雨漏り修理業者の選び方は?優良業者の特徴と費用相場を徹底解説!
2022.12.25更新 外壁塗装

ご自宅の外壁のシミに悩まされていませんか?外壁の気になる劣化症状の1つであるシミは、広がったりその場所から雨漏りしないかなど不安要素も多いです。
この記事では、雨漏りの原因や対処法、さらに悩まれる方も多い雨漏り業者の選び方を解説します。
この記事を見れば、雨漏りしたときに失敗しない優良業者の選び方にも困りません。
雨漏り診断や修理も行っている、「ミヤケン」の雨漏り調査や修理の実例もご紹介していますので、修理業者に悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
雨漏り修理は業者の選び方が重要
雨漏りの修理は、業者の選び方が重要と言われています。なぜなら、プロの建築家でも雨漏りの原因を突き止めるのが難しいからです。原因を特定して修理しても、実際は別の原因があった……なんていうこともあるくらい、雨漏りは厄介なのです。
「これくらいなら自分でも補修できるかな」
とご自身で補修される方もいますが、間違った方法で補修してしまうと余計に状態も悪化し、費用もかかってしまいます。雨漏りを発見したら、必ず業者に依頼しましょう。
業者の選び方で重要なのは、“雨漏り箇所を特定する技術があるか”です。雨漏りを補修するには、まず雨漏りしている箇所や原因を特定しなければなりません。
雨漏りは目視だけでは判断できない場合もあるので、
- 実際に水をかける散水調査
- サーモグラフィーカメラで水が貯まっている箇所の特定
をしっかりと行います。
散水調査は30分間散水したり、特殊なサーモグラフィーカメラを使用したりと一見時間のかかる作業ですが、これらの調査を行わなければ雨漏りの箇所を特定することは不可能です。雨漏りの修理をどの業者に依頼するか悩んでいるという方は、それぞれの業者がどのように雨漏り箇所を調査するのかを確認してみてください。
雨漏り修理はどこに頼む?
外壁に雨漏りを発見した場合、どの業者に依頼すればよいのでしょうか。
先ほど、雨漏り箇所を特定する技術がある業者を選ぶのが重要とお話ししましたが、業者といっても「工務店・ハウスメーカー」「リフォーム会社」「塗装専門業者」と選択肢がたくさんあり困ってしまいますよね。
それぞれの業者は雨漏り修理に対応しているのか、また利便性などもご紹介していきます。ご自宅の築年数によってもおすすめの修理業者が変わってきますので、照らし合わせてみてください。
工務店・ハウスメーカー
基本的に、ご自宅が築10年以内であれば工務店・ハウスメーカーへ依頼しましょう。瑕疵担保責任という隠れた欠陥を負う責任があるので、無償で修理してもらえます。築年数が浅ければ、工務店やハウスメーカーとの信頼関係も大きいはずです。使える権利は躊躇せず使ってみてください。
築10年を過ぎてしまうと瑕疵担保責任がなくなってしまうので、有効な内に利用しましょう。
10年を過ぎた後は、瑕疵担保責任も効かなくなるため工務店やハウスメーカーに依頼する必要はなく、リフォーム会社や塗装専門業者に依頼するのをおすすめします。
ハウスメーカーへの信頼が高いのであれば、依頼してもよいでしょう。
リフォーム会社
雨漏り修理にリフォーム業者をおすすめする最大の理由は、「雨漏り診断士」が在籍していることです。
「雨漏り診断士?どんな人なの?」と疑問に思うでしょう。
NPO法人 雨漏り診断士協会が認定する雨漏り診断士は、協会が認めた人にのみ与えられる資格です。
「リフォーム業者なのに雨漏りを止めてくれなかった」
という事例も少なからずあり、この資格が設けられました。
リフォーム会社に依頼しようとお考えの方は、その会社に雨漏り診断士が在籍しているのか確認しておきましょう。お金を払って修理するのですから、信頼できる雨漏り診断のプロにお任せしたいですよね。
屋根・外壁の塗装専門業者
雨漏りしている箇所によっては、屋根・外壁の塗装専門会社に依頼するとよいです。
「塗装を専門にしているから、雨漏りの知識はないんじゃないの?」
と思うかもしれません。
塗装専門会社は、屋根や外壁の塗装だけでなく、ベランダや屋上の防水工事なども得意としています。シーリングの劣化や屋根の劣化による雨漏りなどは、専門知識をもった塗装専門会社でも、安心してお任せいただけます。
雨漏り修理業者の選び方に失敗するとどうなる?
