ウレタン系塗料の特徴について
2022.12.14更新 塗料の基礎知識
塗料のグレードは、
アクリル系<ウレタン系<シリコン系<フッ素系とランク付けされます。
ウレタン系塗料は、
価格や機能を考慮に入れたとき一番バランスの良い塗料として
少し前までは外壁塗装の塗料として非常に良く使われていました。
ウレタン塗料は柔らかく、木部や雨樋などに最適の塗料です。
柔らくて密着性があるので、
下地によっては細部の塗装に適しているとも言えます。
塗膜に光沢があり、膜厚に塗りやすく、
硬度、耐薬品性にも優れているという利点があります。
万能系の塗料なので、
どこにでも使えるというメリットがありますし、
現在でも外壁から雨樋までウレタン塗装をする業者もあります。
アクリル塗装より防水性、耐久性に優れていますが、
ウレタン塗装の耐久年数は7〜10年とシリコン系より短くなります。
ウレタン塗料を使用して塗り替えるかどうかは、
塗装後、どれくらいの期間建物寿命を維持したいかを
考慮する必要性があります。
ウレタン塗装はバランスは取れていますが、
耐久性、防汚性、紫外線への強さにこだわるなら
他の塗料の選択をお勧めします。
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