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太田市のアパート屋根外壁塗装工事から3年点検

今回は太田市龍舞町にてアパート塗装工事から3年後の様子をご紹介します。

 

まずは、モニエル瓦屋根点検の様子です。
モニエル瓦とは、ヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種で、日本モニエル株式会社が製造していた瓦の商品名ですが、
広く普及したため、一般的な呼び名として広がりましたが、正式名称は乾式コンクリート瓦です。
モニエル瓦はセメント瓦の一種ではありますが、瓦表面の処理が特殊なため、通常のセメント瓦とは少し違います。
成型されたモニエル瓦には、着色スラリーというセメントの着色剤が厚めに塗られ、さらにアクリル樹脂系のクリアー塗料で覆って完成させます。

あらゆる面で作業が容易であるため施工性が良く、豪雨や強風にも耐える防水性を備えています。
また、断熱性や耐震性にも優れており、デザインも多様にあるので有能な屋根材と言えます。

塗装は、太陽熱を反射し「きれい」を保つエコな塗料を使った遮熱フッ素プランで行いました。
メーカーの期待耐久年数16〜20年、工事保証7年。
夏の暑さの軽減する遮熱効果を持ちながら艶と耐久性に優れた塗料です。
塗膜の浮きやはがれ、色あせがないかを確認します。

写真でも分かるように艶があり、とてもきれいな状態でした。もちろん、塗膜も異常ありませんでした。

続いてALC外壁点検の様子です。
ヨーロッパを中心に普及した建材で、「軽量気泡コンクリート」の事を意味します。
高温で発泡加工することで内部に気泡が生じ、一般的なコンクリートよりも軽い事が一番の特徴です。
熱や乾燥に強いことから、ひび割れや反りが発生しづらいため、サイディングやモルタルと比較して耐久性に優れており、定期的なメンテナンスで、50年ほどもつこともあると言われています。

 

塗装は、遮熱・防水機能を備えた豪華なアステック遮熱防水プランで行いました。
メーカーの期待耐久年数15〜20年、工事保証10年。
夏の強烈な日差しを跳ね返し、遮熱機能で室内温度上昇を軽減。伸び縮みする驚異の塗膜が水の侵入を防ぐ塗料です。
ミヤケンNo.1の人気高機能・高耐久!施工実績3年連続日本一のプランです。

・塗膜の剥離がないか
・構造体に及ぼすひび割れ、欠損がないか
・色褪せがないか
を重点的に点検を行います。

砂やほこりなどによって多少の汚れはありましたが、塗膜の剥離や欠損、色褪せなどは見られませんでした。
外壁のチョーキング現象も確認しておきます。
チョーキング現象とは「白亜化現象」とも呼ばれ、外壁を指で触れ時、白い粉が手に付く現象をいいます。
粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。
外壁の塗装は、建物の美観のためだけでなく、雨風や紫外線などの自然現象から建物を保護する役割も果たしています。
また、使用する塗料によっては防水・防カビなどの機能を持つ高機能な塗料もあり、それらの成分が分解されて塗装の表面に現れているということは、
その塗料は建物を保護する役割を十分に果たせていない状態になっていると判断する材料になります。

チョーキング現象も見られませんでした。
次に、外壁の隙間を繋いでいるコーキングの弾力やひび割れを起こしていないかを確認します。

こちらも、弾力がありコーキングの機能を維持できており、問題ありませんでした。

 

続いては、軒裏天井の様子です。
塗膜のはがれや雨ジミ跡がないか確認します。

多少、汚れの付着がありましたが、異常ありませんでした。

 

最後に、雨樋の様子です。
取り付け金具のゆるみ、塗膜のはがれがないかを確認していきます。

取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれもありませんでした。

これらの他にも付帯部や鉄骨階段の点検を行い、今回の3年点検が無事に終了しました。
1年点検に引き続き、3年点検でも全て塗膜に異常はありませんでした。

 

今回で2回目の点検となりますが、
塗装から3年と、まだ経過が短いということもありますが、全体的にとても良好な状態でした。
艶が維持されていることで全体的に真新しい印象を与えてくれています。
残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

次回は2020年4月に行う5年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました!

富澤

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