雨漏り修理はどの業者に依頼すべきかを解説してきました。「工務店・ハウスメーカー」「リフォーム会社」「塗装専門業者」どの業者も特化した分野やメリットがあるので、お客様のご希望に合う業者を選びましょう。
万が一、修理業者の選び方に失敗してしまったらどうなってしまうのでしょうか。
大きく分けると、「雨漏りが直らない」「費用が高額になる」この2つの問題に直面することになります。この後、詳しく解説していきます。
また、修理業者選びに失敗すると、「施工箇所が劣化しやすくなる」「見積書の明細が曖昧」「調査が適当」といった可能性も。
修理には高額な金額がかかるため、失敗は避けたいところです。業者選びに失敗しないためにも、ぜひご参考にしてください。
雨漏りが直らない
よくある雨漏り修理の失敗例として、「雨漏りが直らない」が挙げられます。
修理してもらったはずなのに直っていないなんて、困りますよね。
雨漏りが直らない原因として、
- 業者に雨漏りの正しい知識をもつ者がいなかった
- 業者の施工がずさんだったから
の2つが考えられます。
雨漏り修理を依頼するなら、雨漏り箇所を特定する技術のある業者を選ぶのが重要とお話ししました。雨漏り箇所を特定できないと、簡単な補修だけをおこなうだけで、結果的に雨漏りが直らなくなってしまうのです。
また、修理業者がずさんだと修理の知識がないだけでなく施工に不備がでることも。業者でなければ、正確な修理を行ってくれたのか判断できないですよね。そのため、利益を重視する悪質な業者がずさんな工事をする例が実際にあるのです。
費用が高額になる
工事に不備があると、追加で工事をおこなう必要があるため、結果費用も高くなってしまいます。ただでさえ費用のかかる工事なのに、さらにお金を請求されるなんて困りますよね。
また、一部の修理業者は相場に合わない高額費用を請求してくる場合もあります。
雨漏り修理の費用は一軒一軒の症状によって変わってくるため、自身で見極めるのは難しく、高額費用を請求されているのかはなかなか判断ができないのです。高額費用を請求してくるのは悪徳業者によくみられるパターンですので、業者選びには十分注意しましょう。
業者選びのポイントは次にお伝えしていきますので、ぜひご参考にしてみてください。
雨漏り修理は優良業者に依頼する
雨漏り修理に失敗しないためには、優良業者に依頼しましょう。
雨漏り修理はきちんと直したつもりでも再び水漏れが発生したり、別の箇所から水漏れが発生するなど、難しい工事になります。業者によっては故意に水漏れを起こしたり破損させたりする場合もあるのです。
一方、優良業者ならば、雨漏りの原因を詳しく調べ、必要な箇所のみを修理してくれます。
優良業者の選び方のポイントは次にお伝えしていきます。
優良業者の特徴8選
優良業者に修理をお願いした方がよいのは分かりますが、様々な業者がある中で優良業者を見極めるのは難しいですよね。そこで、優良業者の選び方8つを解説します。
優良業者の選び方のポイント8つは以下の通りです。
- 費用相場が妥当である
- 見積もりがわかりやすい
- ホームページで詳しく紹介している
- 施工実績がある
- 認定を受けている
- 資格を保有している
- 対応が早い
- アフターフォローがある
たくさんありますが、ポイントを把握しておけば納得のいく修理業者が見つかるでしょう。
1つずつ、詳しくお話ししていきますので、業者を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
費用相場が妥当である
高額費用を請求してくる悪徳業者もいますので、修理を依頼する業者には必ず見積もりを出してもらいましょう。
雨漏り修理工事の費用相場は、5万円〜10万円ほどで、原因や場所によっては20万円〜30万円と幅広いです。相場を超えていると下請け業者に工事を任せて手数料が発生していたり、逆に安すぎても修理に不備があったりする場合もあります。
