今回は3年前に高崎市にて屋根・外壁の塗装工事をしたお家の、定期点検の様子をご紹介いたします。
前回の1年点検では全て異常ありませんでしたが、今回の点検でも塗膜の状態は維持されているか点検します。
まず初めに屋根の塗膜の浮きやはがれがないか、色あせやひび割れがないかを確認しました。

塗膜に異常は見られませんでした。雪止め金具もしっかりと固定されていますね。
この状態であれば、万が一大雪が降ったとしても安心です！
このまま一緒に雨樋の内部に詰まりの原因になるものがないかを確認していきます。

砂埃も全くなく、とても綺麗な状態でした。
続いては外壁の点検です。
こちらも屋根と同様、塗膜の不具合、色あせや構造体に及ぼすひび割れがないかを確認していきます。

全て問題ありませんでした！
さらに近づいてコーキングのひび割れがないか、弾力がしっかりと付いているかも確認していきました。

ひび割れのようなものがあります。
さらに近づいて見ていきましょう。

塗膜のひび割れをしていました。
コーキングはお家が地震で揺れたときに外壁材が割れないように力を分散させてくれる役割があります。
しかし塗膜はコーキングのように伸び縮みはしませんから、お家が揺れたときに追随できずに塗膜表面が割れてしまうのです。

新築のときは工場で塗装された外壁材を現場に持ってきてコーキングを施工するので
コーキング上は塗料で覆われていないことがほとんどです。
そのため、「新築した時はこんなことなかった。せっかく塗装をしたのにこんなに早くひびが入るなんて・・」と思う方は少なくありません。
しかしコーキング上の塗膜の割れはお家が揺れない限り、防ぎようのないことなのです。

後日、お客様と日程の調整をしてコーキング上の塗装を行うことになりました。
普段目にする外壁でも、異変に気付くことは難しいですよね。
ミヤケンの定期点検では、お家の細かい部分もしっかりと点検し、お客様にご報告をさせていただいております。
お家の不具合の事なら是非ミヤケンへお問合せ下さい。建物診断や、お見積り書は全て無料で行っております！