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とても大事な下地処理「クラック処理」について

外壁を補修するための外壁塗装は
既存の塗装の上に塗料を重ね塗りするだけでは
十分な施行とはいえません。

外壁塗装の目的は、塗料の膜を外壁に作り、
雨や紫外線などの刺激から外壁を守ることです。

この目的のためには大切な要素が2つあります。

それは
「外壁自体に劣化がある場合の補修」
「バリアの役割を果たす塗膜を外壁に均一に施すこと」
の2点です。

この2つの要点を満たすためには
単に塗料を重ね塗りをするのではなく、
外壁と下塗りの接着効果を高める下地処理が重要になります。

下地である外壁の劣化をそのままに塗装すれば
塗面はきれいに見えますが外壁は劣化した状態のままになります。

外壁の耐久性を高めるためにも
しっかりと補修しておきたいものです。

そしてその補修すべき外壁劣化のひとつが「クラック」です。

クラックは外壁自体が割れている「構造クラック」と
塗装面だけが割れている「ヘアークラック」とに分かれます。

構造クラックの場合、微細な地震などの要因でひびが動くことがあり、
また同じところにひびが出てしまうため、
弾力性の強いシーリング材でひびを埋めていく作業が必要です。

シーリングがクラックの中に十分に充填されるよう、
ダイヤモンドカッター等の工具を用いてあえてひびの巾を広げ、
そこにシーリングを充填することでクラックの補修が可能です。

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