さらに、50%引き、50万円以上の値引きなど大きな値引きをしてくる場合も注意が必要です。業者側が元々相場以上の金額を設定し、そこから妥当の金額になる半額引きを提案しているかもしれません。
見積書をもらったら、相場から極端に外れていないか確認しましょう。
単なる劣化でなく、台風や大雨などの災害が原因で雨漏りしてしまった場合、火災保険が適用される場合もあります。火災保険が適用されることを知りながら通常通りに金額を請求してくる業者も中にはいるので、自然災害で雨漏りしてしまった場合は、必ず保険会社に連絡しましょう。
雨漏り修理の相場については、この後詳しく解説します。
見積りがわかりやすい
見積書がわかりやすいのもポイントです。
「金額がたくさん書いてあって、結局どれが請求料金なのか分からない・・・」
「費用の詳細がいまいちパッとしない」
なんていうご経験はありませんか?請求金額や修理方法の詳細が、一目で分かる業者を選びましょう。
費用が高いかなと思ったら見積もり書をしっかり確認し、詳細を聞いてみてください。優良業者なら専門知識をもったスタッフが、納得いくまで丁寧に説明してくれます。見積書の準備に時間がかかったり、あやふやな説明をしたりする業者は要注意です。
2社〜3社ほど見積もりをとって比較するのもいいですね。何社もとりすぎてしまうと、かえって決断しづらくなってしまうので、気をつけてください。
ホームページで詳しく紹介している
業者選びを決める判断材料の多くが、ホームページなどのネット情報だと思います。どの業者も、ホームページに修理内容や費用相場を掲載していますよね。
しかし、業者によっては費用相場が曖昧で施工方法も詳しく書いていないところもあります。ホームページを開いて施工方法や相場を詳しく紹介している業者の方が、信用できますよね。ホームページだけでは納得のいかない業者は、選ばないようにしましょう。
専門塗装会社「ミヤケン」は、雨漏り診断の流れや工事中の実例を写真付きでご紹介しています。気になる方はぜひご覧になってみてください。
施工実績がある
やはり、施工実績のある業者は信頼できますよね。施工実績と信頼度は比例しています。修理業者を選ぶ際は、施工実績を確認するのもおすすめです。
実際に、ホームページの施工の件数で業者を選んでいる方も多くいるのですよ。
塗装専門会社「ミヤケン」は、塗装の専門業者ですが、雨漏り修理も総施工実績は8,900棟で、年間950棟を施工しており、群馬県でNo. 1の実績です。
「ミヤケン」には雨漏りのプロ「雨漏り診断士」も在籍していますので、安心してお任せください。
認定を受けている
国や県から認められている業者であれば、安心して依頼できるのではないでしょうか。
塗装専門会社「ミヤケン」は、工事実績が10年以上で、かつ不正のない業者として群馬県から認められている優良会社です。
実績だけでなく、このように県からも認められている会社なら信頼できますよね。
資格を保有している
資格を保有している業者も、専門性も高く安心して依頼できますよね。
雨漏り修理に必要な資格は多岐にわたります。
- 建築板金基幹技能者
- 一級建築板金技能士
その中でもこれらをもつ職人が多いです。
他にも、
- 二級建築板金技能士
- 二級施工管理技士
- 屋外外装調査士
- 瓦屋根工事技士
などがあります。
修理業者を選ぶ際は、雨漏り修理の役に立つ資格を保有しているのか確認してみてください。
「ミヤケン」は、雨漏り診断のプロ「雨漏り診断士」はもちろん、以下の資格を保有しています。
- 国土交通大臣許可書
- 一級塗装技能士
- 足場組み立て等作業主任者
- 二級建築士
- 外壁劣化診断士
- 職長・安全衛生責任者
- 二級建築施工管理技士
- 特定化学物質等主任者
- 有機溶剤作業主任者
難しい言葉が並んでいますが、雨漏りだけでなく塗装や劣化診断など専門知識を兼ね備えたプロが多数在籍しています。国からも認められている「ミヤケン」ですので、他の業者では直らなかった雨漏りもしっかりと修理できますよ!
