群馬実績No.1屋根外壁塗装 塗り替え外装リフォーム ミヤケン
関連
サイト

MENU

Periodic inspection blog

渋川市にてワンダセラ屋根・サイディング塗装工事から3年点検

今回は渋川市にて屋根外壁塗装工事から3年後の様子をご紹介します。

早速屋根の点検を行います。
今回のお家では、松下電工 ワンダセラという屋根材を使用していました。

簡単にワンダセラについてご説明しますと、松下電工(現 パナソニック)がH10~H13まで製造販売していた屋根材の商品名です。
※H15年12月に、(株)クボタと松下電工(株)(現 パナソニック(株))の住宅外装建材事業部門をケイミュー(株)が事業承継し、
H22年10月に”クボタ松下電工外装(株)”から“ケイミュー(株)”に社名を変更しました。

ワンダセラは、セメント瓦とスレート瓦を組み合わせた屋根材で、屋根材自体の寿命はおよそ30年です。
しかし、「10年ごとに塗装を行っていれば」という条件付きですので、メンテナンスが必要です。

3年前は、太陽熱を反射し「きれい」を保つエコな塗料を使った遮熱フッ素塗料で行いました。
夏の暑さの軽減する遮熱効果を持ちながら艶と耐久性に優れた塗料です。
ノンアスベストの屋根材が開発・発売された当初(2004年頃)の製品は、耐久面での問題が多くありました。
現在発売されているノンアスベストの屋根材には、十分な耐久性が備わっていますが、屋根材自体も確認しながら、塗膜の浮きやはがれ、色あせがないかを確認します。

写真でも分かるように艶があり、とてもきれいな状態で、塗膜にも異常ありませんでした。もう少し拡大した写真も見てみましょう。

屋根の端にも異常は見られません。とても良い状態ですね。

続いて 窯業系サイディングの点検です。
窯業(ようぎょう)系サイディングとは、セメントや繊維質などを原料とした板状の外壁材です。製造過程において窯で高熱処理されるため、窯業系と呼ばれています。
特徴としては、やはり豊富なデザインです。
窯業系サイディングは色・形のバリエーションが豊富で、レンガ調、タイル調、石目調など様々なデザインの施工が可能です。
そして、大量生産ができるため、他の外壁材よりコストパフォーマンスに優れています。そして、あらかじめ成型された素材を壁に張っていくので、工期が短いといった特徴もあります。
しかし、外壁自体に防水性がありません。窯業系サイディングの主原料となるセメントには防水性がないのです。
そのため、窯業系サイディングは表面に塗装を施し防水性を保っているので、塗膜が剥がれてくると防水性が落ちてしまいます。
表面の塗装や目地を埋めているコーキングは、おおよそ8~10年ほどで寿命を迎えてしまいます。
耐久性やメンテナンスの頻度を重視したい方は、窯業系以外のサイディングを選択される傾向があるようです。

 

3年前は、遮熱・防水機能を備えた豪華なアステック遮熱防水塗料で塗装工事を行いました。
夏の強烈な日差しを跳ね返し、遮熱機能で室内温度上昇を軽減。伸び縮みする驚異の塗膜が水の侵入を防ぐ塗料です。

・塗膜の剥離がないか
・構造体に及ぼすひび割れ、欠損がないか
・色褪せがないか
を重点的に点検を行います。

塗装の発色が鮮やかで状態も良く、建物の障害となる箇所は見受けられませんでした。

続いては、軒裏天井の様子です。
塗膜のはがれや雨ジミ跡がないか確認します。

こちらも、汚れ・雨ジミ跡もなく異常ありませんでした。

最後に、雨樋の様子です。
取り付け金具のゆるみ、塗膜のはがれがないかを確認していきます。

金具の緩みもなく、樋には艶もあり綺麗な状態でした!

これらの他にも付帯部の点検を行い、今回の3年点検が無事に終了しました。
1年点検に引き続き、3年点検でも全ての塗膜に異常はありませんでした。

今回で2回目の点検となります。塗装からまだ経過が短いということもありますが、全体的にとても良好な状態でした。
艶が維持されていと全体的に真新しい印象を与えてくれます。
美観を保つためにも残りの定期点検とメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

次回は2022年4月に行う5年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました!

富澤

TOP