高崎市椿町にてサイディング塗装工事から1年点検
2020.05.28 1-3年点検
今回は高崎市椿町にて外壁塗装工事から1年後の様子をご紹介します。
まず初めにサイディング外壁点検です。
1年前は低コストと耐久性を兼ね備えた遮熱シリコンで塗装しました。
耐久性・品質性・経済性のバランスが良く、建物の塗装で広く需要のある塗料を使用しています。
外壁塗装の塗膜は、太陽光に含まれる紫外線や自然現象、耐久年数によって劣化していきます。
塗膜が劣化すると、雨などの水分を含みやすい状態となり、コケや藻、カビの発生を促し、美観が失われるだけでなく、外壁材自体も傷みやすい状態になってしまいます。
そのため、今回の点検では塗膜の劣化や剥離、構造体に影響を及ぼすひび割れや欠損、色褪せがないかなどを重点的に点検していきます。
塗膜の剥離、ひび割れ、欠損などの異常はありませんでした。
また、サイディングボードの繋ぎ目には、ボードの隙間を埋めて内部へ水や汚れの侵入を防ぐためのコーキング材打ってあります。
コーキングが劣化しひび割れを起こすと、その役割を十分に果たせなくなりますので、コーキングの弾力が失われていないか、亀裂や隙間はないかなども点検していきます。
こちらも、弾力がありコーキングの機能を維持できており、問題ありませんでした。
続いては、軒裏天井の様子です。塗膜のはがれ、雨ジミ跡がないか確認していきます。
軒天はとても綺麗な状態でした。
見上げた時にシミのない軒天が見えると美観が良いだけでなく、手入れが行き届いている印象があり気持ちがいいです。
次に、雨樋の様子です。
取り付け金具のゆるみ、塗膜のはがれがないかを確認していきます。
取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれもありませんでした。
最後に、洋瓦屋根状態を確認します。
本来、瓦屋根は雨水を吸収することがないため、塗装によるメンテナンスが不要なのですが、
このような定期点検時に、瓦のズレ・割れ、漆喰の状態などの確認しておくことができれば、万が一の場合は、早期発見・早期対応ができ、異常がなければ安心に繋がります。
均一に並んだ瓦の様子から、瓦のズレも割れもない様子が見て取れますね。
これらの他にも付帯部の点検を行い、今回の1年点検が無事に終了しました。
工事から1年ということもあり、異常な箇所はありませんでした。
今回が1回目の点検で、異常がある訳がないと思われるかもしれませんが、異常がないことを確認しておくのと、しないのでは将来的に大きな差が出てくるかもしれません。
早期発見、そして安心できる住環境のためにも、定期的な点検を行ってまいります。
残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
次回は2022年5月に行う3年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。