対応が早い
雨漏りしている場合、一刻も早く修理を依頼したいですよね。自分で応急処置をするのは難しいですし、業者によっては見積もりだけで何日も時間がかかってしまいます。
修理する頃には家の中も浸水してしまった・・・なんていうことも。
「ミヤケン」は、最短で当日に伺い、原因が特定できればその場で応急処置をさせていただきます。雨漏りが進行して手遅れになる前に、まずはご連絡くださいね。
梅雨期や台風の際は、少々お待たせしてしまう場合もありますのでご了承ください。
アフターフォローがある
雨漏りは1度修理しても再発する恐れがあります。
再発してしまう理由は、修理に不備がある場合もありますが、1つの箇所を修理したことにより他の原因で再発してしまうことも挙げられます。
再発してしまった場合もしっかりとしたアフターフォローのある業者を選べば、高額な費用を支払うこともありません。業者選びの際に、アフターフォローについても確認しておきましょう。
「ミヤケン」は5年間の保証付きで、期間内に工事に不備があった場合、業者が倒産しても再工事費用が保険で適応されます。保険適応なので安心して契約できますね。
雨漏り修理の費用相場
雨漏り修理の費用相場は5万円〜10万円で、劣化状態や箇所によっては20万円〜30万円となります。
箇所別に修理相場をみていきましょう。
雨漏り箇所 |
修理費用相場 |
屋根 |
1万円〜45万円 |
外壁 |
5万円〜50万円 |
天井 |
10万円〜15万円 |
ベランダ |
3万円〜25万円 |
窓サッシ・天窓 |
3万円〜25万円 |
屋上 |
20万円〜100万円 |
雨漏り箇所によって、費用がかなり異なるのが分かりますね。
屋根だけでもコーキング補修、瓦のズレ補修、屋根全体交換、外壁ならコーキング補修、コーキング打ち替え、塗装、張り替えなど修理内容も様々ですので、一軒一軒の症状によって費用は大きく左右されます。
すぐに対処しておけば3万円で済んだ修理も、放置してしまったために100万円以上かかってしまった、なんていうことも実際にあります。
特に、屋根の腐食が進んでしまった場合、屋根を丸ごと変えなくてはならず、300万円もの費用がかかることも・・・。そのため、雨漏りは発見したら早い対処を心がけましょう。
こちらはあくまでも相場ですので、劣化箇所の面積や被害の大きさなどによって金額は変動します。参考程度にしてみてください。正式な費用を知りたい場合は、業者に見積もりを出してもらいましょう。
築10年未満の場合は要確認
序盤でもお話ししましたが、築10年以内の住宅には、瑕疵担保責任が適用されます。瑕疵担保責任とは、欠陥品を売ったり作ったりしていた際に業者が責任を負うことです。
この制度を使えば、高い修理費を払う必要もありません。ご自宅の築年数はどれくらいか確認してみてください。
築10年以内のご自宅でも、瑕疵担保責任を知らずにリフォーム店や塗装専門業者に修理を依頼してしまう方もいるので、この場合は工務店またはハウスメーカーに依頼しましょう。
参考文献:瑕疵担保責任(国土交通省)
災害後に発生した場合は保険会社に確認
また、前にもお話しにでましたが雨漏り修理は火災保険が適用され、無償でできる場合もあります。
