エッフェル塔の色は?パリのシンボルの塗り替え期間や塗料・歴史をご紹介!
2023.04.12更新 other

フランスの首都・パリのシンボルである「エッフェル塔」。1度は訪れてみたい、フランスの人気観光スポットです。そんなエッフェル塔ですが、建てられた当初は現在の色でなかったことをご存じでしょうか。
この記事では、エッフェル塔の色や歴史について、くわしくご紹介します。
なかなか知ることのない、エッフェル塔の色の変化や塗り替え時期などもご紹介していきますので、最後までご覧ください。
目次
エッフェル塔の色は?
一見、エッフェル塔は鉄筋むき出しのイメージがありますが、実は塗装されています。
現在のエッフェル塔の色は、「エッフェルタワー・ブラウン」というオリジナルカラー。
パリの街並みの美しさを引き立てられるように、独自開発された色です。
現在は、このエッフェルタワー・ブラウンをメインに、3色が使用されています。
エッフェル塔の最初の色は?
エッフェル塔の最初の色をご存じですか?「はじめから今の色じゃないの?」と思ったかもしれませんが、建設された当初はルージュ(赤色)でした。
その後、オークル(黄土色)、ジョーヌ(黄色)、ジョーヌーブラン(黄茶)、ルージュブラン(赤茶色)と変化し、1968年から現在のエッフェルタワー・ブラウンが使用されています。
エッフェル塔の塗り替え時期は?
エッフェル塔の塗り替えは、どのくらいの頻度でおこなわれているでしょうか。
エッフェル塔は鉄でできており酸化しやすいため、劣化しないよう7年に1度塗り替えをしています。
この塗り替えにはおよそ60トンもの塗料が使用され、40万人もの職人が携わっているといわれています。
エッフェル塔が金色になる?
7年に1度塗り替えられているエッフェル塔ですが、2023年現在、2024年におこなわれる「パリオリンピック」に向けて、金色に塗りかえる改修をしています。
19回にわたって塗装された層を全て取り除き、黄色がかった茶色に塗装されるこの改修工事は、約62億円がかかるといわれています。
オリンピックを観る際は、ぜひエッフェル塔の色にも注目してみてください。
エッフェル塔のライトアップ
エッフェル塔は夜になると自動的にライトアップされ、パリの街をより華やかにしてくれます。展望台から見える夜のパリは、眺めているだけで思わずうっとりしてしまう美しさです。
通常の点灯時間は夏が22:00〜23:00、冬は17:00〜18:00頃ですが、現在エネルギー不足による省エネ対策の一環で、エッフェル塔の営業時間や消灯時間に変更がでています。
訪れる際は事前にHPなどで確認をお願いします。
エッフェル塔の歴史
エッフェル塔の歴史を簡単に解説します。
エッフェル塔は1889年に開催された第4回パリ万博の大目玉として、ギュスダーヴ・エッフェルにより建てられました。1991年には世界遺産に登録され、年間700万人もが訪れる観光名所です。
塔自体の高さは300m、放送用アンテナを含めると324mで、333mの東京タワーより若干低いと思っていただければイメージしやすいと思います。
エッフェル塔は1987年に建設が始まり、わずか2年2ヶ月で完成しました。パリ万博に向けて早急に建設されたということですが、当時から高い建築技術が備わっていたことがわかります。
エッフェル塔の特徴は?
エッフェル塔の特徴を解説します。
【アーチ状、レース状の構造】
エッフェル塔と聞くと、アーチ状の構造が印象深い方も多いと思います。このアーチ状の造りはただ美しいだけでなく、地面に風を逃すために考えられた合理的な設計なのです。
さらに横から吹き付ける風にも対応するため、レース状の構造になっています。
【展望台】
エッフェル塔には展望台が3箇所あり、高さの異なる場所から違った景色を楽しむことができます。
シャンパンが飲めるバーでお酒を楽しむ、塔の上から地上を見下ろすガラス張りの床に立ってスリリングな体験を味わうなど、楽しみ方はさまざまです。
参考記事:エッフェル塔の見どころ紹介
エッフェル塔はなぜ人気?
エッフェル塔はなぜ人気なのでしょうか。
人気の理由は、やはり展望台から見渡すパリの街並みの美しさです。パリの街並みや歴史を十分に満喫することができ、観光客を楽しませてくれます。
もちろん、エッフェル塔自体が放つ存在感も見どころです。パリは高い建物が少ないため、市内どこからでもエッフェル塔が見えます。真近で見ると、その煌びやかさに圧巻されることは間違いありません。
エッフェル塔は世界で何番目に高い?
エッフェル塔は世界で何番目に高いかご存じでしょうか。
2017年現在、世界遺産に登録されている建物の中でエッフェル塔はなんと1位です。
2位はドイツのケルン大聖堂(157m)、3位はエジプトのギザの大ピラミッド(138.74m)なので、300mのエッフェル塔はかなり高いことがわかります。
2024年のパリオリンピックに向けて
2024年のパリオリンピックに向けて、エッフェル塔の色が金に近い色に塗りかわるとお話しましたが、生まれ変わるのはエッフェル塔だけではありません。エッフェル塔周辺も、より緑の多い豊かな場所になります。
エッフェル塔を中心にトロカデロ庭園やシャン・ド・マルス公園などをつなぐ緑の道がつくられ、この道を中心軸として両端に池や並木などが配置される予定です。
現在のイエナ橋はエッフェル塔に続く散歩道となり、前庭にある施設は木々の間に隠れ、シャン・ド・マルス公園には芝生が植えられるそうです。完成が待ち遠しいですね。
まとめ
エッフェル塔の歴史や色について解説しました。
一見ただの鉄の塔に見えるエッフェル塔ですが、美観を維持するために何度も塗装を繰り返しています。
2024年のパリオリンピックで、さらに輝いたエッフェル塔が見られるのを楽しみに待ちましょう。
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