してくれるため、安心して工事を任せることができます。
まとめ
アルミ製の玄関ドアは丈夫で長持ちすることが特徴ですが、時間が経つと塗装が剥がれてくることがあります。その場合、塗装でリフォームすることができます。
アルミの玄関ドアの塗装リフォーム費用相場は、ドアの大きさや状態によって異なりますが、一般的には、50,000～300,000万円程度とされています。
ポイントとしては、塗装前にしっかりとクリーニングを行い、下地処理をしっかり行うことが重要です。また、塗装に使用する塗料にもこだわりが必要で、耐久性や耐候性の高いものを選ぶことがポイントです。
また、古くなったアルミの玄関ドアをリフォームする方法として、塗装、カバー工法、ドアの交換、シートの4つを紹介しました。それぞれの方法には、特徴や費用相場がありますので、自分のニーズに合わせて選択するようにしましょう。
ただし、どの方法を選んでも、自分でDIYする場合は、しっかりとした知識と技術が必要ですので注意が必要です。
もしも自分でアルミの玄関ドアを塗装するのが不安な場合は、塗装実績が豊富な株式会社ミヤケンにご依頼ください。見積もりや出張費が無料なので、お気軽にご相談可能です。