台風や大雨などの風災であることを鑑定士に判断してもらい、風災と認定されれば保険料が受け取れる仕組みです。
- 台風で屋根が吹き飛ばされた
- 大雪で屋根が破損した
などが一般的な例で、火災保険の大抵は20万円以上の被害で保険が適用されます。
もちろん、火災保険に入っていなければ適用されませんので、保険に入っているか確認してみましょう。また、風災ではなく単なる経年劣化が原因での雨漏りは、火災保険の適用外のためご注意ください。
雨漏り時の応急処置方法
雨漏りしてしまった場合、一刻も早い対策が不可欠です。
しかし、業者がなかなかこない・・・なんていうことも。
業者が来るまでに、ご自身でもできる応急処置方法をご紹介します。
無理な応急処置はかえって症状を悪化させてしまいますので、可能な限りで行ってください。
ビニールシートを被せる
屋根から雨漏りしている場合は、ビニールシートを被せて雨の浸入を防ぎましょう。雨漏り箇所を特定するのは難しいため、できるだけ広範囲を覆うとよいです。風で飛ばされないよう、固定することを忘れないようにしてください。
また、雨風の強い日に高い屋根で作業するのは大変危険ですので、安全に作業できる天候の場合に行いましょう。
防水テープで補修する
外壁や天窓などの細かい箇所には防水テープを貼って隙間を塞ぎましょう。防水テープを貼る際は、補修箇所を洗剤やアルコールできれいに洗浄し、テープの密着性を確保するのがポイントです。
また、テープが剥がれてしまわないように、補修の際は空気が入らないよう、貼り方も気をつけましょう。
バケツに水を貯める
バケツに水を貯める方法は、イメージしやすいのではないでしょうか。雨水が室内に溜まると、床に染み込む恐れもありますので、バケツなどを置いて水を貯めましょう。
しかし、天井から雨水が落ちている場合、水が勢いで飛び跳ねバケツの周りも濡れてしまう可能性もあります。そのため周囲には、タオルなどを敷いて水の飛散を防いでください。
やってはいけない応急処置方法
雨漏りしたときの応急処置をご紹介しましたが、間違った応急処置をしてしまうとさらに被害が拡大する恐れがあります。
雨漏りしたときにやりがちな、やってはいけない応急処置方法もご紹介しますので頭に入れておきましょう。
雨漏り箇所を特定せず補修する
例えば外壁のひび割れが原因で雨漏りしているときは、全てのひび割れを補修する必要はありません。補修剤をむやみに打つと雨水の流れが変わり、排水のバランスが崩れる原因になるからです。
排水のバランスが崩れると、今度は別の箇所で雨漏りが発生してしまうことも。
原因箇所が分からない場合は、無理に補修せず、業者に修理してもらいましょう。
釘を打つ
雨漏り箇所を塞ぐために釘で板を貼り付けようとするかもしれませんが、おすすめしません。
屋根や壁の構造に詳しくない人が釘を使用してしまうと、釘が木材を貫通させてしまう可能性もあり、結果雨漏りが悪化してしまいます。職人のように打つには、知識と技術がなければいけません。
とりあえず雨漏りを塞ごうと、釘を打ち込むのは避けましょう。
雨漏りする5つの原因
雨漏りの処置方法や修理業者の選び方などをお話ししてきましたが、そもそも雨漏りの原因とは何なのでしょうか?
