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外壁の種類や選ぶ際のポイントを紹介!

外壁の種類や選ぶ際のポイントを紹介! | お家の部材の基礎知識

風雨から家を守るだけでなく、家の印象も左右する外壁。いろいろな外壁があるようですが、何が違うのかよくわからない、自分のイメージする家にはどれが向いているのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、外壁の種類、それぞれの特徴、外壁の選び方、外壁の判別方法について解説します。

外壁の特徴をよく理解し、希望に合ったものを選びましょう!

目次

主な外壁の種類

現在市場に出回っている外壁には、以下のようなものがあります。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、現在1番普及しているタイプの外壁素材で、セメントを主原料としています。

「窯業(ようぎょう)」とは窯で土・砂などの高熱処理をすることを、「サイディング」とは板状になった外壁材のことを指します。

窯業系サイディングとはセメントに木材繊維などを混ぜたものを板状に加工したもののことです。

【メリット】

  • 耐火性に優れている
  • デザインや色展開が豊富
  • 施工がしやすい

【デメリット】

  • 蓄熱性があるため熱がこもりやすい
  • コンクリートが主原料のため重量があり耐震性に不安がある
  • 耐水性がない

メンテナンスの周期は7〜8年、価格は3千500円〜5千円/㎡です。

金属系サイディング

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板に断熱材やアルミを貼り付けて外壁材に成形したものです。

【メリット】

  • 断熱効果が高い
  • 防音性が高い
  • リフォームの際カバー工法に使うことで外壁に空気層を作ることが可能
  • メンテナンス周期が長い

【デメリット】

  • 施工業者が限られる
  • 傷つきやすい

メンテナンス周期は10年〜15年、価格は4千円〜6千円/㎡です。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングとは、塩化ビニール樹脂を原料とし、樹脂に直接顔料を練り込んで作られた外壁材です。もともとはアメリカで開発され、アメリカ・カナダなど北米で人気があります。

日本でのシェアは1%程度とわずかですが、凍害に強いため北海道や東北など冬の寒さが厳しい地域で人気があります。

【メリット】

  • 軽いので耐震性が高い
  • 耐久性が高く傷がつきにくい
  • 塩害・凍害に強い
  • メンテナンス周期が長い

【デメリット】

  • カラーバリエーションに乏しい
  • 施工できる職人の数が少ない

樹脂系サイディングのメンテナンス周期は15年〜20年と言われています。
価格は7千円〜9千円/㎡くらいです。

木質系サイディング

木質系サイディングは、無垢の木材を加工して耐火性や耐水性を持たせたものです。無垢材ならではの木の温もりは大きな魅力のひとつですが、その一方で無垢材をそのまま外壁として使用すると腐食や害虫の被害が起こりやすいのが難点です。

無垢材の魅力を活かしつつ、外壁として使いやすく加工した木質系サイディングは、シェアは大きくありませんが、注文住宅などで使われています。

【メリット】

  • 天然素材ならではのあたたかみを感じられる
  • 断熱性に優れている

【デメリット】

  • 耐火性が弱い
  • メンテナンス周期が短い
  • 施工できる職人の数が少ない

メンテナンス周期は7年〜10年、腐食に弱いのでこまめなメンテナンスが必要です。
また、価格は6千円〜8千円/㎡が目安ですが、使用する木材の種類によってはもっと価格が上がることもあります。

モルタル

モルタルは、1950年代から1990年代にかけてかなりのシェアを誇った外壁材です。職人による仕上がりの差がでづらく、施工が比較的簡単なサイディングが登場したことでシェアは下がっていますが、現在でも、5.7%のシェアをもちます。

外壁材を貼り付けていくことで外壁を完成させるサイディングと異なり、砂とセメントと水を混ぜ合わせたものを外壁の下地の上に塗りつけていきます。

【メリット】

  • デザインの自由度が高い
  • 防火性が高い
  • 継ぎ目がない

【デメリット】

  • ひび割れしやすい
  • 凸凹のあるデザインにすると汚れやカビ・コケがつきやすい
  • 職人の技術力によって仕上がりが左右される

モルタル外壁のメンテナンス周期は5年〜10年程度です。ひび割れしやすいため、メンテナンスはこまめに行う必要があります。価格は1千500円〜4千円/㎡で、配合する素材によって価格は変動します。

