塗料の「重ね塗り」の意味
2023.01.06更新 塗装工事の基礎知識
外壁塗装は基本的に数回に分けて行ないます。
外壁塗装の基本は、
「下塗り」、「中塗り」、「本塗り」
、の3回です。
「下塗り」で塗料がしっかり定着するように下準備をします。
下塗りは、下地との接着効果を高める為に行います。
下塗りをする前に下地調査として水洗いで壁の汚れを落とし、
ひび割れを修復します。
この工程は外壁塗装において大変重要なもので、
下地調査を丁寧にしたかどうかで
塗装が長持ちするかどうかが変わって来ます。
その後、下塗りをします。
中塗りと本塗りは基本的に同じ塗料を使いますが、
その塗料のメーカーの仕様書に、
下塗りはこの塗料でと指定してあることが多いです。
その為、
通常はそのメーカー指定の塗料を下塗りとして塗ります。
「中塗り」「本塗り」で機能性や美観を
完成させることを目的としています。
中塗りは、本塗りの補強の為に、
また壁面を平らにする為に塗られます。
中塗りをした後、しっかり乾かす為に日を置いて、
本塗りがなされることが多いです。
本塗りは、仕上げとして塗りムラや厚みがつけられます。