前橋市にて屋根外壁塗装工事から3年点検
2020.11.18 1-3年点検
今回は前橋市下新田町にて屋根外壁塗装工事から3年後の様子をご紹介します。
はじめに、コロニアル屋根の様子です。
低価格なのに15~18年の耐久性も備えたコストパフォーマンスに優れた遮熱シリコン塗料を使用して塗装しました。
コロニアル本体には防水性はなく、表面に塗装を施し防水性と耐久性を持たせています。
塗膜が剥離すれば防水機能が低下してしまいますので、塗膜の剥離は起きていないか、
また、屋根の表面が荒くザラザラとしており、そこに溜まる水分によってコケや藻が発生しやすいので、コケや藻は発生していないか。
屋根材のズレ・割れはないか確認していきます。
写真でも確認できるとおり、瓦の割れもズレもありませんでした。
発色も綺麗で塗膜にも異常はありません。
次に、サイディング外壁の様子です。
壁面のカビや藻の発生を抑制し塗膜の劣化も防ぎ、20〜25年と驚異の耐久性を誇る無機(ムキ)塗料を使用して塗装しました。
とはいえ、塗料にどれほどの耐久性があっても、紫外線や自然現象によって塗膜の劣化は起きてしまいます。
塗料の耐久性が有効な状態であっても、紫外線などによって塗膜の劣化は起きます。
また、ボードとボードを繋いでいるコーキングは、サイディングより早く経年劣化してしまいます。
およそ10年を目安としていますが、早ければ5年ほどでコーキング材が縮んで痩せてきます。
劣化してしまうと、そこから水が浸入し、外壁材に変形や反り、ひび割れを引き起こしてしまう可能性があるため、定期的なメンテナンスが必要です。
塗膜の剥離・浮き、変色・色褪せ、コケ・藻・カビの発生、ひび割れを確認するとともに、コーキングが劣化していいないかを確認していきます。
多少の汚れの付着はありましたが、塗膜の状態も良く、異常は見受けられませんでした。
外壁を確認しながらチョーキング現象も確認していきます。
指先で外壁をこすり、白い粉が手に付くとチョーキング現象が起きているということになります。
触ってみますと、チョーキングはありませんでした。
粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。
塗膜が雨風や紫外線などの自然現象から建物を保護する役割を果たしていますので、塗膜の状況を確認するひとつの判断材料となります。
続いて、軒裏天井の様子です。
塗膜のはがれ、雨染み跡がないか確認していきます。
軒天も綺麗な状態でした。
最後に、雨樋の様子です。
雨樋のへこみ、取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれがないかを確認していきます。
取り付け金具に緩みはなくしっかりと固定されており、塗膜にも異常はありませんでしたが、雨樋自体に歪みがありました。
自然災害で生じた雨樋等の被害は、お客様が加入されている火災保険で補修ができます。
補修の費用が保証金額の範囲内あれば、実質無料で補修ができ、自動車保険とは違い保険を使用したことによる保険料の増加もありません。
後日、火災保険を使用した上で、お見積書を作成して補修のご提案をさせていただくことになりました。
これらの以外の付帯部の点検を行い、今回の3年点検が無事に終了しました。
雨樋に歪みが見つかった以外には、建物にも塗膜にも異常はありませんでした。
このような定期点検の機会に、小さくても異常が発見できれば、より早い解決に繋がります。
これからも、安心できる住環境のためにも、残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
次回は2022年6月に行う5年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。
富澤
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