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Periodic inspection blog

前橋市にてサイディング外壁塗装工事から5年点検

今回は前橋市堀越町にて外壁塗装工事から5年後の様子をご紹介します。

 

はじめに、サイディング外壁の様子です。

遮熱機能が強烈な夏の日差しを跳ね返して室内温度の上昇を軽減し、
伸び縮みする驚異の塗膜が水の侵入を防いてくれる、15〜20年の耐久力にも優れたアステック遮熱防水塗料を使用して塗装しました。

塗料の耐久性が有効な状態であっても、紫外線などによって塗膜の劣化は起きています。

また、ボードとボードを繋いでいるコーキングは、サイディングより早く経年劣化してしまいます。

塗膜の剥離・浮き、変色・色褪せ、コケ・藻・カビの発生、ひび割れを確認するとともに、コーキングが劣化していいないかを確認していきます。

雨だれで汚れた箇所が見られましたが、塗膜には異常ありませんでした。

 

外壁の確認と同時に、チョーキング現象が起きていないかも確認していきます。

チョーキング現象とは、紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れ、外壁に触った時、白い粉が手に付くことをいいます。

手には何も付いていません。チョーキング現象は起きていませんでした。

塗膜が雨風や紫外線などの自然現象から建物を保護する役割を果たしていますので、塗膜の状況を確認するひとつの判断材料となります。

また、外壁の日当たりの良くない面に、コケの付着が確認できました。

コケは高圧洗浄機を用いて剥がしていくことで綺麗に落とせるのですが、
今回、お客様がご不在でお任せ点検であったため、後日、お客様にご連絡をして、コケのご説明と高圧洗浄のご案内をさせていただくこととしました。

 

次に、軒裏天井の様子です。

塗膜の剥がれ、雨染み跡がないか確認していきます。

軒天は綺麗な状態でした。

見上げた時に染みのない軒天が見えると美観が良いだけでなく、手入れが行き届いている印象があり気持ちがいいです。

 

続いて、雨樋の様子です。

雨樋のへこみ、取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれがないかを確認していきます。

金具部分に一部塗膜の剥がれが確認できましたので、
今回の点検で、はがれた部分を塗装を行いました。

 

最後に洋瓦屋根の確認ですが、元々、瓦屋根は雨水を吸収することがないため、塗装によるメンテナンスが必要ありません。

しかし、状態の確認が容易でない屋根部分だからこそ、このような定期点検時に、
瓦のズレ・割れ、漆喰の状態などの確認できれば大掛かりな工事にならずに済みます。
しっかりと調査していきましょう。

均一に並んだ瓦の様子から、瓦のズレも割れもない様子が見て取れますね。もちろん、漆喰も異常ありませんでした。

 

これらの以外の付帯部の点検を行い、今回の5年点検が無事に終了しました。

施工から5年が経過し、今回の定期点検でコケの付着を確認できました。

何事にも言えることですが、「この程度」と侮っていると、それが原因でいずれ大きな補修が必要となる場合があります。

ですが、初期段階で対処していれば、少々の時間と費用で済ませられる場合もあります。

定期的な点検の継続の利点は、事態が大きくなる前に対処できることですので、お客様の安心・安全のために、最後まで点検に参ります。

 

次回は2022年5月に行う7年点検です。

定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。

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