シリコン塗装の特徴やメリット・デメリットは?耐用年数や費用・施工事例もご紹介!

この記事では、シリコン塗装のメリットや費用、実際にシリコン塗装を使用した施工事例をご紹介します。 「シリコン塗装について詳しく知りたい」 「そろそろ外壁の塗り替えを検討したいけど、シリコン塗料が最適なのか?」 そんなお悩みを、外壁・屋根の塗装工事専門業者のプロフェッショナル、ミヤケンが解決していきます。 シリコン塗装を使った施工について、無料診断お見積りやご相談はお気軽にどうぞ。
目次
シリコン塗装とは?特徴や基礎知識をご紹介
外壁塗装の定番である「シリコン塗装」。 そもそも「シリコン塗装って何?」という方に、シリコン塗装についての基礎知識や特徴について紹介します。 その他の塗料材の特徴についても併せて紹介しますので、ぜひお家にあった最適な塗料を探してみてください。
シリコン塗装
シリコン塗装とは、シリコン樹脂塗料とも言われており、シリコン系やアクリルシリコン系の合成樹脂が主成分の塗料になります。 機能性や耐久性に優れているだけでなく手軽な価格も特徴的で、外壁以外にも屋根塗装にも使われることが多く、気候の変化への対応力や汚れを弾く効果も抜群で、外壁塗装では定番の塗料です。
シリコン塗装はスプレーで施工する?
シリコン塗装については、壁や屋根などの広い面を細く均一に塗るには、ローラーや刷毛での施工が一般的です。 スプレーガンでの施工も可能ですが、エアーで塗料を噴射して施工を行いますので、近隣に飛散する恐れがあるので、周囲の状況に影響されます。 また塗装する素材が凹凸などでローラー塗りでの対応が難しい場合に使用する場合があります。
シリコン塗装の方法や手順は?
シリコン塗装の手順は以下の通りです。
-
- 希釈剤で伸ばす
-
- 塗装する
直接は塗れないので、必ず希釈剤で薄めてから使用します。
ウレタン塗装
ウレタン塗料は、ウレタン系合成樹脂でできた塗料のことを指します。 塗膜が柔らかく、密着性に優れているのが特徴です。 また、耐久性、機能性、価格などのバランスがよく、さまざまな現場で使用されています。
アクリル塗装
アクリル塗料は発色や重ね塗りなどの機能に優れており、なんと言っても価格の安さがポイントです。 しかし耐久年数が7年ほどと少ないため、他の塗料よりも高頻度で塗り替えをする必要があります。
フッ素塗装
フッ素塗料は、原料の蛍石にフッ素樹脂を配合した塗料です。 15年以上の高耐久や汚れや強いことから非常に人気のある塗料で、東京スカイツリーなどにも使用されていますが、シリコン塗料に比べ高価格のためさほど普及されていません。 またフッソ塗料のデメリットとして、フッソ塗料の塗膜は固く、弾力性がありません。 そのため、コーキングの上に塗装すると塗膜が割れてしまうことがありますから、外壁塗装ではなく、屋根塗装におすすめできる塗料になります。
シリコン塗装のメリットは?
シリコン塗装は定番と言われていますが、どんなメリットがあるのでしょうか。
シリコン塗料のメリットは以下の4つです。
- 汚れがつきにくく耐久性が抜群
汚れに強いので、泥や雨なども弾きます。 紫外線にも強いため、長時間日差しを浴びる場所にも適しています。
- お手軽価格
耐久年数は5〜7年のアクリル塗料や7〜10年のウレタン塗料に比べ、シリコン塗料は8〜15年と長持ちです。 できるだけコスパの良い塗料を使いたいですよね! できるだけ費用を抑えたいという方は、価格のお手軽なシリコン塗装がおすすめです。
- 豊富な種類
定番な塗料なだけに、種類も豊富です。 カラーバリエーションや耐久性や断熱機能・遮熱機能をもったものなど、お客さまのニーズに応えた塗料が用意されています。
- 高い光沢保持率
他の塗料に比べて光沢保持率が高いのもシリコン塗料のメリットです。 光沢期間が長ければ、見栄えもよく綺麗な外壁を維持できますよ。
シリコン塗装のデメリットは?
