高崎市にてカバー工法・モルタルリシン外壁塗装工事から3年点検
2020.07.29 1-3年点検
今回は高崎市八千代町にて屋根外壁塗装工事から3年後の様子を定期点検と一緒にご紹介します。
まずは、屋根の様子です。
こちらの屋根は、既存の屋根材にガルバリウム鋼板でカバールーフ工法を施工しています。
カバールーフ工法とは、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を被せる(カバーする)工法のことです。
屋根材を二重に施工しているため、一度雨漏りが発生してしまうと場所の特定が大変困難になりますので、
雨漏りを引き起こす原因となるような表面のメッキのはがれがないか、へこみがないかをチェックしていきます。
また、サビに強いガルバリウム鋼板ですが、全くサビがでないという事ではありませんので、サビの発生もしっかり見ていきます。
サビやへこみ、メッキの剥がれもありません。
次に、モルタルリシン吹き外壁の様子です。
夏は涼しく冬に暖かい、断熱と遮熱の機能を併せ持ち、15〜20年の耐久力もあるガイナ遮熱塗料を使用して塗装しました。
とはいえ、塗料にどれほどの耐久性があっても永年ではありませんので、塗膜の剥離や色褪せなどが起きていないか、
そしてリシン吹き付け仕上げは、外壁表面の凹凸(おうとつ)に汚れが溜まりやすいので、コケやカビなどが発生していないかも見ていきます。
塗膜に異常もなく、コケなども発生していませんでした。綺麗な状態です。
また、今回調査するお家では、2色に分けて塗装工事を行いましたので、もう1色の外壁の状態も確認していきましょう。
こちらはモルタル左官仕上げの外壁ですが、砂などの汚れもなく、塗膜にも異常ありません。
続いて、軒裏天井の様子です。
塗膜の剥がれ、雨漏りの原因でもある雨ジミがないかを確認していきます。
綺麗な状態でした。雨漏りの心配もありませんね。
最後に、雨樋の様子です。
雨樋のへこみ、取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれがないかを確認していきます。
取り付け金具に緩みはなくしっかりと固定されていました。
塗膜にも異常ありませんでした。
他の付帯部の点検も行い、今回の3年点検が無事に終了しました。
1年点検に引き続き、3年点検でも全て塗膜に異常はありませんでした。
塗装から3年とで、まだ経過が浅く、異常がある訳がないと思われるかもしれませんが、異常がないことを確認しておくのと、しないのでは将来的に大きな差が出てくるかもしれません。
早期発見、そして安心できる住環境のためにも、定期的な点検を行ってまいります。
残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
次回は2022年6月に行う5年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。
富澤