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自然塗料の種類は?主成分や特徴とおすすめメーカーも詳しくご紹介!

自然塗料の種類は?主成分や特徴とおすすめメーカーも詳しくご紹介! | 外壁塗装

近年では、外壁塗装などに使う塗料の種類が増え、多くの機能があり耐久性が高い合成樹脂を原料とした塗料が主流となっています。

ただ合成樹脂の塗料は、化学物質過敏症やシックハウス症候群の原因になるなど、健康被害の問題があります。

そのため、このような問題が起こりにくいとされ、使われていることが増えているのが自然塗料です。

この記事では、自然塗料の種類やその主成分と特徴、おすすめのメーカーと購入方法についてご紹介します。

外壁塗装などをご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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自然塗料とは?

自然塗料とは?

自然塗料とは、原料に石油や合成顔料などを含まない、天然の素材を主成分とした塗料です。

自然塗料に使われる素材としては、昔ながらの柿渋や、亜麻仁油、白ロウ、桐油、カルナバロウ、コパル、蜜ロウ、ラベンダーオイルなどがあります。環境や人体に優しい、安全性が高いなどの理由から、多くのメーカーから販売されています。

自然塗料には、国内メーカーのものもありますが、現在主流なのはドイツのメーカーのものです。

ただ、日本では自然塗料に明確な基準がなく、ホルムアルデヒドやVOCが発生する塗料もあるなど、すべて安全とは言えません。

 
 

自然塗料の特徴は?

自然塗料の特徴は?

自然塗料の特徴として、塗装した表面に塗膜を作らないというものがあります。そのため、メンテナンス性に優れていて、経年劣化などで塗料の性能が落ちた場合は、再度同じ塗料を塗り直すことで、性能を戻すことが可能です。

塗膜を作らない性質から、木材に塗装する際によく使われます。自然塗料を木材に塗装すれば、木材が持つ調湿性は失われず、手触りや質感がのこるなど、木材の特徴を保持することができます。

また、安全性が高く強い臭いがないため、塗装に慣れていない方でも塗りやすく、DIYなどでメンテナンスしやすいのも特徴です。

 
 

自然塗料の成分は?

自然塗料の成分は?

自然塗料は、原料に天然の素材を使用した塗料です。特に、石油や合成顔料は原料として使われていません。

自然塗料の成分としては、柿渋や亜麻仁油、白ロウ、桐油、カルナバロウ、コパル、蜜ロウ、ラベンダーオイルなどがあります。

自然に存在する素材を使用しているため、環境や人体に優しく安全性が高いとされていますが、日本においては明確な基準は存在していません。

 
 

自然塗料と木材の相性

自然塗料と木材の相性

自然塗料は、従来の塗料とは異なり、塗膜を作らないという特徴があります。そのため、自然塗料と木材の相性は良くなっています。

木材に自然塗料を塗装しても、木材本来の調湿作用などは失われず、自然の木材の良さを活かすことが可能です。木材そのものの性質を活かしつつ、塗料の耐久性などを保持できるため、木材を長持ちさせることができます。

 
 

自然塗料の種類

自然塗料の種類

自然塗料の種類は、主に使われる素材によって分かれています。

自然塗料には、さまざまな素材が使われているため、多くの種類がありますが、ここでは、

  • オイル系
  • ワックス系
  • オイルワックス系

の3種類の自然塗料について解説します。

 
 

オイル系

オイル系

オイル系の自然塗料は、主成分として、ひまわり油、亜麻仁油、荏胡麻油、胡桃油などの天然の植物油が使われています。

オイル系の自然塗料は、塗料を塗った後にウエスなどで拭き取るオイルフィニッシュという技法を用いる時によく使われます。

塗った表面に塗膜を作らないため、木材との相性が良く、木材本来の質感を活かすことが可能です。

 
 

ワックス系

ワックス系

ワックス系の自然塗料は、主成分として蜜蝋、カルナバ蝋、カンデリラ蝋などの動物性・植物性由来の天然蝋が使われた塗料です。

ワックス系の素材は、通常では固体なため、テレピン油などの溶剤に溶かして液状にして使います。

ワックス系の自然塗料を木材に塗ると、木材にワックスが浸透し、表面の撥水性や防汚性が高まります。

ただ、塗ったワックスは時間が経過すると少しずつ失われていくため、メンテナンスとして定期的な塗り直しが必要です。

 
 