シリコン塗装にはメリットだけでなくデメリットもあるので、事前に理解しておきましょう。
シリコン塗料のデメリットは以下の3つです。
- ひび割れしやすい
シリコン塗料は弾力性が低いため、ひび割れが起こりやすいです。 しかし、シリコン塗料の中には弾力性のある塗料もあるので、少しのひび割れなら防ぐことも可能ですよ。
- 重ね塗りに向かない
シリコン塗料は撥水性が高いため、重ね塗りがしづらいのが現状。 重ね塗りするには、下地を使用します。 シリコン塗料の重ね塗りは難易度も高いので、塗装する際は実績のある業者にお願いしましょう。
- 扱いが難しい
粘度の低いシリコン塗料は他の塗料に比べ沈殿しにくいです。 手間もかかり付着性も低いため、職人でも扱うのが難しいのです。 自分でDIYするには向いていません。
シリコン塗装をおすすめできる住宅
シリコン塗装はどんな住宅に向いているのでしょうか?
日本の住宅の7割で使用されているシリコン塗装ですが、特におすすめできる住宅があります。 それがこちらです。
- コスパを重視したい方
シリコン塗料は、費用と耐用年数のバランスが良く安心な塗料です。
- 塗り替えのスパンをできるだけ開けたい方
何度も塗り替えるのは面倒ですよね。 シリコン塗料は、8年〜15年と耐久年数が良いのでメンテナンス回数も減らすことができます。
- 最低でも10年現在の自宅に住む予定の方
先ほどお伝えしたように、シリコン塗料は耐用年数が長いので、長期間引越や売却を考えていない住宅におすすめです。
- 自由に色を塗り替えしたい方
シリコン塗料はカラーバリエーション豊富なので、自分好みに塗装したいという方に向いています。
シリコン塗装をおすすめできない住宅
シリコン塗装をおすすめできない住宅もあります。 塗装を検討している場合、ご家庭に当てはまっていないか事前にご確認ください。
シリコン塗装に向いていない住宅がこちらです。
- 10年以内に引っ越しや売却の予定がある
10年以内に家を出る場合、シリコン塗料よりお手軽な塗料で済む場合もあります。
- モルタル外壁の自宅
モルタル外壁は、ひび割れが起こりやすくシリコン塗料と相性があまり良くありません。 しかし、モルタル外壁が絶対ダメなわけではなく、下塗り材料を変えるなどの対応法もあります。 まずは、ご自宅がモルタル外壁か確認してみましょう。
- 重ね塗りをしたい方
シリコン塗料は重ね塗りに向いていません。 適した下塗り剤を使用すればうまく塗装できるので、丁寧に塗装してもらえる業者を選びましょう。
シリコン塗装の耐用年数はどのくらい?
塗装はできるだけ少ない回数で済ませたいですよね。 シリコン塗装の耐用年数はどれくらいなのでしょうか?
シリコン塗装の耐久年数は8〜15年で、5〜7年のアクリル塗料や7〜10年のウレタン塗料に比べ長持ちします。 耐用年数と価格のバランスが取れているので、人気の塗装です。
シリコン塗装の価格や単価相場は?
これまでシリコン塗装の特徴などについて紹介してきましたが、気になる価格や単価相場はどれくらいなのでしょうか?
シリコン塗装の相場は?
シリコン塗装の施工価格相場はこちらとなっています。
- 〜10坪:〜29万
- 11〜20坪:31万〜58万
- 21〜30坪:60万〜87万
- 31〜40坪:89万〜116万
- 41〜50坪:118万〜145万
- 51〜60坪:147万〜174万
- 61〜70坪:176万〜203万
引用:https://gaiheki-kakekomi.com/home/price-of-silicon-paint/#i-2 ワンランク上の低汚染遮熱シリコンプランはこちら。
- 20坪:62万
- 30坪:75万
- 40坪:89万
ダブルシリコンプラン、低汚染シリコンフッ素プラン、高耐久フッ素プランを比較したものがこちらです。 【ダブルシリコンプラン】
- 20坪:76万
- 30坪:87万
- 40坪:98万
【低汚染シリコンフッ素プラン】
- 20坪:87万
- 30坪:100万
- 40坪:114万
【高耐久フッ素プラン】
- 20坪:94万
- 30坪:107万
- 40坪:120万
ご自宅の広さと比較してみてください。
シリコン塗装を依頼する前に塗料の種類を知っておこう
シリコン塗料にはたくさんの種類の塗料があります。 紹介していきますので、事前に把握しておきましょう!
シリコン塗装には、
- 水性1液型
- 溶剤液1液型(油性)
- 溶剤系2液型(油性)
の3種類があります。 こちらでは、1液型と2液型を紹介します。 基本的にこの2種類の塗料の違いは、塗料の種類の違いです。
- 1液型:1種類のみで塗装が可能
- 2液型:2種類の塗料を混ぜ合わせてできた1つの塗料
それぞれのメリットは、こちらです。
- 1液型:塗料を混ぜたりする手間がなく初心者でも簡単に扱える
- 2液型:1液型に比べ3年ほど長持ちし耐用性に優れている
塗装場所によって塗料を変えることもできます。 塗料を熟知した業者に塗装してもらうと安心ですので、事前に塗装を業者から塗料について詳しく聞いておきましょう。
外壁塗装の依頼時期はいつがおすすめ?かかる時間や期間はどのくらい?
