瓦の屋根は地震の時に危険ってホント?
2022.12.14更新 お家を守るために覚えておきたいこと
瓦屋根の家は地震の際に危険だという話を良く聞きます。
瓦が他の屋根材に比べ重い事や、瓦が割れやすいこと、
また瓦屋根の作り方が一枚一枚並べて作られていることから
振動により壊れやすいといったことから連想される内容ですが、
この説には多いまま違いがあります。
瓦は古くから日本家屋の屋根として重宝され、
その利点は沢山あります。
割れた瓦はその部分だけを交換することで修理が簡単であり、
焼き物であることから腐食に強く
半永久的に使用できることなどから
古くから家屋の屋根として重宝されてきました。
その為、瓦屋根の古い建造物は
現在でもたくさん残っています。
地震の際に瓦屋根の家が問題なのは、
瓦自体が地震に弱いのではないという事です。
建物が瓦の重みに耐えられないために
家が倒壊することが多く、
瓦自身の問題で家が倒壊するのではありません。
そのような構造の家では地震が来なくても
いずれ倒壊する危険をはらんでいるという事であり、
瓦を見直すよりも躯体の耐久性を
見直すべきであると言えます。
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