木造建築の塗装ってどうするの?
2022.12.13更新 お家を守るために覚えておきたいこと
木造建築では、建物には多くの木が使用されています。
木目がデザインとなりますから、コンクリートなどと違って必ずしも塗装で素材の色を隠すようなことはしなくてもよいのです。
例えば木目を活かした「クリヤー仕上げ」というものがあります。
クリヤー仕上げをしておくと、透明ですが木材の表面に防護膜のようなものができるので、水拭きや飲み物をこぼしたときなどで、水分が染みこんでしまうことを防ぐことが出来ます。
それに木材は外壁や鉄部とは異なり、素材の特徴から塗料の種類や仕上げの種類を選ぶ必要があります。
もうひとつ木造建築の塗装で重要なのが、木の性質を活かすということです。
木材は夏は湿気を吸い、冬は湿気を高める調湿機能があります。
塗装を塗ると、表面を覆うことになりますから、この機能が邪魔されてしまうのです。
そのため、調湿機能を妨げないための「浸透型塗料」を使うことが求められます。
それから、木は時間が経過すればやがて腐っていきますし、シロアリなどが内部に巣食う恐れもあります。
ですから、柿渋など防腐、防虫効果のある塗装をして、木材を守るのです。
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