オイルワックス系

オイルワックス系

オイルワックス系の自然塗料は、先ほど紹介したオイル系とワックス系の機能を組み合わせた塗料です。

オイルワックス系の自然塗料も木材と相性が良いのですが、他の自然塗料よりも木材を保護する機能が高くなっています。植物油などのオイルで木材の表面を保護し、天然蝋などのワックスで撥水性を持たせることで耐水性を高めています。

 
 

おすすめの自然塗料メーカーと主成分

おすすめの自然塗料メーカーと主成分

自然塗料では、有名なメーカーがいくつか存在します。

ここでは、おすすめの自然塗料メーカーの特徴、主成分などについて解説します。

自然塗料では海外のメーカーが主流となっていますが、国内と海外の両方からご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 
 

リボスの自然塗料

リボスの自然塗料

自然塗料のメーカーとして有名なのがドイツに本社があるリボス社です。リボスは、環境に配慮した自然塗料のメーカーとして、世界中で高く評価されています。

リボスは自然塗料にこだわりが深く、使用する素材は自然素材であっても、人体に有害なものは使用しないという理念の元、安全性が高い自然塗料を開発しています。

日本でもリボスの自然塗料は広く使われていて、日本の気候に適した自然塗料も販売するなど、ラインナップも豊富です。

メーカーサイト:https://iskcorp.com/livos-about/

 
 
自然塗料のパイオニア
リボスの自然塗料 自然塗料のパイオニア

リボスは自然塗料で有名なメーカーですが、自然塗料のパイオニアとも呼ばれています。

塗料などが原因で起こるシックハウス症候群は、以前は原因不明とされていましたが、その原因究明を努めたのが、後にリボス社のオーナーとなるボーテ氏です。

シックハウス症候群の原因を調査した結果、建材などからホルムアルデヒドなどの有毒な物質が揮発していることが原因と分かり、ホルムアルデヒドを揮発しない自然塗料の開発に取り組むようになりました。

 
 

オスモの自然塗料

オスモの自然塗料

オスモはドイツに本社がある建材などを製造販売するメーカーで、自然塗料でも有名です。オスモクオリティーという独自の品質基準を設け、品質を徹底して追求しているため、世界中から高い評価を受けています。

オスモの自然塗料であるオスモカラーは、ひまわり油など、自然の植物性の油を主成分とした自然塗料です。

主に木材の塗装に適していて、木材本来の調湿機能を保持したまま、塗料により木材を保護することができます。

また、メンテナンスが容易で、重ね塗りをするだけで補修ができます。

メーカーサイト:https://osmo-edel.jp/product/osmocolor/

 
 
オスモカラーの安全性は?
オスモの自然塗料 オスモカラーの安全性は?

オスモカラーは、自然由来の植物油と植物性ワックスをベースとした自然塗料です。一般的な塗料に使われている合成樹脂は使用していません。

また、揮発性有機化合物(VOC)も使用していないため、人体への安全性が高い塗料となっています。

製造工程についても、ISO9001認定を受けた工場で製造していて、すべての工程を自社でおこない、廃液を出さないように管理しています。

また、精製技術が高く、不純物を取り除いているため、木材に塗装してもすぐに浸透するなど、無垢材の良さを引き出すことが可能です。

 
 

キヌカの自然塗料

キヌカの自然塗料

キヌカは、自然塗料を製造する日本のメーカーです。名前にもあるように、お米の糠(ヌカ)を原料とした自然塗料です。

日本では、昔は米糠を煎って布に包んだ糠袋を使って家具などを磨く習慣があり、その糠袋をヒントに作られたのがキヌカです。

米糠から作られているため、赤ちゃんが舐めても大丈夫なほど安全性が高く、肌への刺激も少ないため、素手で塗装することもできます。

また、塗装に使用した用具の後片付けが容易という特徴もあります。

メーカーサイト:https://www.kinuka.co.jp/index.html

 
 
キヌカのデメリットは?
キヌカの自然塗料 キヌカのデメリットは?

キヌカは安全性の高い自然塗料ですが、デメリットも存在します。

まず、キヌカを通常の塗料と同じようにハケなどを使って塗ると、塗りすぎてしまうことがあります。そのため、キヌカを塗る際は、専用の布などを使い、薄く擦り込むような形で塗るようにしてください。

また、塗装は一度塗りで問題なく、二度塗りすると塗りすぎになりべたつきの原因になったり、乾燥するまでに時間がかかってしまいます。

他にも、キヌカは乾燥するまでの時間が短い塗料ですが、内側まで完全に乾燥するには約1ヶ月かかります。

完全に乾燥する前に、新聞紙などを放置しておくと、そこにキヌカが戻ってしまい、染み込む可能性があるため注意してください。

 
 

