太陽光と雨で外壁を綺麗に保つ
2022.12.13更新 塗料の基礎知識
光触媒塗料という塗料をご存知でしょうか。
光触媒塗料とは、太陽光によって汚れを分解し、雨水でその汚れを洗い流すという、自然の力だけで塗装面をきれいに保つことのできる夢のような塗料のことです。
光触媒塗料には、主に2つの効果があります。
1つは、前述した光によるセルフクリーニング作用によって実現された、防汚効果です。
まず、太陽光を浴びることによって塗料の原料である酸化チタンが紫外線に反応し、活性酸素を生成します。
有機化合物(この場合ゴミ)やカビの細菌は、この活性酸素が持つ強力な酸化力によって分解されます。
このとき壁面は超親水状態という状態になり、雨が降っても水を弾かない状態になります。
この状態で雨が降ることにより、浮いた汚れの下に雨水が弾かれることなく入り込み、汚れを洗い流してくれるのです。
2つに、光触媒塗料には防カビ・防藻効果があります。
通常の塗料には強い防カビ・防藻効果はなく、防藻材などを添加してなんとか効果を持たせようとします。
当然、一般塗料にとっては本来の効果ではない分持ちは長くありません。
しかし、光触媒塗料なら先ほどの防汚機能と同じ機能を持って防カビ・防藻と同様の効果をもたらす効果を期待できるのです。
また、光触媒塗料には自動車の排気ガスに含まれる有害物質を分解除去する作用もあります。
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