汚れやすい外壁塗装とは
2023.01.06更新 お家の部材の基礎知識
外壁は紫外線や雨が直接あたる部分のため、
特別なことをしなくても時間と共に劣化が進み、
汚れが付着してしまいます。
できるだけ汚れを付着させずに美しさを保つために、
外壁用の塗料はどんどん性能が進化していますが、
外壁の状態に合った塗料を選ぶことをおすすめします。
塗料の耐久性を要求する上で、重要視したいのが汚れにくさです。
塗料には様々な素材で出来たものがあり、
それぞれ耐久性や価格が異なります。
合成樹脂は帯電しやすく、塗膜の表面も静電気を帯びるので
誇れや汚れを誘引しやすい塗料になります。
外壁との密着度が高いですが、汚れやすいという特徴があります。
また、ツヤなし塗料は
ツヤあり塗料に比べると、ゴミがつきやすい特徴があります。
ツヤあり塗料は塗膜がツルリとしているので
撥水性があり汚れを寄せつけません。
ツヤなし塗料は
落ち着いた印象を与える魅力がありますが、
撥水性がないため、汚れがつきやすくなります。
そして、弾性塗料は塗膜に粘着性があり、
柔らかいのでゴミが付着しやすいため、
雨や空気中に含まれる汚れがついて
外壁が汚らしく見えてしまうことがあります。