いろはの自然塗料

いろはの自然塗料

いろはは、国産の自然塗料です。日本古来の顔料であるベンガラを使った塗料で、紫外線による劣化が少なく、耐候性が高いという特徴があります。

塗膜を作らない塗料なので、はがれにくく、不快な臭いがないため、塗料の経験がない方でも簡単に使用することができます。

いろはは屋内だけでなく、屋外での使用も可能で、撥水性が高いためシミなどから木材を保護することが可能です。

木材本来の特性を活かしたい場合に適しています。

メーカーサイト:https://www.rj-wax.com/

 
 

自然塗料の購入方法

自然塗料の購入方法

塗料は専門業者などに依頼して塗装してもらうことが多いのですが、DIYなどで小規模な塗装をする場合は、塗料を購入して塗装することが可能です。

ここでは、自然塗料の購入方法について解説します。

ただし、床全体を塗装するなど、規模が大きい塗装が必要な場合は、DIYではなく専門業者に依頼すると、失敗しにくくなります。

 
 

ホームセンター

ホームセンター

自然塗料は、ホームセンターでも購入できます。主にDIYなど小規模な塗装に使う場合に便利です。

取り扱いがある自然塗料はあまり豊富ではありませんが、ホームセンターに塗料に詳しい店員がいれば、直接相談した上で購入できるメリットがあります。

自然塗料は安全性が高く、塗装の技術がなくても取り扱えるものが多いため、小物や部分的な塗装に便利です。

 
 

ランキングサイト(ネット通販)

ランキングサイト(ネット通販)

自然塗料はネット通販でも購入することができますが、特にランキングサイトから購入すると便利です。ネット通販では、購入した方の口コミを見ることができますが、ランキングサイトの場合、複数のメーカーや商品を比較することができるため、検討しやすくなるメリットがあります。

もしいくつかの自然塗料で購入を迷っているのなら、ランキングサイトの口コミなどから検討すると、最適な塗料が見つかりやすくなります。

 
 

メーカー販売サイト

メーカー販売サイト

特定のメーカーの自然塗料を購入したい場合は、メーカー販売サイトからの購入が便利です。メーカー販売サイトであれば、直接購入することができるので、スムーズです。

ホームセンターなどでも自然塗料は販売されていますが、必要な塗料の取り扱いがなく、購入できない可能性があります。

口コミが見れない場合があったり、すぐに入手できないなどのデメリットもありますが、確実に購入できるのがメリットです。

 
 

室内塗装の効果やメリット

室内塗装の効果やメリット

室内の壁や天井をリフォームする場合、クロスを張り替えるのが一般的です。

ただ、最近では室内でも塗装をおこなう方が増えてきています。室内塗装には、クロスの張り替えとは異なるメリットがあります。

室内塗装の効果やメリットとして、まず挙げられるのが、クロスの張り替えでは実現できない素材感です。壁や天井を塗装することで、カフェなどのような重厚感や温もりを演出することができます。

また、厚みを持たせて塗装することで質感が変わるため、塗り方によって部屋の雰囲気を変えることができます。

他にも、壁などの劣化した部分だけ補修する場合にも室内塗装は便利です。

周囲の色に合わせた塗装をするだけで補修が完了し、色の違いが目立ちにくく、工事の期間が短いというメリットがあります。

クロスの場合は、少し劣化しただけでも一面すべて交換する必要があり、使っていたクロスが生産終了していると、色を合わせるには全面を交換しなければなりません。

そのため、室内塗装は、メンテナンス費用を抑えるというメリットもあります。

関連記事:室内塗装の特徴・効果・メリットについて

 
 

まとめ

自然塗料の種類は?主成分や特徴とおすすめメーカーも詳しくご紹介! まとめ

ここまで、自然塗料の特徴と種類、おすすめメーカーと購入方法について解説しました。

自然塗料は、原料に石油や合成顔料などを含まない、天然の素材を主成分とした塗料のことで、環境や人体に優しい、安全性が高いなどの特徴があります。

自然塗料は、従来の塗料とは異なり、塗膜を作らないという特徴があるため、特に木材と相性が良くなっています。木材本来の調湿作用などが失われないため、自然の木材の良さを活かす場合に便利です。

自然塗料は、安全性が高く臭いも少ないため、室内などのDIY塗装に適しています。

ただし、床一面を塗装するなど、規模が大きい塗装の場合、DIYよりは専門業者に依頼するほうが、仕上がりがよく、失敗しにくいなどのメリットがあります。

もし自然塗料での塗装をご検討の場合、ミヤケンまでお気軽にご相談ください。

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