外壁のコーキング費用の相場とは?補修が必要な症状やDIYが可能かも解説
2023.01.06更新 外壁塗装
「外壁のコーキング補修にかかる費用はいくらくらいだろう」
「コーキング補修の費用を安くするための方法を知りたい」
外壁のコーキング補修が必要になった際に、こうお悩みになる方も多いでしょう。
また、コーキングは本当に必要なのかとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、この記事では外壁のコーキング費用に関して以下のような内容を解説していきます。
- 外壁のコーキング費用の相場
- コーキングの費用を抑える方法
- 外壁のコーキング補修が必要な理由
- 外壁のコーキングの耐用年数
- 補修が必要なコーキングの劣化症状
補修にかかる費用相場とともに、コーキングに関する基礎情報も詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
外壁のコーキング費用の相場
外壁のコーキング補修を行う際の費用相場は、施工方法によって異なります。
コーキング補修の方法は、「打ち替え」と「増し打ち」の2つです。
以下にて、それぞれの施工方法と費用相場を紹介します。
打ち替え
打ち替えとは、元のコーキングをすべて撤去して、新たに充填剤を施工していく方法です。主にサイディングで作業が行われます。
施工費用は、1メートルあたり900〜1,200円ほどです。
増し打ち
増し打ちは、元のコーキングの上から新しい充填剤を被せていく方法です。主にALCで作業が行われます。
施工費用は、1メートルあたり500〜900円ほどです。
ミヤケンYouTubeでもコーキングについて、紹介していますので是非ご覧ください
【コーキングの工事方法、間違えると大変なことに?!【打ち替え】【増し打ち】】
外壁のコーキング補修にかかる費用を抑えるための裏ワザ
外壁のコーキング補修にかかる費用をできるだけ抑えるための方法は、以下の3つです。
- DIYで補修する
- 優良な業者に補修を依頼する
- 「打ち替え」で補修する
上記の方法を把握しておくことで、費用を節約できる場合があります。
それぞれの詳しい内容を、以下で解説していきます。
軽微な破損や劣化はDIYで補修する
コーキングの破損や劣化の症状が軽微であれば、DIYで補修すると業者に依頼するよりも費用が安く抑えられます。
ただし、補修箇所が高所であったり、複雑な場所であったりした場合は専門業者に依頼した方がよいです。
無理をすると施工に失敗して、最初から補修業者に補修を依頼した方が安かったというケースもあるためです。
例えば、高所作業の際に転落してケガをすると、業者に依頼する費用に加えて治療費がかかります。
また、DIYで施工して不具合が発生した際も、結局は業者に依頼して補修することになります。
そうなると、DIYのために揃えた道具や材料の費用や時間が無駄になってしまうのです。
少しでもDIYでのコーキング補修に不安があれば、専門業者に依頼することをおすすめします。
優良な業者に補修を依頼する
コーキング補修は優良な業者に依頼するようにしましょう。
悪質な業者に依頼すると、施工不良が発生しやすく、再工事が必要になる場合があるためです。
再度補修を依頼するとなると、費用がよりかかってしまうでしょう。
安心して補修工事を依頼できる業者は、以下のようなポイントを押さえて選びましょう。
- 施工実績が豊富か
- 見積書は明瞭か
- 工事の説明は丁寧か
業者を選ぶ際は、上記のポイントを参考にすることで悪質な会社を避けられます。
「打ち替え」で補修する
補修は「打ち替え」で行うと将来的にかかる費用を抑えられます。
コーキング補修では「打ち替え」の方が「増し打ち」より施工単価は高いです。
しかし、耐用年数を考えると打ち替えで施工した方が将来的にかかる費用を抑えられる場合があるのです。
もし、コーキングの破損状況の緊急性が高く、現在かかる費用をできるだけ抑えたいという方は「打ち増し」を選ぶとよいでしょう。
しかし、破損状況によっては打ち増しができない場合もあるため、業者とよく相談することが大切です。
将来的にかかるメンテナンス費用を抑えるためには、適した施工方法を選ぶことの大切さについて「外壁塗装の相場について紹介」でも解説しています。
外壁のコーキング補修が必要な理由
タイルやサイディングといった外壁に施工するコーキングは、外壁材の隙間を埋めることで建物が振動した際のずれや破損などを防ぐ役割があります。
また、外壁材の隙間から雨水が浸入しないようにするためにも、コーキングは重要な役割を持っています。
そのため、定期的に補修を行う必要があるのです。
外壁にコーキング(シーリング)が必要な理由について、「外壁のシーリングについて紹介」でも詳しく解説しています。
外壁のコーキングの耐用年数
壁に施工するコーキングの耐用年数は、5〜10年ほどです。
そのため、耐用年数が訪れる前にメンテナンスを行い、外壁の耐久性を維持するようにしましょう。
ただし、住宅がある環境や使用するコーキング材、前回の施工方法などによって耐用年数は異なってきます。
「打ち替え」の場合は、下地の上から施工し直すため耐用年数が「増し打ち」より長く7〜15年程度です。
「増し打ち」は簡易的な補修方法なので、耐用年数は2〜5年ほどと短くなります。
また、劣化症状があらわれた際は耐用年数に関係なく補修が必要です。
以下にて、補修が必要なコーキングの劣化症状について詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
補修を行うべきコーキングの劣化症状
コーキング補修が必要となる劣化症状は、主に以下の3つです。
- ひび割れや裂け
- 肉やせ
- 剥がれ
それぞれの劣化症状について、以下で詳しく解説します。
ひび割れや裂け
施工後、時間が経過したコーキング部分は線が入ったようにひび割れたり、裂けたりする場合があります。
主な原因は経年劣化ですが、施工不良のケースもあります。
経年劣化の場合は、コーキングの弾力性が失われることでひび割れや裂けが発生するのです。
施工不良は、充填する量が足りなかったり、適切な充填剤を使用していなかったりした場合に起こります。
ひび割れたり、裂けたりしている場合は、弾力性が低下して劣化した状態なので、早めの補修が必要です。
肉やせ
外壁材の隙間に施工されているコーキングが、徐々に細くなっていく場合があります。
経年によって弾力性を失ったコーキングがやせていってしまう現象です。
ただし、施工後すぐに肉やせの症状があらわれたら、充填剤の量が不足していた可能性があります。
肉やせが発生すると外壁の間に隙間ができるので、雨漏りを防ぐためにも補修が必要です。
剥がれ
ひび割れたり、肉やせしたりしたコーキングが最終的に剥がれてしまうケースもあります。
剥がれてしまった場合は、雨漏りが発生する危険性が高まるため、早めに補修しなければなりません。
また、剥がれた部分が欠落してしまうと、外壁の下地が何のカバーもされない状態となります。
外壁材そのものの防水性は低いため、そのまま放置しておくと雨漏りの原因となるので、欠落前に補修するようにしましょう。
外壁のコーキングは手順によって費用が違う!予算に合った方法を選ぼう
コーキングは、外壁の耐久性や防水性を高めるために必要な工程です。
そのため、破損や劣化が見られれば早めに補修するようにしましょう。
また、補修方法によってかかる費用は異なります。
破損や劣化の症状と予算に合った方法を業者に相談して、適切な施工を行ってもらいましょう。
【こちらの記事を読んだ方にオススメ】
・外壁塗装の相場について紹介
・外壁のシーリングについて紹介
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