雨漏りの大きな原因5つは以下の通りです。
- 屋根の浮き・割れ
- コーキングの剥がれ
- 外壁のひび割れ
- 雨樋の詰まり・欠損
- 釘やビスの穴
1つずつ、詳しく解説していきます。
目では分からない原因もあるので、ぜひご参考にしてください。
屋根の浮き・割れ
屋根の浮き・割れは、雨漏りの原因の中でも特に多いです。
- 屋根の浮き→強風などで捲れ上がってしまう
- 屋根の割れ→屋根材にひびが入り割れてしまう
具体的にはこのような状態を指します。
屋根の浮きは、ひどい状態だと人の指が入ってしまうほど隙間ができていることもあります。
瓦屋根の場合、屋根が浮いたり割れたりすると、その隙間から雨水が浸水することが多いですが、ストレート屋根の場合は屋根の経年劣化や強風により、屋根が浮いて雨水が浸入しやすくなるのです。
瓦屋根の場合は、瓦のズレを補修すれば雨漏りも直りますが、ストレート屋根の場合、劣化や浮きの状態によっては屋根材を交換する必要があります。
コーキングの剥がれ
壁同士の隙間を埋めるコーキングは、経年劣化で剥がれてしまい隙間が発生します。隙間が生まれることで雨水が浸入してしまうことによるもので、窯業系サイディングが外壁材に使用されている場合に起こりやすいです。
ゴムでできているコーキングはどうしても時間が経つと劣化してしまいます。
コーキングが剥がれてしまったら、一度剥がしてきれいな状態にした上で新しいコーキング材を打ち直すのが一般的です。
できるだけ、耐久性の高いコーキング材を使用してもらうとよいでしょう。
外壁のひび割れ
雨漏りと聞くと、屋根からの雨漏りを想像すると思いますが、外壁のひび割れも雨漏りの原因の1つなのです。外壁から直接雨漏りするケースは少ないですが、目地や窓周辺からの浸入が原因で雨漏りが発生します。
壁紙にシミができる、浮いてしまう、部屋がカビ臭くなる、といった症状がみられれば要注意です。施工時に塗装が足らないなどの不備があった場合、外壁にムラができ、結果ひび割れが起こる可能性もあります。
このような外壁の雨漏りは、再塗装での補修が可能です。詳しくは外壁のひび割れについてでもご紹介しています。
雨樋の詰まり・欠損
雨水を運ぶ役目である雨樋の詰まりや欠損も、雨漏りの原因になります。雨樋は、葉っぱやゴミが詰まったりコケが発生したりして雨水の流れが悪くなりやすいです。
流れが悪くなると、雨水が止まってしまい、雨漏りにつながります。雨樋の詰まりは、業者に取り除いてもらいましょう。雨水が詰まり、雨樋が破損している場合は、新しいものに交換してもらいます。
どうしても詰まりやすい雨樋ですので、定期的なメンテナンスが必要です。
釘やビスの穴
棟板金に固定されている釘やビスが経年劣化や強風によって緩むと、その隙間から雨水が浸入する場合があります。小さな隙間も雨漏りの原因になるのですね。
こういった場合は、釘やビスを打ち直さなければなりません。釘やビスを打つ下地材に腐食が発生していたら、下地材も交換してもらいましょう。
屋根の釘は、台風などの強風だけでなく、暑い日差しや冷たい風からもダメージを受けてしまいます。どうしても長年経つと劣化してしまうので、定期的にメンテナンスをしてもらいましょう。
雨漏りチェックポイント
雨漏りは、症状によっては判断しにくいですよね。
「これって雨漏りかな・・・?」と思ったら、以下のチェックポイントを参考にしてみてください。
- 壁にカビが発生している
- サッシ周りが濡れている
- 壁が濡れている
- クロスに染みが発生している
①壁にカビが発生している
通常の湿気程度では、壁にカビは生えにくいです。
壁にカビが発生している場合は、その周辺箇所で雨漏りしている可能性が高いので、業者に確認してもらいましょう。
②サッシ周りが濡れている
サッシ周りは雨漏りしやすい箇所なのですが、窓を閉めた状態でも周りが濡れている場合は雨漏りしているかもしれません。
雨漏りかなと感じたら、窓を閉めて確認してみてください。
③壁が濡れている
壁にカビが発生する状態と似ていますが、壁の内部に水が溜まる状態は考えにくいです。
壁が濡れていたら雨漏りを疑いましょう。早いうちに対処する必要があります。
④クロスに染みが発生している
クロスの染みは、比較的気付きやすいポイントです。
クロスが染みているということは、雨水が原因でクロスが剥がれやすい状態なので、張り替えてもすぐに剥がれてしまいます。
この場合は根本から修理しなければなりません。
詳しくは雨漏りのチェックポイントでも詳しく解説しています。
雨漏り修理もできる塗装専門業者
