弾性塗料とは

日本の住宅には、様々な外壁塗料が使われています。



外壁塗装で使われる塗料の中には、弾性塗料があります。



モルタル壁を使っている場合、月日が経って劣化が進むと、クラックというヒビ割れが発生してしまうのです。



弾性塗料は、他の塗料よりも柔らかくて伸びが良いので、クラックの発生が少なくなります。



そのため、硬化剤を入れて弾性機能を持たせた塗料が、モルタル外壁のひび割れがある部分に使用されることが多いです。



地震などの振動に強いのも特徴です。



弾性塗料をサイディングに使っているケースもありますが、サイディングに弾性塗料を使うと、夏になって塗膜が膨れてしまう可能性があります。



サイディングボードには、断熱材が貼ってあるので、太陽の光を浴びて温度が上がると、塗膜に熱がたまって膨らむのです。



弾性塗料には、厚みと粘りがあるので、膨張するなどの症状が出てくるのです。



ですから、サイディング外壁には使わないようにした方が良いでしょう。



優良業者であれば、弾性塗料を勧めることはないはずです。



塗装をしてもらう業者を選ぶ時は、優良業者を選ぶことが非常に重要になりますよ。





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