しっくい

しっくいは、石灰をベースとした材料を混ぜ合わせてペースト状にしたものを塗りつけていきます。塗装するという点ではモルタルに似ていますが、原料の素材が異なります。しっくいは基本的に自然素材でできているため、天然素材の家を求める人には人気があります。

【メリット】

  • 調湿性に優れている
  • 不燃性が高い
  • 耐久性が高い
  • メンテナンスしやすい

【デメリット】

  • 汚れがつきやすい
  • しっくいを取り扱える職人が減ってきている

日々の細かなメンテナンスはDIYで行うこともできますが、10年〜15年に一度はプロの手によるメンテナンスを受けることが推奨されています。

また、費用は6千円〜7千500円/㎡と高めではありますが、しっくいの壁は上塗りを続けることで100年使えるとも言われています。長い目で見ればコストパフォーマンスのいい素材です。

タイル

タイルは、土や粘土を高温で焼き固めたものです。タイルを外壁に使用する場合には、さまざまな工法がありますがモルタルや接着剤を使用して壁面にタイルを貼り付けていきます。

【メリット】

  • 高級感がある
  • サイズや色、柄のバリエーションが豊富
  • 外壁塗装の必要がない
  • 耐用年数が長い

【デメリット】

  • 施工に時間がかかる
  • 職人の腕によって仕上がりが左右される

タイル自体はひび割れ等がなければ長くメンテナンスフリーで使えるものですが、下地が劣化してくるのでタイル外壁も10年〜15年程度でのメンテナンスが推奨されています。

価格はどのようなタイルを選ぶかで大きく異なりますが、目安としては施工費込みで1万3 千円~3万5千円/㎡と言われています。

レンガ

粘土や頁岩(けつがん)、泥などを長方形の型枠に入れて焼き固めてつくられたブロック状の建築材料がレンガです。 土などの自然素材で作ることができるため、独特の風合いがあり、健康被害も少ない建築材料です。

【メリット】

  • 雰囲気のある家づくりができる
  • 耐熱性がある
  • 耐久性に優れている
  • 耐火性が高い
  • 自然素材なので環境に優しい

【デメリット】

  • 工期がかかる
  • 扱う住宅会社が限られる

レンガ自体はメンテナンスフリーの素材ですが、接着剤や目地として使われるモルタル等が劣化するため、モルタルと同じ5年〜10 年程度でプロの目でのメンテナンスを受けることをおすすめします。

価格はどういったレンガを選ぶかにもよって異なってきますが、1万6千500円〜2万7千円/㎡程度が目安となってきます。

ALC(軽量気泡コンクリート)

ALCは、autoclaved light weight concreteの略で、セメントペーストに発泡剤を加えて製造された「軽量気泡コンクリート」のことです。細かい気泡が入っているためコンクリートでありながら水よりも軽いのが特徴です。

【メリット】

  • 軽いため耐震性に優れる
  • 断熱性が高い
  • 耐火性が高い
  • 遮音性が高い
  • 調湿性に優れる

【デメリット】

  • 防水性がない

メンテナンスは塗装やコーキングを中心に10年から15年に一度行う必要があります。また、価格は7千円から1万5千円/㎡程度となっています。

RC(鉄筋コンクリート)

RCとはreinforced doncreteの略で砂と砂利と水をセメントに練り合わせたものです。磁器タイルを貼り付けた仕上げ、コンクリートの素地のままの打ちっぱなしなどの仕上げがあり、多様な表情を演出することができます。

【メリット】

  • スタイリッシュなイメージを演出できる
  • 外壁で建物を支えることができるので柱が少なくなり室内空間が確保できる
  • 耐火性が高い
  • 防音性・気密性が高い