雨漏り修理の依頼先は、「工務店・ハウスメーカー」「リフォーム会社」「塗装専門業者」など、様々あるとお話ししました。
「ミヤケン」は塗装専門会社です。
「塗装専門会社なんだし、雨漏りには詳しくないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
雨漏り診断のプロ「雨漏り診断士」が在籍しているほか、屋根や外壁の詳しい知識を兼ね備えた専門スタッフもいますので、雨漏り修理に関する技術にも自信があります。修理だけでなく、調査も丁寧にさせていただきます。
実際に「ミヤケン」が行っている、雨漏り修理、雨漏り調査の実例を画像付きでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
雨漏り修理の実例
こちらは、足利市内の店舗の雨漏り修理の様子です。
雨漏りによって室内に水が浸入し、内装が傷んでしまいました。ご覧のように、外壁にひび割れが確認できます。
天井にはシミもできてしまっていますね。
この程度のシミになっている場合、中部はかなり傷んでいると考えられます。
こちらの雨漏り修理の概要は、以下のようにおこないました。
- 外壁洗浄
- 外壁塗装
- 全目地コーキング増し打ち
- エントランス屋根塗装
- 付帯部塗装
コーキングの増し打ちと外壁、屋根の塗装のみで雨漏りの原因を直しています。
工事の完了後は、散水調査を行い完全に雨漏りがなくなったのを確認し、工事終了です。工事だけでなく散水調査もしてくれるので安心できますね。
詳しくは雨漏り修理の実例でもご紹介しています。
雨漏り調査の実例
こちらのご自宅は、天井の角が雨漏りをしてしまったそうです。木部にうっすらとシミができています。
雨漏りの原因を特定するために、まずは天井裏を確認します。
天井裏の木部は特に問題ありませんでした。内部からでは雨漏りの箇所が特定できなかったため、散水調査をおこないます。
雨漏りがあった部屋の上にあたるベランダの笠木のコーキングに、補修跡が見つかりました。
亀裂もみられるこの箇所が怪しいため、散水を始めます。
散水を始めると、部屋の天井から水が漏れ始めました。
雨漏りの原因は、このコーキングだと分かりました。この日は、穴を埋める応急処置を行っています。
このように、「ミヤケン」では原因を特定できるまで丁寧に調査させていただきますのでご安心していただけます。
有料の散水調査を行う場合は、無料で行うご自宅の調査を行った後にご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
散水調査はご自宅の水道水を使用させていただきますので、水道代がかかってしまう点はご了承ください。
詳細は雨漏り調査で詳しくご紹介しています。
こちらは、積雪後の玄関天井の雨漏り診断の様子です。雪が降っていると、雨漏りの原因も特定しにくくなります。その間症状が進行すれば修理費用や日数もかさんでしまいますので、早めの対処が必要です。
積雪による雨漏りにお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
また、「ミヤケン」では無料で建物診断を行っています。高所カメラを使用して普段見れない屋根の上も詳しい調査が可能です。
建物診断ではお客さまの立ち会いのもと行うので、気になる点や不明点も納得いくまで分かりやすく説明させていただきます。
建物診断の詳細はこちらでご紹介しています。
まとめ
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雨漏り修理の費用や、雨漏り修理業者の選び方を解説させていただきました。
放っておくとご自宅の劣化を早めてしまう恐れのある雨漏り。雨漏りやシミを発見したら、早めに業者に修理を依頼しましょう。
塗装専門業者「ミヤケン」は、雨漏りにも詳しいスタッフが一軒一軒丁寧に雨漏り調査、修理を行います。群馬県内施工実績No. 1の「ミヤケン」に、ぜひお任せください。
「ミヤケン」は建物診断や見積もりも無料で承っています。まずは、お気軽にメールや電話でご相談ください。
▼WEB申し込みは24時間受付中!(深夜のお問い合わせもOK!)▼
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フリーダイヤル【0120-286-440】
前橋店【027-289-3838】
高崎店【027-384-3939】
太田店【0276-57-6969】
※受付時間9:00~18:00
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