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建物を守るために使用する防カビ塗料とは?

日本は、湿気が多い国なので住宅の湿気対策を欠かすことができません。
しかし、湿気対策をしていたとしてもカビが発生してしまったという経験を持つ人も多いのが現状です。
カビが発生してしまうと、住宅の外観的な魅力を損なってしまうだけではなく、私たちの身体によくない影響を与えて健康を害してしまう可能性もないとは言い切れません。
住宅のカビを防ぐためには、様々な対策があります。その中の1つが、防カビ塗料を使用した外壁塗装です。
今回は、外壁にカビが発生してしまうとどうなるのか、どのような塗料なのか、使用するメリットとデメリットにはどのようなものがあるのかといった点について解説していきます。

外壁にカビが発生するとどうなる?

外壁にカビが発生してしまうのは、日当たりなどが大きな影響を与えています。
新築住宅だったとしても、日当たりが良くないとどうしても湿気が残りやすくなってしまい、外壁にもカビが発生しやすい状態になってしまうのです。
基本的に外壁に発生したカビは、内側に侵入することはありません。
しかし、ひび割れなどがあるとその部分からカビが内側に入り込んでしまい、内壁や建材にもカビが繁殖してしまうおそれがあります。
壁の内側が日当たりの悪さといった理由で湿度が高くなると、カビの繁殖を助長してしまうことになりかねません。
外壁カビ
外壁のカビによる影響を最低限に抑えるためには、定期的に外壁のメンテナンスをしなければいけません。
外壁のメンテナンスには、ひび割れなどの劣化症状を改善する、外壁塗装を行って住宅の美観を保つといった目的があります。
外壁塗装を行うスパンは、10年に1回が目安となっています。
しかし、カビ・汚れなどがひどい時は、以前塗装した塗料の塗膜が劣化している可能性が高いため、それよりも早いタイミングで塗装を行うようにしましょう。

防カビ塗料とは?

外壁にカビを発生させないようにするには、防カビ塗料を選んだ方が良いと言えます。
続いては、防カビ塗料が一体どのような塗料なのか解説していきましょう。

・防カビ塗料とはどのような塗料なのか

防カビ塗料は、カビが発生してしまうことを防ぐという効果が期待できる成分が含まれた塗料です。
カビを防ぐ効果が期待できる塗料を使って外壁塗装する際には、高圧洗浄や薬剤を使った処理を行い、今発生しているカビを取り除く必要があります。
そうすることで、カビを防ぐ効果が期待できる塗料が持つ本来の力を発揮しやすくなるのです。
日本で購入できる市販のカビ取り剤は、黒カビや青カビといったJIS規格の中に書かれている13のカビのうち、3種類~5種くらいに効果を発揮する場合に認められます。
しかし、住宅の外壁に影響を与えるカビの菌は57種類もあると考えられていることから、市販のカビ取り剤では取り切れない部分もあります。
それではせっかくカビ取り剤を塗布してもあまり意味を感じられなくなってしまうため、より大きな効果が期待できる業者用の防カビ塗料を使用した方が良いと言えるでしょう。
外壁のカビに悩んでいるのであれば、防カビ塗料を使いたいと外壁塗装業者に相談してみましょう。
外壁 カビ

・防カビ塗料には2種類ある

防カビ塗料には、塗料に加えるタイプと直接外壁に塗るタイプの2種類があります。
塗料に加えるタイプは、使用する塗料と一緒に入れることで防カビ効果を追加できるというものです。
耐久性に優れた塗料に添加すれば、外壁塗装のスパンを長くすることもできるでしょう。
そのため、できるだけ外壁塗装を頻繁に行いたくないのであれば、塗料に加えるタイプがおすすめです。
直接外壁に塗るタイプは、内装にも使うことができる塗料です。
耐用年数は5年~7年ほどなので、こまめなメンテナンスが必要になる塗料だと言えます。
こまめに外壁塗装を行えるという場合は、直接外壁に塗るタイプを選択してもデメリットとは感じにくいです。

防カビ塗料を使用するメリット・デメリット

防カビ塗料を使用することで、様々なメリットを感じることができます。
しかし、使用するのであればメリットのみならずデメリットに関しても理解を深めておかなければいけません。
では、カビを防ぐ効果が期待できる塗料にはどのようなメリットとデメリットがあるのかみていきましょう。


【メリット】

・部分的に塗装することもできる

防カビ塗料を全体に使用する場合、コストがかなりかかってしまうケースがあります。
予算の都合で全体的に防カビ塗料を使うのが難しい人でも、部分的に塗装することもできるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
カビが発生する可能性が高い方角(北側と西側)の壁だけカビを防ぐ効果が期待できる塗料を使用し、その他の外壁は別の塗料を使用するといった塗り方も可能です。

・汚れにくくなる

防カビ塗料を使用することで、汚れに強い外壁へと生まれ変わります。
カビは、有機物を栄養源にすることでどんどん繁殖してしまいます。
有機物とは、壁の汚れも含まれることから汚れやすい外壁はカビの繁殖を進めてしまう原因になるのです。
防カビ塗料のおかげで汚れにくい外壁になれば、カビの餌も少なくなります。そして結果的に、将来のカビの繁殖を抑えることにつながっていきます。

・住宅の美観を保てる

カビを防ぐ効果が期待できる塗料によって外壁が汚れにくくなるということは、住宅の美観を保てるというメリットも生まれます。
汚れだけではなく、カビや藻も発生しにくくなるため、より美しい状態を長い間維持しやすくなります。

【デメリット】

・機能が塗料やメーカーによってまちまち

防カビ塗料の機能は、塗料やメーカーによってまちまちです。
対応可能な菌の種類が違っていたり、耐用年数に差があったりします。
それぞれのニーズによって、選ぶべき塗料やメーカーが異なるということになるため、依頼する外壁塗装業者とよく相談する必要があると言えるでしょう。
カビを防ぐ効果が期待できる塗料をあまり取り扱っていない業者だと適切な提案ができないことも考えられます。
トラブルを回避するためにも、依頼前にどのような塗料を使えるのか確認しておいた方が良いでしょう。

・塗り替えスパンが短い塗料もある

耐用年数は塗料によって異なりますが、ものによっては5年~6年ほどに1回塗り替えをしなければいけない塗料もあります。
なぜかというと、年数が経つことで防カビの機能が低下してしまうからです。
防カビの機能が劣化してしまうと、カビが発生しやすくなってしまい、防カビ塗料のメリットを感じられなくなってしまうものです。
そうなることを防ぐには、塗料に定められた耐用年数に合わせて塗り替えをしなければいけません。
メンテナンスを怠ってしまうと、いくら良い防カビ塗料を使っても住宅の寿命を縮めてしまうことになりかねないので注意が必要です。


まとめ

防カビ塗料は、外壁に発生するカビや藻、汚れを発生しにくくしてくれる塗料です。
日本は湿気が多い国なので、メンテナンスを怠ると外壁にもカビが発生しやすくなってしまいます。
ひび割れといった劣化症状があると内部にカビが入り込み、住宅に大きなダメージを与えてしまう可能性もないとはいいきれません。
そうなることを防ぐために、防カビ塗料を使った方が良いと言えるのです。
ただし、メリットとデメリットの双方について知っておかないと納得の結果が得られない場合もあるので、予めメリットとデメリットについても知っておくことをおすすめします。

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