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Periodic inspection blog

北群馬郡にて5年点検時、天災による雨樋のゆがみを確認しました。

今回は北群馬郡榛東村にて屋根外壁塗装工事から5年後の様子をご紹介します。

まず、コロニアル屋根の様子です。
低価格なのに15~18年の耐久性も備えたコストパフォーマンスに優れた遮熱シリコン塗料を使用して塗装しました。
塗膜の剥離がないか、色ムラがないか、屋根材のズレ・割れ、特に水切り付近は屋根材が数ミリ押し上げられ、
浮いた状態になっていますので、重点的に確認していきます。

写真でも確認できるとおり、艶も発色も綺麗な状態で、塗膜にも異常はありませんでした。

 

次に、サイディング外壁の様子です。
およそ15~18年の耐久力を備えた低価格で品質の良い遮熱シリコン塗料を使用して塗装しました。
塗料の耐久性が有効な状態であっても、紫外線などによって塗膜の劣化は起きます。
塗膜の剥離・浮き、変色・色褪せ、コケ・藻・カビの発生、ひび割れがないかを確認していきます。

発色が鮮やかで艶もあり、塗膜の状態も問題なく、建物の障害となる物は見受けられませんでした。

外壁を確認しながらチョーキング現象も確認していきます。
外壁を指で触れ時、白い粉が手に付くとチョーキング現象が起きているということになります。

チョーキング現象は起きていませんでした。ばっちりですね。
粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。
塗膜が雨風や紫外線などの自然現象から建物を保護する役割を果たしていますので、塗膜の状況を確認するひとつの判断材料となります。

また、サイディングのボードとボードを繋いでいるコーキング剤は、外壁材より早く経年劣化してしまいます。
およそ10年を目安としていますが、早ければ5年ほどでコーキング材が縮んで痩せてきます。
劣化してしまうと、そこから水が浸入し、外壁材に変形や反り・ひび割れを引き起こしてしまう可能性があるため、細かく確認していきます。

コーキングの一部に塗膜のひび割れありましたが、今回はその場で補修させていただきました。

続いて、軒裏天井の様子です。
塗膜の剥がれ、雨シミがないか確認していきます。

多少、汚れの付着がありましたが、異常があるわけではありません。
塗膜などの異常は見受けられませんでした。

続いては雨樋の様子です。
雨樋のへこみ、取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれがないかを確認していきます。

取り付け金具に緩みはなくしっかりと固定されていました。
このまま軒樋の様子を見ていきますと、竪樋同様塗膜に異常ありませんでしたが、ゆがみを確認することができました。

反対側からも確認してみましょう。

所々小さくゆがんでいるのが分かると思います。これらは雪害による雨樋のゆがみです。
自然災害で生じた雨樋等の被害は、お客様が加入されている火災保険で補修ができます。
補修の費用が保証金額の範囲内あれば、実質無料で補修ができ、自動車保険とは違って保険を使用したことによる保険料の増加もありません。
後日、火災保険を使用した上で、お見積書を作成して補修のご提案をさせていただきます。

これらの以外の付帯部の点検を行い、今回の5年点検が無事に終了しました。
定期的な点検の利点は、事態が重症化する前に発見・対処できるところです。
今回、雨樋の問題が見つかりましたが、こちらは保険で補修ができますし、コーキングも点検のタイミングで対処することができました。
その他、不安なこと、気になることがありましたら、その場でご相談いただけるのも利点だと思います。
お客様の安心・安全のために、最後まで点検に参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

次回は2022年5月に行う7年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。

富澤

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