これが原因でクラックが生じます
2021.07.17更新 劣化症状
皆さんはクラックについてご存知ですか?
クラックとは、外壁劣化の典型的な現象の一つで
外壁のひび割れや裂け目を意味します。
クラックをそのまま放置しておくと内部に水が入ったり、
建物自体が腐食するなどして
更に住宅が傷んでしまうこともあるため早めの対処が必要になります。
一般的にクラックは新築2~3年で出来てしまい、
その原因はコンクリートやモルタルに含まれる砂にあります。
外壁は湿度の変化により、微量の膨張と収縮を繰り返しますが、
この際モルタルやコンクリートが変形して
追随できない為に生じるわけです。
一度クラックが生じてしまうと、
雨水が浸入してクラックを広げ、家の寿命を縮めます。
クラックが発生した場合、
良くても現状維持、悪くするとそこから雨水やそれに伴う氷結、
或いは暑い夏の建物の膨張、寒い冬の収縮、
小規模の地震などの繰り返しにより次第に悪化してしまいます。
雨水の浸入はコンクリートの中に埋め込まれている鉄筋を錆びさせ、
腐食しやがて鉄筋全体の体力を蝕んで行くことになります。
クラックを発見した場合は、早めの対処をオススメします。