建物木部の腐食にご注意ください
2022.12.13更新 塗装工事の基礎知識
壁塗装の目安になる症状のひとつに木部の劣化があります。
木部は劣化すると、他の部分に比べ塗料が剥がれやすい部分です。
木部は水分を吸ったり出したりしながら収縮します。
そのため木部は外壁や屋根より早く劣化してしまいます。
最近の住宅では木製の破風板や鼻隠しは
あまり見かけなくなってきましたが、
築20年以上の住宅にはまだまだ木製のものも多いようです。
外部に露出している木部としては、破風板や鼻隠しの他にも
玄関ドアやベランダ、窓枠や戸袋などもあります。
木部の塗装は高耐久な塗料を塗装しても、
5~6年程度で防水機能が落ちてしまいます。
防水機能が低下してしまうリスクは木部も他の部分も変わりませんので
しっかりと補修してあげるようにしてください。
また木部は塗装の剥がれの他に、腐食にもご注意ください。
塗装剥がれをしばらく放置することで木部が水分を含み
腐食が進みます。
こうなってしまってはいよいよ
建材としての機能も果たせなくなってしまいますので
ご注意ください。
木部の塗装もぜひミヤケンにご相談ください。