【デメリット】

  • 熱伝導率が高いので夏暑く冬寒くなりやすい
  • 重量があるため耐震性に不安がある
  • 工期がかかる

コンクリート打ちっぱなしの場合、塗装が必要です。そのため、5年から10年に一度はプロの目でチェックしてもらい、6年〜7年の周期で塗装をしましょう。

価格は塗装にどのようなものを使うかで異なりますが、1千500円〜5千円/㎡程度を見ておくとよいでしょう。

外壁の選び方

それぞれの特徴はわかったけれど、では外壁を選ぶ際どのような点に注意して選んだらよいのかわからないという人もいるでしょう。ここでは3つのポイントを紹介します。

ポイント①価格は適切か

まずは価格が適切かどうかです。それぞれの素材によって価格の相場がありますので、適切な価格かどうか確認しましょう。
また、その外壁を選ぶことによって予算を超えることがないかについても確認しましょう。

ポイント②耐久性があるか

外壁は家の中でも一番風雨に晒されるところです。耐久性があるか、耐久性を保つためのメンテナンスにはどのようなものがあり、どれくらいの費用がかかるのか、確認しておきましょう。

ポイント③求めるデザインにあっているか

求めるデザインにあっているか、家全体のコンセプトイメージに合っているかも大事な要素です。

外壁は、風雨から家を守るものであると同時に、家の印象を大きく左右するものでもあります。北欧風にしたい、自然素材を多く使いたい、シャープでスタイリッシュなイメージにしたい、など持っているイメージを体現できる素材かどうかもよく検討しましょう。

外壁を見分ける方法

中古住宅を購入した、親の代から住んでいるなどの理由で外壁の素材がはっきりしないことがあります。
しかし、外壁の種類を把握しておくことは、住宅のメンテナンスを行う上で重要です。
ここでは、比較的シェアの高い窯業系サイディング、金属系サイディングにALC、モルタルの見分け方を解説します。

ステップ①目地の有無を確認する

まずは、目地の有無を調べましょう。目地とは外壁の隙間の部分のことを指し、コーキングと呼ばれる弾力材で隙間を埋めることで防水性、耐震性をもたせるのが一般的です。

外壁材の外観には、目地があるもの、ないもの、目地があるがあまり目立たないものがあります。

目地の有無 外壁の種類
目地がある 窯業系サイディング
ALC
目地があるがあまり目立たない 金属系サイディング
目地がない モルタル

目地がないもの、目立たないものである金属系サイディングとモルタルは見た目が明らかに異なるので判別できるでしょう。

ステップ②目地の方向と位置を確認する

目地がある場合には、目地の方向と位置を確認しましょう。窯業系サイディングのパネルサイズはほとんどが455mm×3030mmで、高さ3メートルあたりに目地があります。目地を幕板で隠しているケースも多いです。

ステップ③横幅の大きさを確認する

続いて、横幅の大きさを確認しましょう。窯業系サイディングは455mm×3030mmのものがほとんどであることは先にもお伝えしました。

窯業系サイディングは、横方向には圧着でつなぐので、切断面以外に目地は入りません。455mmで同じパネルがリピートされているようであれば、窯業系サイディングの可能性が高くなります。

ステップ④横幅の厚みを確認する

横幅の厚みも確認しましょう。

ALCは厚みが100mm以上あるものが多く、他の外壁材よりも分厚い特徴があります。
窯業系サイディングは厚いものでも18mm程度なのに対し、ALCでは薄くても35mmあります。
窓を開けて外壁を見た時に、厚みがあるようであればALCの可能性が高いです。

ステップ⑤叩いた感覚と音を確認する

窯業系サイディング、ALC、モルタルはセメントが使われています。それに対して、金属系サイディングは鋼板です。叩いた時の感覚や音も違うので、判断材料になります。

特徴を理解して適切な外壁選びを

ここまで外壁の種類、それぞれの特徴、外壁の選び方、外壁の判別方法についてお伝えしてきました。

外壁は家を風雨から守るのはもちろん、家の印象を大きく左右するパーツでもあります。自分の生活スタイルやどんなイメージの家にしたいかをよく考え、適切な外壁選びをすることで、生活の質が上がります。

より快適な住まいのために、外壁の特徴を理解して適切な外壁選びをしましょう。

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