外壁塗装の２つの下塗り材について

外壁塗装には色々な聞き慣れない専門用語があると思います。

外壁塗装リフォームを行う場合、
ある程度の専門的な内容を覚えておくと、
塗装以来の話もしやすくなるかと思います。

さてそんな専門的な内容のひとつに
外壁の「下塗材」というものがあります。

外壁塗装を完了させるまでには

下地処理
　↓
下塗り
　↓
仕上げ塗り

という流れがあります。

下地となる外壁の劣化を修復するための「下地処理」を経て
塗装の完成度を上げるための「下塗り」を行い、
仕上げの塗装を施すことになります。

１回目の「下塗り」塗装には、
「シーラー」と「フィラー」という下塗り剤を使います。

「シーラー」は
下地と仕上げの塗料との接着剤の役割を持つ塗料です。

下地と上塗り塗料との接着材の役割、
仕上げ塗り塗料の吸い込みやムラを抑えるなどの役割りがあります。

「フィラー」は
クラックを埋めて下地を強化するのに使用する下塗り剤です。
下地処理はクラックの補修、段差をなくしてあげるなど、
凹凸が有る部分を平らにするためにはこのフィラーが必要になります。

尚、最近はシーラーとフィラーの２つの機能を持つ
微弾性フィラーがあります。

ご自宅の外壁の劣化状況によって最適な下塗りをすることで
高い塗装効果が得られることになります。