外壁塗装を依頼するには、適した時期があるのをご存知ですか? 最適な依頼時期や、塗装にかかる時間や費用を紹介していきます。
外壁塗装は時期によってメリット、デメリットがあります。
- 春(3月〜5月):窓を開けないため花粉症の方にちょうど良い
- 夏(6月〜8月):家の周りにシートが囲われるため、涼しくなる。通常通りエアコンの使用も可能。洗濯物を外に干せないため外に洗い物が多い家庭には不向き。雨が降ると工事もできないため、梅雨の時期も不向き。
- 秋(9月〜11月):穏やかな気候なため塗装に適している
- 冬(12月〜2月):気温が低いと乾燥もしづらいため、工事が延びる可能性があ
塗装工事は、足場の組み立てから解体までを含めて約2週間です。 しかし、雨などの悪天候の場合は工事を中断するため、長引く可能性もあります。 余裕をもって予定を立てておくと良いでしょう。
シリコン塗装住宅施工事例のご紹介
それでは、実際にシリコン塗装を使った住宅施例を5つ紹介していきます。 ご自宅を塗装する際にイメージしてみてください。
今回は、前橋市の住宅を中心とした施工事例です。
シリコン塗装住宅施工事例①
-
- 施工箇所:屋根、外壁、破風板、雨戸、外堀、看板
- 外壁塗装プラン:遮熱シリコンプラン
- 屋根塗装プラン:遮熱フッ素プラン
- 屋根の色をセットブラウンにし、落ち着いたブラウンの家に生まれ変わりました。
-
- で紹介しています。
シリコン塗装住宅施工事例②
- 施工箇所:屋根、外壁、軒裏天井、破風板、水切り、エアコンカバー<//li>
- 外壁プラン:遮熱シリコンプラン
- 屋根塗装プラン:遮熱フッ素プラン
外壁をブラウン系にすることで、スタイリッシュな印象になっています。 詳しい施工内容についてはこちらで紹介しています。
シリコン塗装住宅施工事例③
-
- 施工箇所:外壁、軒裏天井、破風板、奥見切り、エアコンカバー、木部、玄関ドア
- 外壁塗装プラン:遮熱シリコンプラン
<//ul> しっかり洗浄、塗装を行い真っ白な外壁が蘇りました。
- で紹介しています。
シリコン塗装住宅施工事例④
- 施工箇所:物置屋根外壁、外トイレ外壁塗装
- 外壁塗装プラン:遮熱シリコンプラン
- 屋根塗装プラン:遮熱フッ素プラン
こちらは物置、外トイレの施工事例です。 パストグリーンの塗装で、鮮やかな印象になりました。 詳しい施工内容はこちらで紹介しています。
シリコン塗装住宅施工事例⑤
- 施工箇所:屋根、外壁、軒裏天井、破風板、水切り、シャッターボックス、庇屋根、エアコンカバー
- 外壁塗装プラン:遮熱シリコンプラン
- 屋根塗装プラン:遮熱フッ素プラン
屋根も外壁も色あせやひび割れが目立ちましたが、汚れひとつなく綺麗に蘇りました。 詳しい施工内容はこちらで紹介しています。
外壁塗装診断士のいる業者に安心して依頼するのがおすすめ
外壁塗装診断士という言葉を聞いたことはありますか? 外壁や屋根の劣化具合を把握するために必要な技能や知識をもった専門家を外装劣化診断士、外壁に関する知識をもった専門家を外壁診断士といいます。 塗装業者の中には、これらの資格をもっている人のいる業者と、そうでない業者がありますので、業者に見積もりをお願いする前に、外壁診断士の資格をもっている人がいるのか確認してみてください。 外壁塗装を検討している際は、リフォームで失敗しないためにも外装塗装のプロである、外壁塗装診断士に依頼するのがおすすめです。
まとめ
今回は、外壁塗装・屋根塗装で一般的なシリコン塗装の特徴やメリット・デメリット・塗装工事にかかる費用について詳しく解説しました。 ミヤケンでは、シリコン塗装の施工実績も豊富で、専門スタッフが丁寧に調査・施工しております。 塗装でお困りの際は、無料建物診断も承っていますので、ぜひご相談ください。
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